• 食材宅配
  • 関東+福島・新潟・静岡
4.0
  • 質・鮮度 4.0
  • 安全性 5.0
  • 価格 5.0
  • 利便性 4.0
  • 4.0
  • 安全 5.0
  • 価格 5.0
  • 利便性 4.0

安全性と価格のバランスが一番とれている

厳しい放射能検査等の安全性とお手頃な価格
お茶の2Lペットボトルを扱っていない

のんのんデリ(37歳)・4人・4,000円/月

投稿:2017年9月 利用中

総合評価

4.0

今までは近所にJAの直売所やオーガニックコーナーのある大型スーパーマーケットもあり、西日本産の安全な肉と野菜、有機栽培や無添加の食材なども割と簡単に手に入る環境でした。

…が、1年前に引越してから、それらが見当たらず、さらには急坂の上に住むという地理的な状況も加わって、生まれて初めて宅配サービスを利用することに。

いくつか比較検討し、食の安全にはこだわりたいが、毎月出せる金額も考えて「パルシステム」を選びました。「パルシステム」の食材は、国よりも厳しい放射能検査の実施、遺伝子組み換え原料や化学調味料は不使用など、私が食材を選ぶ際のチェックポイントはほぼクリアしています。

味も、「秋川牧園」や他のオーガニックショップのもののように感動まではいきませんが、この味で安心なら上等という感じのものが多いです。また、絶えず改良されていて、カタログでは産直原料の割合を増やした、薄味にしたなどの報告もよく見かけるので頼もしいです。

ただ、私自身が計画下手で、急な出張が多い主人がいるなど、完全にこちら側の事情ですが、注文から配達まで1週間かかる宅配サービスのシステムに未だに適応できていません。

きっと上手に使えば、食材を使い回せたり、節約もできたりするのでしょうが、結局我が家は地元のスーパーマーケットとの併用ですし、食費も高くついています。課題は多いですが「パルシステム」自体には満足しています。

  • 無塩せき、リン酸塩、化学調味料も不使用
  • 加工品も鹿児島産原料のものが手に入る
  • パルシステムオリジナル商品が豊富
  • 食の意識が高い人も満足できるお米

Q. パルシステムを選んだ決め手は?

我が家が続けられそうな価格帯の中で、最も安全性にこだわっていると感じたのが「パルシステム」でした。食の安全性といっても、放射能汚染の少ない地域のものかどうか、また、自然界に存在しなさそうなカタカナ名の添加物が多く入っていないかをチェックする程度ですが、「パルシステム」はこのどちらの心配にもよく応えてくれていると感じます。

たとえばウィンナー。我が家のお弁当のおかずに最多出場なのですが、まず国産豚肉使用かどうかという時点で地元のスーパーマーケットに並ぶウィンナーの多くは振るい落ちてしまいます。さらに、発色剤不使用…いわゆる無塩せきのものはまだ見かけますが、無塩せきでリン酸塩も不使用、化学調味料も不使用となるとかなり限られます。

「パルシステム」のポークウィンナーは、これら全てクリアしています。

また、私にとって重要なのはこれだけこだわる割に、価格は抑えられているということです。他の宅配サービスでは、ここまでこだわったウィンナーはないか、あるいは国産豚肉というだけでなく自社農場の豚肉のみを使用し、さらに無添加という、もっと安心なウィンナーもありましたが、今度は毎週買い続けられるような値段ではありませんでした。

私にとって、安全性と予算の折り合いが付くのが「パルシステム」なのだと思います。

Q. 他の食材宅配も検討しましたか?

「おうちCOOP」や「秋川牧園」「オイシックス」「生活クラブ」については、公式サイトを見たり、お試しセットを取り寄せたりと一通り検討しました。

食の安全ということでいえば、「秋川牧園」は鶏肉ひとつとっても徹底されています。産地をいずれも西日本に限定し、エサも無農薬のトウモロコシなど100%植物性飼料のみで飼育といったように。

また、牛肉も乳製品も西日本産です。放射能汚染の度合いを考えると西日本産がやはり安心で、それが手に入りづらい関東圏在住の身にはそれだけでも大きな魅力です。

・・・が、やはり他の宅配サービスよりも商品そのものや送料も割高で、我が家には手が届きません。扱う品目が少ないのもありました。

「オイシックス」も品質を考えれば妥当ですが、納豆1パックがいずれも200円近くすること、送料が高くつきそうなことがネックになりました。また、どちらかといえば野菜に力を入れているようで、当初野菜はスーパーマーケットで直に見て選びたいと思っていたので、こちらも選択肢から外しました。

残ったのは生協系の3社ですが、「おうちCOOP」は地元のスーパーマーケットでも見かける商品が多く、これならばそのスーパーマーケットの即日配達システムを利用するのとあまり変わりません。正直、放射能検査の基準や添加物の使用、産地へのこだわりに関しては、「パルシステム」と「生活クラブ」の方が厳しくしている印象です。

たとえば産地も「おうちCOOP」では茨城県などと都道府県名の表記ですが、「パルシステム」や「生活クラブ」では茨城県谷田部などと地域まで絞られます。そして「パルシステム」と「生活クラブ」では「パルシステム」の方が少しだけ安く、お菓子や飲み物などの品数も多いのでこちらに決めました。

Q. パルシステムはどんな人におすすめ?

計画性のある人、それに尽きます。食材は余らせてもいけないし、足りなくてもいけない。注文のタイミングをしっかり見極められる人でなければ使いこなせないかと…。

私は、お米は重量があり、毎日食べるものだからこそ美味しさや安全にもこだわりたいので、宅配サービスで買うべきものNo.1だと考えているのですが、注文のタイミングが意外に難しいです。

子どもが預かり保育になり急にお弁当が要るとか、夫の泊まりがけの出張が入ったとかで消費のペースが早くなったり、遅くなったりと読み切れず…。配達日前に切らしてしまい、慌ててコンビニで2合の少量パックを買うことも、逆に使いきれないまま次のお米が到着して、狭いキッチンで置き場所に困ることも何度かありました。

お米でさえこうなので生ものや消費期限が早いものはもっと難しいのですが、どの食材がどれぐらい要るのか、ある程度見通しが立つ人にはおすすめです。

この他に、宅配サービスにおいては地元のスーパーマーケットとどう使い分けるのか、カタログの紙面やWEB上の商品画像だけで、おおよその質や量の見当が付けられるかどうかの判断力も必要だと思います。

Q. よく注文する、特におすすめの商品は?

産直大豆の厚あげ 220g (181円)

国産大豆使用で消泡材も不使用。揚げた外側の部分もベチョっとしていません。生地がしっかりしています。

北海道冷凍栗カボチャ 500g (322円)

他だと電子レンジにかけると水っぽくなったり崩れたりしますが、こちらはホクホク感が保たれるので重宝しています

までっこ鶏お弁当唐揚げ 230g (430円)

皮部分もカリッと、おうちで揚げたような自然な味わい。パサパサしないので気づかないぐらいですが実はモモ肉でなくムネ肉使用です。

こんせんプレーンヨーグルト 400g (203円)

市販の固形ヨーグルトでは、ゼラチンっぽさや水っぽさを感じることもあるのですが、こちらは北海道産の生乳100%で、しっかりヨーグルトの味を感じられます。

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内容

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食材の質・鮮度

4.0

野菜に強いパルシステムと言われるように、宅配でありながら鮮度のよい野菜が手に入るのはありがたいです。生活クラブの方も、お試しの案内に来た際に「野菜はパルシステムさんには正直叶わないが…」とおっしゃっていました。

たとえばオクラは良いものと悪いものの差が激しい代表的な食材ですが、パルのオクラは青々していてピンと張り詰め、お味噌汁に入れても崩れない丈夫なオクラです。それでいて種部分は柔らかく、食べた後にエグミが残ってしまう感じもしませんし、冷蔵庫内に直に保管しても変色するのがスーパーのものよりは遅く感じます。

ただ、やはり野菜ですので、安定した供給には限界もあるようです。季節の終わりがけに注文すると、たまにシワが出始めたオクラが1~2本混ざることもあります。オクラやプチトマトなどの数個まとめ売りする野菜は、スーパーマーケットで直に見て購入したとしてもハズレはあるので仕方ないことですが…。

さらに私は角オクラが好みですが、生産状況によっては丸オクラに変更されることもあります。目で見て直に選ぶことのできない宅配の割には、という前提ではありますが、野菜の鮮度には概ね満足しています。

食材の安全性

5.0

食材は、とりあえず国産を選べばいいのではないかと思っていたところに起きた東日本大震災。専門知識もないままに放射能汚染の恐怖だけがあり、福島県産・宮城県産・茨城県産というだけで購入をためらってしまっていました。

特に、海はつながっているため三陸沖だけでなく日本近海はもう全て危ないなどという、やや感情的なサイトも見ていたので、どのようにしたら安心な魚貝類を探せるのかが悩みでした。そのサイトの信ぴょう性はさておき、スーパーマーケットの魚に国産や太平洋産などと曖昧な表示が多いのは事実です。

そんな私に、国よりも厳しい基準で放射能検査を実施する「パルシステム」の食材は心強く映りました。希望すれば、放射能測定結果の用紙も配達してもらえます。以前はやみくもに避けていた土地のものでも「検出せず」の文字を見ると安心できるので、今では、三陸産のワカメやいかそうめんなども購入、美味しく頂いています。

価格

5.0

安全性にこだわりつつも、価格は抑えるという売り文句の通りだと思います。材料や製造方法にこだわったパルオリジナル商品でも、市販のものより少し高いぐらいで品質的には妥当な価格だと思います。

価格があまり変動しないのも有難いです。パルシステムの説明に来た方が「農家さんと直接契約していて、天候で価格が左右されることがスーパーマーケットより少ないんですよ」ともおっしゃっていました。

また、市販のものですが、私の好物の「雪印カマンベールチーズ」も、地元スーパーマーケットでは298円~450円ぐらい幅が出るのに対し、パルシステムではだいたい315円前後で安めに安定して出ているので、スーパーマーケットの買い物よりも高くついてしまう印象はあまりないです。

また、生協系の宅配サービスはベイビー割、キッズ割など子どものいる家庭に手数料割引があり、一定金額以上の購入時には送料無料など各種さまざまな割引があるので、うまく使いこなせたら節約にもなるのかもしれません。

利便性・サービス

4.0

注文方法は、手書きで注文用紙に記入して提出する方法、webサイトかアプリでの注文かを選ぶことができます。特に煩わしい操作はありません。

ただ、私はアナログな人間なので、スマホ片手にカタログを見ながら、WEB注文するという、どっちつかずの半端なスタイルをとっています。スマホの画面では商品画像が小さく見づらいのもありますが、カタログの方が1ページに似た商品が並ぶので、比較検討しやすいからです。

ただし、WEBで商品を見て、WEBで注文して完結するスタイルであれば、カタログ配達を止められるのでゴミは増えないと思います。

毎週「コトコト」という主力の分厚い食品カタログの他に、お取り寄せスイーツや旬の食材特集を扱う「食楽広場」、地域のイベントや教室のお知らせ、エアコンや布団クリーニングなど季節の広告など各種入るので、情報収集にはなるのですが結構なゴミの量になってしまいます。

回数は決して多くないのですが、商品受け取り時に配達員がCOOP共済や地域のイベント案内をしはじめることがたまにあり、忙しい時や子どもが騒ぎ出してしまう時には困りました。ビシッと断れる方なら問題ないと思います。

帰省などで1~2週間休会する際の電話対応は毎回丁寧で、嫌な思いをしたことはありません。

  • スマホよりカタログの方が比較検討しやすい

Q. 不在時の取り扱いは?

オートロックのマンションに住んでいるのですが、同じマンション内に組合員が何名もいるので、誰かが不在でも誰かは開錠するため、配達員は玄関先まで来ることが可能です。不在の場合にも、玄関先に置いた発砲スチロール製の専門ボックスに保冷材を付けて届けておいてもらえます。

留守といっても、これまで到着後2時間以内には受け取っていたので、冷凍食品が溶けてしまうトラブルなどはありませんでしたし、破損や盗難なども起きていません。

再配達では配達員に再度連絡して時間調整し、家にずっといなくてはならないのが煩わしいので、もしこのような仕組みであれば宅配サービスは私には続けられなかったかもしれません。

  • 留守時は玄関先に置いてもらえる

食材宅配 全般 Q&A

Q. 「食材宅配使ってよかった!」と思う瞬間は?

手先が不器用で料理は苦手なので、料理セットや冷凍食品で美味しいものに当たると私も家族も嬉しくなります。「広島県産カキフライ」は、市販での大粒カキの入手しにくさ、それを揚げるだけにしておいてもらえる簡単さから、シーズン中は何度もお世話になりました。

ただ、なんとなくですが、カキフライやエビフライなどはぷりっと美味しくできますが、白身魚のフライやサーモンカツレツなど元からボリュームが薄いものはあまり美味しくない気がします。まだまだ種類がたくさんあるので、色々試していきたいです。

また、「コトコト」という主力の食品カタログとは別に、「食楽広場」というチラシが毎週入ってきます。夏なら、有名店のアイスクリームやゼリー、水ようかん、鰻の季節に鰻特集、冬のラーメン特集などさまざまな特集が組まれています。そこで、美味しそうなものや前から食べてみたかったものなど見かけると、ついつい買ってしまいます。

このあたりも我が家の食費が高くついてしまう敗因です。ただ、今はデパ地下や物産展にもあまり行けませんし、自分も周りの友人も幼い子どもがいることが多く、ランチというとファミレスのような場所になってしまいますし、おしゃれなカフェともご無沙汰で、その代わりに・・・と言い訳をして、毎週楽しみにしています。

特にアイスクリームは家族全員の好物ですし、溶けないように急いで自宅まで持ち帰るのも大変なので、しょっちゅう注文しています。

Q. 食材宅配の選び方は?

「重たいものや溶けるものを運んでほしい」、「地元で手に入らない安心安全な肉・魚がほしい」「買物に行く回数を最低限にしたいから、食品だけでなく日用品なども宅配サービスでまかなえるようにしたい」など、自分自身が宅配サービスに何を求めるのかを、まず明確にすることだと思います。

宅配サービスにもそれぞれ特徴があり、安心な豚肉や乳製品が得意、やや高めだが新鮮な野菜が豊富、スーパーマーケットの商品とそう変わらないが安価など得意分野が違います。それと自身の希望や生活スタイルを紐づけして検討することが大事です。

「パルシステム」は扱う品数も多く、価格も質も平均より少し上あたりのベーシックで使いやすい宅配サービスです。スーパーマーケットのものとは一線を画すけれども、それほど値段は高くはないという点で、宅配サービスが初めての方から食の意識が高い方まで、幅広い人にオススメできます。

味はもちろん、適当な量などは実際に使ってみないと分かりません。COOP系の宅配サービスは、出資金など入会金にあたる費用は退会時に戻ってくることが多いので、まずは「パルシステム」からスタートして、さらに安全性や美味しさを追求したいとか、もう少し価格を安く抑えるようにしよう等決めるのがいいかと思います。

Q. スーパーとの使い分けなど食材宅配を無駄なく活用するためのコツは?

宅配サービスの一番の難しさは、やはり注文から配達まで数日かかってしまうことです。先々の予定を立てて必要な量を注文し、無駄なく使いきるために家族のスケジュールや1週間の大まかなレシピ、過去の注文履歴など、いろんな角度からじっくり考える必要があります。

ただ、我が家は主人に急な出張が入ることが多く、半月に1~2度は「明日と明後日は弁当も夕飯も要らない…」となってしまい、先々の計画が立てづらいのがまずあります。このため、どうしても生肉やお刺身などの購入をためらい、地元スーパーマーケットでの買い物の方が多くなりがちです。

ある程度、料理上手というか、作り置きやフリージングを活用できる方ならば、食材を腐らせることなく先送りできるので問題ありませんが私は全然うまくできません。その上、私はスーパーの見切り品や割引品にも手を出し、そこからその日の献立を組み立てるような場当たり的な人間でもあり、宅配サービスというシステム自体が合っていないのだと思います。

結局、私は地元のスーパーマーケットでは見当たらない安全性の高い冷凍食品や子どものお菓子、重たいお米やトイレットペーパーなどでの利用が主になってしまっていますが、他の食品についても、もっと思慮深く行動できる人が利用すれば、お得に安全なものを手に入れられるのだと思います。

投稿者情報

プロフィール 37歳・女性・神奈川県・専業主婦・家族の人数:4人
利用期間 利用中
月平均利用額 4,000円
月の食費全体 60,000円
重視した点 安全性、価格
必ず購入するもの お米、お菓子
配送日・配送時間 月曜日時間帯が地域ごとに決められている

定番満足おためしセット

内容

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2:お子様が1歳まで宅配手数料無料
3:人気商品42品 4週連続10%OFF
お試しセット申込 http://www.pal-system.coop/

会社情報

食材宅配会社名 パルシステム
対応地域 関東+福島・新潟・静岡 >>詳細は公式サイト
*一部除く
配達日時 日にち・時間指定可
宅配手数料

200円
お子様が1歳まで宅配手数料無料
お試しセット後、最大6週連続無料

入会費 出資金:1,000~2,000円。退会時に全額返金。
その他費用 無料
支払方法 クレジットカード・口座振替