• 価格・料金体系
• 知人の紹介

当時4歳の息子を持つシングルマザーでしたので、普通に恋愛をして結婚、という形は望めないと思い、結婚相談所への入会を決めました。

知人の旧友で、日本仲人連盟に所属する個人の結婚相談所をやっている人がいるときいたので紹介してもらいました。他の大手結婚相談所よりリーズナブルで、親身になって相談に乗ってもらえそうだったのでそちらを選びました。

知人の紹介であったため、失礼があってはいけないと思い、他は特に検討しませんでした。協会所属の結婚相談所、といっても実際は個人なので、他と掛け持ちできるほどクールには付き合えなかったのだと思います。

精神的にも藁にもすがるような気持ちであった為、その人と他とを比較する、という考えは起こりませんでした。これで出会いがなければ結婚相談所を変える、という考えはなく、自力で相手を見つけるしかないと思っていました。

相談にのってくれるのは個人ですが、後ろ盾が大きく、ネットワークも広いことが安心感につながっています。個人で集めてくるお見合い相手ばかりでなく、仲人同志のつながりで全国の支部から集めてもらえるので、幅広く出会うことができるのが強みです。

私がお願いした方は年配の女性でしたので、会員（依頼者）を自分の子供と同様に捉え、親身になって相談にのってくれるところがありがたかったです。

会社組織のようなドライな関係ではなく、半分家族のような感覚でいられたため、付き合っていくうえでの居心地の良さを感じていました。

3回目のお見合いで3カ月以上のお付き合いに結び付き、お互い合意もあったため、成婚という形で退会しました。

成婚料を払ったあと、相手が「3カ月以内には結婚するが、婚約はしない」という意味不明なことを言い出し、1週間以上話し合いましたが一向に理解できず、破局となりました。

その時点でお見合い自体にも疲れていたため、結局相談所に戻ることはしませんでした。少し時間が経ってから報告はしましたが、成婚料は戻ってきていません（こちらから要求もしていません）。相当の痛手でしたが、勉強料だと思っています。

幼い息子を抱えるシングルマザーで、恋愛をしようにも誰かに預けなければならず、親公認でのお付き合いでなければ相手を探すことすらできないと考えたのがきっかけです。

お見合いなら公然と認めてもらえますし、またお相手についても親と相談しながら客観的に探すことが出来ます。

もし見つからなくても、一度結婚に失敗した身ですし、たくさんの男性に出会って自分の目を養うのにもいいのではないか、と思い、入会しました。

いきなり個人に頼むのではなく、大きな組織で幅広く見つけられる方がいいと思います。

お金に余裕があればいくつか掛け持ちするのが理想的なのでしょうが、現実的ではないので、まず自分で払っていける価格かどうかを考えることが重要だと思います。
結婚は、あくまでも自分のことですので。

もちろん安くても怪しいところではなく、組織としてしっかりしているかを見極めるべきです。あとはそれに頼りすぎず、自分で相手を探す目を常に持つことも大切です。

会社以外に出会いがない、という方ももちろんですが、いままであまりお付き合いをしたことがない方や、していても長続きしなかった方には特にオススメです。

自分の行動範囲以外でいろいろなお相手と知り合うことができますし、断られるケースもありますので自分を見つめ直すきっかけにもつながります。

普通の恋愛ですと次の恋愛まで1年や2年かかってしまうことも多いでしょうが、お見合いなら、ダメでも短いスパンで見つけられる可能性がありますので、そのぶん磨く機会も多いといえます。

また、学歴や収入、結婚歴などが最初から明かされていますので、そういう面を気にされる方にも安心です。

結婚相談所以外での出会いです。相談所を退会後、会社の上司だった今の夫と結婚しました。

1年半ほど会社の本部の同じ部署で仕事をし、その後相手が栄転で営業店に行きました。メールなどのやりとりや電話で話をしたり、子供を含めて何人かで飲むことはありましたが、特に付き合うということもなく2年ほどが経ちました。

その間に私は結婚相談所に入会し、婚活をしていました。
手痛い破局を経験し、もう結婚なんて…と思っていたときに、今の夫を含む数人で飲む機会がありました。
その後頻繁に連絡をとるようになり、相手から「ビンゴで当たったチケットがあるから、子供も一緒にディズニーランドに行かないか」という誘いがあり、最初から3人でデートすることになりました。

ディズニーランドは結局、付き合ってしばらくしてから行きましたが、2回ほど3人で出かけた後、相手から交際を申し込まれました。

仕事で出会った時の印象は、電話などの口調も強く、正直苦手なタイプでした。
同僚の女性とも毎日悪口を言い合っていたほどです。

ただ女性にはとても低姿勢で、立場の弱い人には全力で力になってくれる人でもありました。
彼の目に私は「子供を抱えて頑張っているシングルマザー」と映っており、後で聞いた話では実家でもそう話していたようです。

付き合い始めてからはがらりと印象が変わりました。
口調が強いのは仕事上だけで、争いを好まず、とても穏やかな人だということがわかりました。
子供があまり得意そうではないのに（義母もそこを心配していました）、私の子供を完全に自分の子として愛してくれています。もちろん子供もすぐになつき、本当の親子以上の関係だと思っています。

私に苦言を呈したり、ダメ出しをすることもありません。
常に「ありがとう」「ごめんね」を欠かさない人です。
私が何か失敗したり、できなかったことを謝ると、いつでも「何の問題もない」と明るく受け流してくれます。

なので、結婚して3年が経ちましたが、一度もケンカをしたことがありません。

夫からです。
付き合い始めて4カ月目にプロポーズを受けました。
プロポーズの言葉は普通に「結婚しよう、みんなで幸せになろう」でした。

なかなか言い出さないので、半分こちらからタイミングを仕向けましたが。

まずは自分のつまらないプライドを捨てる事です。
白馬の王子様は、いません。

自分をいかにアピールし、相手に「結婚したい」と思わせるような振る舞いを心がけました。相談所に入会し、最初のうちは「自分にはもっと条件のいい人がふさわしい」と思いあがっていましたが、断られることも多く、だんだん謙虚になっていきました。

大切なのは自分が「幸せになりたい」ではなく、相手に「この人と結婚したら幸せになれる」と思ってもらえるかどうかです。

料理や家事は、共働きが主流の現代ではさほど重要ではないかもしれませんが、やはり男性はそういった面も重視しているように思います。

また、尽くす、という言葉が良いか悪いかはわかりませんが、相手を尊重し、相手の望むことを精一杯読み取って、自分を捨てて相手のために行動する、という気持ちを態度や行動で示すことが一番大事だと思います。

結婚相談所に入会すると、出会いのチャンスが増える分、傷つくリスクも高くなります。中には人間的に問題があったり、ときに危険な人も、ゼロではありません。

ですが、それこそいままで自分で気付くことのできなかった「結婚力のなさ」を学ぶチャンスだと思います。慰めてくれるだけの友人ではなく、プロの相談員がいますから、すべて委ねてみて、自分が求める本当の相手を見つける力を手に入れることにこそ、相談所の真価があると考えます。