総合満足度 取引コスト 取引画面 モバイル対応 注文機能
4.04.0 3.0 5.0 4.0 5.0
良かった点
注文機能に様々なバリエーションがある
不満な点
手数料が高い
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公開日:2014/10/12

総合満足度4.0 4.0

p_patioさん(男性・52歳・東京・パート)
株式投資歴
  • 3年1ヶ月(2011年7月〜現在) *2014年8月現在
    • 上級者
今まで出した利益
  • 損失が出ている
*直近1年での利益:
  • 10万以上/年の損失
利用期間
  • 3年1ヶ月(2011年7月〜現在) *2014年8月現在
利用経験のあるその他のネット証券
  • SBI証券
  • GMOクリック証券
  • 松井証券

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

売買の執行条件として、指値・逆指値・成行以外にも、W指値・±指値・トレーリングストップ・時間指定注文・引け前訂正指値がサポートされていて、ユーザーの生活スタイル・取引スタイルに応じて注文することが可能です。

時間のない方でも事前に価格設定や時間設定をしておくことで、最良の取引を行うことができます。ここまで執行条件がサポートされている証券会社は他にないと思います。

また、操作はメニュー方式で直感的に分かり易く、取引画面ではリアルタイムに価格が更新されるなど、初心者でもすぐに取引できます。

取引手数料がもっと安くなってくれれば、言うことなしです。

カブドットコム証券を選んだ決め手は?

  • 注文機能の多さ

日経225先物Miniの寄り引きトレードをしていたのですが、当時、私はフルタイムで働いていて時間が取れず、AM9:00前に注文することはできても大引け(15:15)で成行き決済することができませんでした。

そこでネットで調べてみると、カブドットコム証券には「引け前訂正指値」という執行条件があり、事前にこの条件で注文することで大引けでの成行き決済を行うことができました。

この他にもカブドットコム証券では多彩な注文機能がサポートされています。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

すべての証券会社と比較・検討しましたが、当時はザラ場中にクロージング指定で注文できる証券会社はカブドットコム証券しかありませんでした。

現在はクロージング指定注文ができる証券会社も多いようですが、証券会社によってその注文方法・名称が異なっているのが分かりづらいところではあります。

カブドットコム証券の不満な点をお聞かせください。

スイングトレードのような期間の長いトレードをする人には大きな問題にはなりませんが、手数料が証券会社の中では中程度なので、スキャルピングのように1日に何度もトレードをする人にとっては、もっと手数料の安い証券会社の方が向いていると思います。

手数料・取引コスト3.0 3.0

なぜ初心者にとって重要か
取引の度に必要なコストであり、利益を出すためには手数料が少ないことが重要です。

手数料は取引の度に必要なコストであり、ユーザーにとっては安いほどありがたいものです。具体的に言うと、A社の株を1000円で買い、同値(1000円)で決済した場合、手数料分の赤字となってしまいます。スキャルピングなど、取引を頻繁に行う人ほど、手数料の負担は重くのしかかってきます。

平成26年8月28時点のカブドットコム証券の日経225先物の手数料は、ラージ1枚が475円、ミニ1枚が49円(それぞれ片道あたりなので、往復(注文と決済)では、その倍のコスト)であり、証券会社の中では中レベルです。

従って、頻繁に取引をする人は、もっと手数料の安い証券会社を利用した方が良いでしょう。ちなみにGMOクリック証券の日経225先物の手数料は、ラージ1枚が280円、ミニ1枚が39円(平成26年8月28時点)とかなり安いのですが、必要証拠金が他の証券会社よりも高く設定されているなどのデメリットもあります。

取引画面の使いやすさ・見やすさ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
画面が分かり易いと、適切なタイミングで注文が出来、誤発注の心配も少なくなります。(特に誤発注は初心者にはつきもので、これで大損することもあります)

ネットでの株取引をしていく上で、取引画面の分かり易さ、操作のし易さはとても重要なポイントです。証券会社によって取引画面のデザインは見事なほど全く異なっていて、それゆえに画面の分かり易さは証券会社を選ぶ際のポイントとなってきます。

カブドットコム証券の取引画面は、取引ボードがリアルタイムに更新されるので直感的に分かり易く、スピーディーに注文でき、誤発注の可能性も低いです。特に初心者には誤発注はつきもので、場合によっては大損することもあります。

モバイル対応4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
移動中など、パソコンが近くにないときにも、急な売買をしなければならない局面があり、そのためにモバイル対応は必須になります。

外出中や移動中でも、急な株価の変動により売買をしなければならない局面があり、このような時のためにモバイル対応されていることが必須です。

カブドットコム証券では、スマホサイト・モバイルサイトがサポートされていて、モバイルからの株価の確認や注文発注、入出金処理などが可能です。画面や配色がPCサイトに合わせた画面になっているので、操作もしやすいです。

スマホ・モバイルサイトは、PCサイトと比較して不具合が起きやすいので、利用するユーザーは注意することが必要です。

注文機能の多さ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
ユーザーはいつも画面の前にいることはできないので、事前に設定しておくだけで思い通りの取引ができるよう、注文機能が充実していることが必要です。

株のネット取引において、私が最も重要視することは「注文機能の多さ」です。株取引で利益を出すためには、少しでも有利な条件で発注・決済注文をしなければなりません。

ユーザーはいつも注文できる状況にあるわけではないので、株価が動いたことを想定してあらかじめ注文しておく機会が多くなります。

カブドットコム証券では、売買の執行条件として、指値・逆指値・成行以外にも、W指値・±指値・トレーリングストップ・時間指定注文・引け前訂正指値がサポートされていて、ユーザーの取引戦略に従った注文をすることができます。

初心者へのアドバイス

そのほかに初心者におすすめのネット証券会社はありますか?

他のおすすめのネット証券会社
    • SBI証券

SBI証券には、HYPER SBIというツールがあり、リアルタイムで分足チャートや出来高を表示でき、更に必要に応じてチャート内に、移動平均線やボリンジャーバンド・ストキャスティックなど数十種類の指標を表示させることができます。
これから株について真剣に取り組みたいと思っている初心者の方には、心強いツールになると思います。

口座はいくつ開設するべきですか?

最低2つ以上の口座を開設すべきです。ネット証券では、いきなりシステムダウンすることがあり、売買したいときにできない状況があり得ます。2つ以上の口座を持っていると、そのようなときでも別の証券会社の口座で注文売買を行うことができます。

最も困るのは、「買い」で建て玉を持っているときに相場が暴落し、その際の取引量の急増により証券会社のシステムがダウンした場合です。別の証券会社に口座があると、このような場合でも反対の売買を行うことでそれ以上の損失を相殺することも可能です。

口座にはいくら入金するべきですか?

日経225先物取引では、最低で必要証拠金の2倍、余裕を見るなら3倍の入金が必要です。私は当初、必要証拠金の1.5倍の入金で取引をしていましたが、相場が大きく逆方向に動いたときは取引余裕額がマイナスになり、翌日までに不足金の入金(追証金)を迫られることになりました。

このように取引が破たんしないように、取引金額の倍以上の入金、逆に言うと取引額を入金額の半分以下に抑えた方が良いです。

どんな銘柄にするべきですか?

個別銘柄を選ぶ際は、雑誌などの情報に従うのではなく、自分の目でリアルタイムのチャートを見て判断した方が良いと思います。その方が自分自身の勉強にもなりますし、自分の責任でトレードを行っている自覚にもなります。

私は最初から個別銘柄を選ぶのはリスクがあると考えていましたので、日経225先物の取引をしてきました。

日経225先物はどんなに株価が上下動しても1日に3%前後の変動なので、個別銘柄のように1日で10%以上変動することはまずありません。これは考え方にもよりますが、日経225先物を取引対象とするのも選択肢としてあると思います。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

まずは注文方法(指値・逆指値・成行)の勉強が必要ですが、これはネット検索で理解できると思います。一歩進んで勉強するには、ボリンジャーバンドや移動平均線などの各種指標や利益を出すための取引タイミングの理解が必要になります。実際にこれらの指標に従って取引をするしないは別として、最低限の知識として持っておきたいです。

また、ネットには様々な株取引に関するサイトがありますので、その中で信用できるものをモニターすることも勉強になります。商材目的の営利サイトも多く存在するので気を付けてください。

私は以下のサイトを毎日モニターしています。

ついてる仙人の「株式投資」「日経225先物」と「ありがとう」で幸せになるブログ
http://tuiterusennin.blog109.fc2.com/

取引する上で注意することは何ですか?

最もやってはいけないことは「塩漬け」と言って、株価が逆方向に動いたときにずっとそのまま保持してしまって、取り返しのつかない価格までほったらかしにしてしまうことです。

エントリーする際に、逆に動いたときはどこで損切りをするかを決めておいて、その価格になった時は強い気持ちでロスカットすることが必要です。

なかなか難しいことですが、ロスカット価格を論理的に説明できる価格(ここまで下がったら、しばらくは上昇しないことの根拠のある価格)を勉強によって理解すると躊躇なくロスカットできるようになるのではないかと思います。

「誤註文」にも気を付けてください。気をつけていても初心者には必ずあります。最も多いのは「買い注文」と「売り注文」を間違えること、次に多いのはエントリー枚数の間違いだと思います。エントリーした直後には、毎回注文が思ったとおりに行われたかどうかを画面で確認するようにしてください。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

父が投資信託を運用していて、リーマンショックのときに400万円ほど資産が減少しました。そのときに何とか損失分を取り戻せないかと、株に興味を持つようになり日経225先物(Mini)の取引を始めました。父の投資信託はその後徐々に持ち直し、今では幸いリーマンショック前の状態に戻りました。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

取引でマイナスになることへの不安が大きかったです。小遣いの範囲なら大丈夫だろうと低額での取引を始めましたが、結果的には大きな額での運用をすることになりました。

これから株取引を始める方は決して生活費には手を出さず、最悪なくなっても構わない余剰金での取引をおすすめします。

株取引の魅力は何ですか?

株取引の魅力は、なんといっても取引によって資産が増えていくことです。自分が思い描いていたとおりに株価が推移した時の喜びは天にも昇る気持ちになります。

でも、損をすることも当然ありますので、トータルでプラスになるように堅実な取引をして、安定して利益を出し続けるようになると本当の株取引の魅力が分かるのではないかと思います。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

2013年5月の大暴落の日に、日経225先物を「買い」でエントリーしていて、ロスカット設定もしていなかったので、1日で大損してしまいました。この日に大損をして、株の世界から退場した人はたくさんいるようです。

私は、この日以来、エントリー枚数を少なくして、ロスカット設定をして、堅実に取引を行うようにしました。痛い思いをしないと分からないことも株の世界にはあるようです。

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