マネックス証券を選んだ決め手は?
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私が口座を開いた14年前は、まだ店頭の証券会社の電話による取引が主流で、取引手数料も高く、ネット証券は馴染みがありませんでした。当時アメリカ人の友人が、オンラインで手軽に株取引しているのを見て、自分も興味を持ち、日本にもないか調べてみました。
日本では1999年10月から株式委託手数料が完全自由化になったので(それでも当時は株式売買手数料が約定金額100万円までは1000円から1500円しましたが)、松井証券やマネックス証券などがあり、申し込んでみました。手数料はどちらも変わらない印象でしたが、マネックスのみ取り扱いの商品もあり、商品レンジが広い感じがしたので、マネックスに決めました。
オンライン取引は、当時はパソコンをダイヤルアップで接続しての取引だったので、通信速度は決して速くありませんでしたが、わざわざ証券会社の営業担当に連絡するよりは手軽な印象を持っていました。
他のネット証券と比較・検討しましたか?
当時は松井証券と比較検討しました。老舗の松井証券と、新参者のマネックスでは、独自投資信託の販売や口座維持手数料無料といった、マネックスの方が新しいことに積極的に取り組んでいる感じがしました。
松井の信頼性かマネックスの新しさで迷いましたが、信頼性よりもこれからどんどん新しく面白いことをやってくれそうなマネックスを選びました。マネックスの企業理念でもある「徹底したコスト管理」は、当時は横並びだった取引手数料にも今後反映してくれるのではないかと期待していました。
マネックス証券の不満な点をお聞かせください。
NISA 以外にも、米国株・米国の投資信託に投資しています。米国株の取引画面もNISA・国内株式の画面とは全く異なっています。デイトレーダーならそれぞれの異なる画面にもすぐに慣れると思いますが、毎日取引しない人たちにとって、それぞれ違った作りの画面は非常に分かりづらいので、複数の口座をたまにしか取引しない初心者の方にはあまり向いていないかもしれません。