総合満足度 取引コスト 取引画面 情報サービス 取扱商品
4.04.0 5.0 2.0 5.0 5.0
良かった点
豊富な情報提供、手数料
不満な点
取引画面の使いづらさ、携帯用FDが無い
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公開日:2014/12/10

総合満足度4.0 4.0

NRodさん(女性・41歳・神奈川・会社員)
株式投資歴
  • 14年(2000年11月〜現在) *2014年10月現在
    • 中級者
今まで出した利益
  • 利益は出ている
*直近1年での利益:
  • 利益と損失トントン
利用期間
  • 14年(2000年11月〜現在) *2014年10月現在
利用経験のあるその他のネット証券
  • マネックス証券

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

マネックスの良いところは、顧客の投資知識レベルに関係なく、投資について学ぶ機会を沢山与えてくれるところです。毎日オンラインセミナーは開講していますので、初心者の方も気軽に参加できるし、また年に数回、会場にて著名なトレーダーや経済評論家を呼ぶセミナーも開催しています。

会場型セミナーでは、今後の国内・世界の経済動向や注目すべき銘柄、そしてマネックスの新しい投資ツールなどもあれば教えてくれます。最近は人気があり、抽選から外れることもありますが、最低年に1回は参加します。参加者は、定年退職世代の方が多い印象を受けますが、また30代位の若い方もちらほらと見かけます。

以前、会場型セミナーで教えてもらった銘柄に投資し、今は40%強の含み益がありますが、セミナーへ行くまでは知ることのなかった銘柄だけに、勉強になっただけでなく、利益も出せているので、行ってよかったなと思っています。

一方で改善点は、携帯でかけられるフリーダイヤルのコールセンターが無い点です。コールセンターへの問い合わせ頻度は年に1、2度なので、ネット証券会社選びで初心者が重視すべきポイントからは外していますが、以前、確定申告についての問い合わせの際、一般的な回答しかしてもらえず、本当に自分のケースに該当するかは「税務署へお問い合わせください」とのことでした。

通話料がこちら持ちで、さんざん待たされてその回答じゃ、Webページの「よくある問い合わせ」に記載をしていただくか、最初から「税務署へ問い合わせて」と言ってくれればいいのにと思いました。

楽天・SBI・松井・GMOクリック証券など、多くのネット証券会社は携帯からの通話はフリーダイヤルでない様ですが、今や携帯から取引することも多いので、何か急な問い合わせの際はやはりフリーダイヤルにしてもらえるとありがたいです。

マネックス証券を選んだ決め手は?

  • 取扱商品

私が口座を開いた14年前は、まだ店頭の証券会社の電話による取引が主流で、取引手数料も高く、ネット証券は馴染みがありませんでした。当時アメリカ人の友人が、オンラインで手軽に株取引しているのを見て、自分も興味を持ち、日本にもないか調べてみました。

日本では1999年10月から株式委託手数料が完全自由化になったので(それでも当時は株式売買手数料が約定金額100万円までは1000円から1500円しましたが)、松井証券やマネックス証券などがあり、申し込んでみました。手数料はどちらも変わらない印象でしたが、マネックスのみ取り扱いの商品もあり、商品レンジが広い感じがしたので、マネックスに決めました。

オンライン取引は、当時はパソコンをダイヤルアップで接続しての取引だったので、通信速度は決して速くありませんでしたが、わざわざ証券会社の営業担当に連絡するよりは手軽な印象を持っていました。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

当時は松井証券と比較検討しました。老舗の松井証券と、新参者のマネックスでは、独自投資信託の販売や口座維持手数料無料といった、マネックスの方が新しいことに積極的に取り組んでいる感じがしました。

松井の信頼性かマネックスの新しさで迷いましたが、信頼性よりもこれからどんどん新しく面白いことをやってくれそうなマネックスを選びました。マネックスの企業理念でもある「徹底したコスト管理」は、当時は横並びだった取引手数料にも今後反映してくれるのではないかと期待していました。

マネックス証券の不満な点をお聞かせください。

NISA 以外にも、米国株・米国の投資信託に投資しています。米国株の取引画面もNISA・国内株式の画面とは全く異なっています。デイトレーダーならそれぞれの異なる画面にもすぐに慣れると思いますが、毎日取引しない人たちにとって、それぞれ違った作りの画面は非常に分かりづらいので、複数の口座をたまにしか取引しない初心者の方にはあまり向いていないかもしれません。

手数料・取引コスト5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
手数料の安さは、最終的に売却時の実現利益の幅が大きくなるし、また小額で気軽に投資できることは重要だと思います。 投資は、今では全ての人たちに与えられた機会ですし、小額でも適切な投資で将来大きく増やすことは可能だと思うので、約定金額50万円以下の株式売買手数料が業界最安値のマネックスがおすすめだと思いました。

マネックス証券をはじめ、他のオンライン証券はかつては株式売買手数料が1,000円から1,500円で、口座維持手数料を取っていた証券会社もあった記憶があります。初心者でなくても、これらのコストは利益を縮めるので、手数料が安いのは絶対条件だと思います。

今ではマネックスの株式売買手数料は「取引毎」と「1日定額」の2種類が用意されていて、自分の投資スタイルによって手数料の設定ができる点がよいと思います。また。外国為替証拠金取引(FX PLUS)の取引手数料についても、10,000通貨以上の取引の場合無料なので、「大変すすめられる」を選びました。

取引画面の使いやすさ・見やすさ2.0 2.0

なぜ初心者にとって重要か
特に市場で値動きのある株式などに投資をすると決めたのに、取引画面が分かりづらく、注文に時間が掛かってしまうと折角の投資のチャンスを失ってしまうかもしれないので、使いやすさ・見やすさは重要であると思います。

今年から始まったNISA口座と通常口座の画面がそれぞれ全く違う作りになっていて、非常に使いづらいです。

何故全く違う作りになってしまったのかは不明ですが、例えばNISAで保有している株式を買い増そうとする場合、通常の取引口座からだと保有残高画面からアイコンをクリックして買い付けが可能なのに、NISAではアイコンが無く、銘柄を検索して買い付けしなければならず、不便です。

また投資信託だと、アルファベットを含む銘柄が全角もしくは半角と統一して登録されていないものがあり、銘柄名は分かっているのに検索にヒットせず探せない、ということもあったので、この点を改善してほしいです。

情報サービス5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
顧客にオンライン・会場型セミナーを開き、情報を適宜提供することは、不要な損失を防ぐことができると思っています。 今は国内株式や投資信託のみならず、海外の株式やコモディティもネット証券で取引できるので、それぞれの知識のみならず、そのリスクを把握して適切な投資判断ができるように、必要な情報をメールやセミナー、Webページの投資情報などで適宜提供することは重要だと思います。

マネックス証券から平日は毎日、3〜4通、休日でも1〜2通のメールが来ます。
中には新しい商品の案内などもありますが、その週の経済指標の発表スケジュールが週に1回程度、その日の相場状況を折り込んだ「マネックスメール」が平日毎日1回、その日の夜行うセミナーの案内が平日毎日1回程度といった感じです。

また自分が所有する株式のアナリストレポートが更新された際のアラートメール、ポートフォリオのスコアが変わった際もメールでお知らせが来ます。

オンラインセミナーについては、チャット形式でその場で答えてもらえるものもあり、私は開催時間の都合(大体夜8時頃です)でまだ参加したことはないのですが、今度是非参加したいと思っています。

放っておくと未読メールがたまって大変ですが、初心者の方にとっては、「どんな投資商品があるか」以外にも「経済が今どういう流れになっているか」や「有利な投資をするにはどうすればよいか」等という点も押さえられるので、少しでも有用な投資をしたいと思う人にとっては、これを利用しない手はないと思うので、「大変すすめられる」を選びました。

取扱商品の多さ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
投資の対象が国内の株式や投資信託だけでは経済不況の際に損失を出すリスクが高くなるので、一般投資家がもっとバラエティに富んだポートフォリオを持つことはリスク回避のためにも重要だと思っているからです。

マネックス証券では、日本株、投資信託の他にも、FX、米国株、中国株、先物・オプション、金などのコモディティの取扱いがあり、とてもバラエティに富んでいると思います。

自分自身は、投資予算の都合があって、なかなか全ての商品に投資することはできませんが、初心者の方でも、長期的には株式以外の色々な商品に投資することを検討しているのであれば、商品ラインナップが幅広い証券会社がよいと思うので、「大変すすめられる」を選びました。

初心者へのアドバイス

口座はいくつ開設するべきですか?

昔は一般口座しかなかったので一般口座を開き、その後米国株口座とNISA口座を開きました。資金にあまり余裕の無い初心者の方はNISAの非課税範囲内での取引でも十分かと思います。マネックスのNISAは、国内株式・投資信託の他にも米国株・中国株が開けるのでバランスよくポートフォリオが組めると思います。

口座にはいくら入金するべきですか?

自分の時は、余剰資金(数百万)を全部MRF口座に入れ、タイミングの良い時に買い付けができる様にしていました。結局資金全額を投資してはいないのですが、普通預金口座に入れっぱなしにしておくと、日常の諸費用の支払いなどで、使途のコントロールができなくなると思ったからです。

どんな銘柄にするべきですか?

最初は財務指標の見方などが全く分からなかったので、目論見書の内容で投資判断していました。国内株式においては、株価はニュースで報道された内容の一歩先を行っている印象を受けています。例えば、A社の第三四半期決算が前年同期比15%の赤字だった、と発表されると、株価は下がりそうな感じがしますが、赤字幅が予測範囲内だと、株価に変化がない場合もあり、以前に売り急いでしまったことがあります。

経済ニュースをマメにチェックすることも大事ですが、やはりプロの見方を聞いたり、または銘柄選びに迷った際、自分の投資スタイルにあった銘柄を自動選択してくれるツールもWebページ内にあるので、活用すると良いと思います。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

自分が初心者だった頃は、それ程情報ツールも充実していなかったので、直感で投資して痛い目にあったこともありました。

よほど経済やファイナンスの勉強をしてきた人は別だと思いますが、証券会社の情報ツールやセミナーを活用すべきだと思います。口座がある人は無料である場合が殆どなので、これを使わない手はないかと思います。

取引する上で注意することは何ですか?

小額で色々な商品に分散して投資した方が良いと思います。自分の場合、以前は50万一口でドンと投資し、利益が出たときはそれなりに出ますが、損失の際は損も大きくなるので、この方法はおすすめしません。

また、同じ銘柄を買い付ける場合は複数回に分けて買い付けしたり、5%損失が出たら売却するなど、損切りのルールをあらかじめ決めておくことも大事だと思います。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

預金金利がどんどん下がって行き、銀行にお金を置いているだけではお金が増えていかないということを知ったからです。当時は預金利率とインフレの関係がよく分かっていませんでした。低利率でインフレ時は、結果お金が減るということを知ったのと、アメリカ人の友人がオンラインで株式取引をしていて、株取引に興味を持ち始めました。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

損失のリスクがある点が不安でしたが、株取引をしないとお金が増えるチャンスも無くなるので、口座開設しました。また、自分がお金儲けするというだけでなく、環境や資源などをテーマにしたミッションのある企業の株式や投資信託もあり、自分のお金を有効に使ってもらい、さらに利益を出すチャンスがあるという点に惹かれ、口座を開設しました。

株取引の魅力は何ですか?

誰にも利益を出せるチャンスがある点です。自分で社会にでて働き、お金を稼ぐことも重要だと思いますが、自分自身が働く場合、長時間労働などで自分の時間を犠牲にすることもあり、お金は得たけど失ったものも沢山ある、という風にはなりたくないと思っています。自分が稼いだお金に働いてもらうことも、自分の豊かな人生設計のために必要だと思います。

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