総合満足度 取引コスト 取扱商品 会社の信頼性
4.04.0 4.0 4.0 4.0
良かった点
楽天銀行との連携で恩恵が受けられる
不満な点
手数料体系の選択・変更の仕方、または条件
Pocket

公開日:2014/05/26

総合満足度4.0 4.0

M.Iさん(男性・23歳)
株式投資歴
  • 11ヶ月(2013年5月〜現在) *2014年5月現在
    • 初心者
今まで出した利益
  • 利益と損失トントン
*直近1年での利益:
  • 利益と損失トントン
利用期間
  • 11ヶ月(2013年5月〜現在) *2014年5月現在

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

提携している銀行によっては、振込手数料が無料になるだけでなく、一部の取扱商品で自動引き落としになるなど手間が省けますが、楽天銀行ではさらに、楽天会員でかつ連携すれば、取引ごとにポイントがもらえたり、銀行のサービスに使用できたりするなど、さまざまな特典が受けることができます。

銀行との連携は初心者にとって、重要です。証券会社で取引をはじめるとき、指定された口座(楽天証券の場合は、三井住友銀行の口座)に入金することになります。
利用している金融機関から、振込むごとに手数料がたびたび徴収されるのは、大変な負担ですし、資金の振込自体が面倒になることがあります。
でも、提携している銀行口座があれば、限度額がなかったり、24時間利用できたり、手続なく出金できたりと取引がスムーズになるでしょう。

楽天銀行の口座開設とともに、楽天証券の口座開設もすることができたので、入出に関しては、振込の手数料も作業もないので、苦労しませんでした。

SBIでも同じようなものがありますが、楽天銀行では、普通預金の金利が優遇されたり、ポイントプログラムによって、楽天スーパーポイントが貯まるだけでなく、他行の振込手数料に使えるなど特典が多くあります。

欠点を挙げるとすると、同時に開設の申請した後でも、双方のログイン画面で、連携の設定をしなければなりませんが、それ以上のメリットがあるのは確かです。

一方で手数料に関しては、業界のなかでも低い水準だと思われますが、場合によっては、本来なら安くできたのに、余計に払ってしまったという事態があるので、開設する際でも注意深くみましょう。

楽天証券を選んだ決め手は?

  • 特定サービスとの連携:楽天証券と楽天銀行・楽天(ポイントが貯まる)など

・ネット銀行である楽天銀行と連携ができ、取引する際の振込手数料や面倒な手続がないこと。
・投資信託をはじめ、海外先物やeワラントなど取引商品が豊富であること。
・楽天会員であれば、取引する際に楽天スーパーポイントが付与されるなど、金融系企業にはない独自サービスがあること。
が主な決め手です。

最初見つけたときは、楽天グループの会社だったので、ネット銀行も含め、上手くやっているのか懐疑的でした。でも、十年以上営業していること、他の証券会社を比較しても、優れた独自のシステムがあることから、魅力的に思いました。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

ネット銀行と連携できるという点で、SBI証券と比較しました。

SBIの方が商品やサービスが豊富で、そちらに傾くことがありましたが、投資信託の銘柄を検索したところ、内容が重複するようなものがあり、それを考慮すると、実は数においても、楽天証券と変わりないのかもしれないと思いました。

加えて、検討した当時の住信SBI銀行は、他行の振込手数料が無料だったのですが、例外的に楽天銀行だけが有料という措置がとられていて、将来その銀行に振込したときは、とても不便だろうと考え、SBIの方はやめて、楽天の方を決めることにしました。

楽天証券の不満な点をお聞かせください。

ほかの二つのコースを差し置いて、一つの手数料体系だけ選ばせるようなことは、率直にいって、せこいように思います。ややこしい条件をクリアして変更した後も、直接ではないとはいえ、また、ある手数料コースを選ぶよう迫られます。

手数料・取引コスト4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
他のネット証券会社のなかでも、安い方だと思いますが、時や場合によって、どれぐらいかかるかを重要視するべきです。
どのように取引をするかで、手数料の掛かり方は異なります。単に安さだけで決めてしまうより、ある程度思い描いてから、検討したほうがいいと思います。

楽天証券には、「ワンショットコース」「超割コース」「いちにち定額コース」の三つの手数料コースがあり、取引する量や頻度によって、得する場合があります。しかし、口座開設時には、「超割コース」がページの大半を占めるほど、強く勧められました。

それを選択し、実際の取引で自分と合わないことに気づいて、変更するのですが、「15時30分まで執行中の
注文がないとき」など、条件がややこしいものでした。

選択するには、具体的にどんな取引をして、どれぐらいの金額・期間で、一日に何回売買を行うかと考えなければなりません。そのような考えのできる方や、経験なさっている方ならともかく、全くの初心者には、決めきれない所もあるので難しいものがあります。

取扱商品の多さ4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
商品の種類が多いほど、選択肢やバリエーションが増えてくる。その分より分散投資ができるということです。
ただ、数が他の証券会社より多いだけではなく、独自のものも存在します。
例えば、eワラント・外国株・海外先物・純金積立などは、取扱うネット証券が数少ないものなのです。

投資信託の銘柄数だけでも1577件あり、これからも増え続けていくと思われます。そんな豊富な銘柄から選ぶのは苦労しますが、数字が苦手な私でも、リターンや収益などの項目を5段階で評価するリッパースコアで、資産の種類や分配金などの、他の条件以外で絞ることができました。

専門家のレポートや動画などで、ノウハウなどが学ぶことができますし、配信メールで、今の経済状況を読み取ることができます。

しかし、銘柄を探し出すのは、選んでいくより難しいかもしれません。投資信託の検索では、たまに条件を変えていっても表示しないことがあり、項目別にみようとすると、検索結果が突然消えてしまいます。

ある項目によっては、別のウィンドウを開かなければならず、そのウィンドウでは取引ができないので、元のウィンドウでその銘柄を再び探すという手間がかかります。

また、株式の正式な銘柄名を検索しても表示できずに、部分一致でたどりつくもので不便に感じるでしょう。

会社の信頼性4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
いくたび問題を起こすような企業やその商品に、お金をやることは、大抵の人はしないでしょう。いきなり、リスクの高いところよりも、リスクが低く、かつ確実に成果を上げているところを選ぶほうが、得策だといえます。 それを決める一つに、信頼性は必要不可欠です。

私が選んでいた当時は、二大大手証券会社の不正の発覚があって間もないころだったので、今後そのようなことが起きないような会社はないかと、かなり慎重に行っていました。

その内、金融系企業特有の問題ではないかと考えるようになり、結局は、楽天がやっている証券に決めました。

しかし、直接関連はしないものの、楽天市場で問題が起きたように、この企業こそ、100%問題はないとはいえません。もし起きたときに、企業や自分も対応できるかということも、考えなければならないかもしれません。

初心者へのアドバイス

口座はいくつ開設するべきですか?

最初は一つでいいと思います。取扱う商品が幅広いので、取引には十分だからです。自分がやりたいのとはだいぶ違っていた、合わなかったのであれば、他のネット証券会社で行えばいいと思います。

楽天証券では、信用取引やFXなどは個別に口座を開設できます。FX専用のマーケットスピードが存在しますが、あえて専門の会社に口座を開くのも手かもしれません。

口座にはいくら入金するべきですか?

私は、楽天銀行の預金のうちの三割ほど入れました。

専ら投資信託のミニ積立をするつもりであったので、少額でもよかったことと、全て無駄になっても被害が小さく済むと思ったからです。積立の場合なら、銀行やカードによる自動引き落としができるので、そもそも証券口座に入れなくてもいいんです。

どんな銘柄にするべきですか?

銘柄検索では、五段階で評価するリッパースコアや、リスクとリターンがひと眼で分かるリスク・リターンチャートなどで、絞ることができますし、専門家のレポートや動画などで、ノウハウも学ぶことができます。また配信メールでも、銘柄の存在だけでなく、銘柄の組み合わせも知ることができます。

最初は興味本位かもしれませんが、なぜ利益になったのか、損失したのか勉強していくうちに、自分でどのようなものが必要か、判断して選べると思います。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

ネットを読み漁ってもいいのですが、私は業者側の意図を知るために、証券外務員の資格本である「うかる!証券外務員二種 最速テキスト(日本経済新聞出版社)」を読みました。

資格を取る目的はないのですが、投資計算やルール、仕組みなどが、詳しく分かるようになりました。

取引する上で注意することは何ですか?

あまり相手のいうことを鵜呑みしないこと、できるだけ取引のプランを具体的にすることでしょう。うまい話なんて、たいてい過去のことで、そもそも本当に話すことはありません。信じるにしても、参考にする程度にしていき、騙されないようにすることです。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

強いて一言でいうなら、親からの勧めでしょうか、直接、証券会社に口座を開設するようにいわれたのではなく、とあるネット銀行に口座をつくるよう言われたのです。しかし、その銀行では、勧めた相手に現金がプレゼントされるキャンペーンがありました。

親とはいえ、自分だけ良い思いはさせまいと、方法を模索したところ、楽天銀行と連携している楽天証券をみつけ口座をつくって、始めることにしました。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

買い付けのときは操作に慣れず苦戦したり、売るときも、どれぐらいの数量でいいのか分かんなくて、恐る恐る行っていたりしました。

でも、勉強をしながらやっていくうち、どのぐらいの目安で売買するか、少し計算していくことができるようになったので、やめるつもりはありませんでした。

株取引の魅力は何ですか?

一年経ってないぐらいでしか、経験していないので、これに関して語るほど理解していません。

ただ、一連の作業をしているだけなのに、取引している口座と何もしてない口座と見比べたとき、前者のほうが増えている感覚があるのに、不思議と思いました。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

タイミングを間違ったなど、失敗したことは多くありますが、最初から「簡単に成功するものではない」と考えていましたし、後悔をして得をした試しがありません。次から次へと変化している世界なので、喜びも後悔したことすらもきっと忘れています。

Pocket

関連リンク

このページのトップへ