総合満足度 講師 価格 教材 運営
4.04.0 4.0 3.0 4.0 3.0
良かった点
DVDは再生スピードが変えられた+講師もわかりやすい
不満な点
モチベーションの維持のケアがあれば良かった
Pocket

公開日:2013/07/01

総合満足度4.0 4.0

投稿者:まさおさん(男性・32歳・福岡)
利用期間 10ヶ月(2011年2月〜2011年11月)
受験資格
  • 行政書士 2011年11月の試験を受験し、合格
資格スクール選びで特に重視した点
  • テキスト
  • 立地

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

受験生にとって時間は非常に大切ですが、DVDの再生スピードを変えられるのが良かったです。1回目と2回目の学習は通常の速度、3回目以降は1.2倍とか1.5倍にしていました。

講師の説明も理論的で、難しい専門用語を簡単な言葉に変えて説明したり、例え話が多くて非常にわかりやすかったです。自宅学習なので通学時間などもなく時間は有効に使えました。

逆に不満というか、やはり自宅学習なのでモチベーションの維持は大変でした。それに対するケア、例えば定期的に営業担当から連絡が来るとか、2ヶ月に1回くらい対面やSkypeで講師と直接話す機会があればいいと思いました。

ヒューマンアカデミーを選んだ決め手は?

  • スタッフが親切・親身だった

当時はあまり資格スクールの種類も知らなかったため、家の近所にスクールがあり、最初に話を聞きにいったのが今回のスクールでした。そこの営業の女性がすごく印象が良かったのでそのまま決めました。

他の資格スクールと比較・検討しましたか?

他とは検討しませんでした。当時は直感を大切にしていた事と、他にいろいろあるという事すら知らなかったのが理由です。今なら確実に比較していたと思います。

なぜ、独学ではなく、資格スクールに通おうと決めましたか?

スクールに通う1年前に独学で失敗していたからです。独学だと試験のヤマも張りにくく、特に行政書士は「一般教養」の範囲が膨大なため、独学ではどこを勉強していいか絞りきれる自信はありませんでした。

講師4.0 4.0

一番良かったのは「具体例が多かった」事だと思います。自分は高校中退した事もあり、理解力に乏しく、勉強のコツも忘れていたため、ただ解き方を教わるだけだとついていけなかったと思います。

「例えば、○○という感じで出題される事が多いです」「昨年は○○という風に出題されました」という事例を出してもらった事で、ここは覚えるポイントなんだと、強く自覚が出来たと思います。

価格3.0 3.0

総額 205,000円

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

今の内容なら12万から15万円くらいが妥当かなと思います。ただ他のスクールと比較しても特段高いわけでもありませんし、まあまあかなと。

むしろ受験生としては、価格はそのままでもいいので、内容をもう少し充実させて欲しかったです。安かろう悪かろうでは意味がありませんので。

自宅学習の最大の敵であるモチベーション低下を防ぐような事をしてほしかったです。

教材4.0 4.0

わかりやすさ・見やすさ・図解の多さ、ともに満足しています。文字がギュウギュウに詰まっていると見づらいですが、適度に間隔が取られていて、さらにメモを取るスペースがあった事も良かったです。

課題としては、練習や模擬試験の解説が少なかったと感じました。ただ正解、不正解というのでは意味がなく、なぜ間違いなのか、なぜ正解なのかまで説明がないと、別の角度から出題された場合対応しようがありません。

スクールの運営・サービス3.0 3.0

質問ができるシステム 質問できるシステムがあった
具体的な質問方法 メール、郵送、FAXで質問して、だいたい2日から1週間以内に回答が届く。質問回数は無制限。

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

質問してから回答があるまでのスピードが遅いと思います。間違ったまま学習を続ける事は逆効果であり、受験生としては1秒でも早く正しい答えを知り、疑問を解消したいものです。難しいかもしれませんが、できれば24時間以内に回答が欲しいです。

逆に送っていただいた回答は非常に丁寧で分かりやすかったと思います。ただ、まれに質問した趣旨と違う回答が返ってくる事もあり、二度手間だったので困りました。

資格スクール 全般 Q&A

どのようなきっかけで資格試験・講座受講に挑戦しようとしましたか?

自分の人生の目標がなくなり、家族に資格取得を勧められた事がキッカケです。それまで漫画家をしていたのですが急に描けなくなりモチベーションが消え、高校中退で仕事もろくにした事がなかった自分としては、正直路頭に迷っている時期でした。

そんな中で「行政書士資格さえ持っておけば食いっぱぐれはない」という家族の言葉は救いの言葉になりました。

資格のスクールを今検討している人に、「選び方・比較ポイント」としてどのようなアドバイスをしますか?

まず最初に「資格を取ったあと具体的にどうするか決めているか」を聞きます。それが不明確なら取得を勧めません。そこが明確であれば数社のスクール見学を勧めます。

資格スクールは駅近くの市街地に固まっている事が多いので、同日にまとめて見学に行き、さらに営業担当に詳しく話を聞いたり、テキストを見せてもらう事を勧めます。

もし市街地に出るのが難しいなら、数社を資料請求させ、テキストが合いそうかどうか見てもらいます。さらに営業担当と電話で話してみて、感覚的にも合いそうなスクールを選ぶ事を勧めます。

どのくらい勉強しましたか? また、どのようにその時間を捻出しましたか?

私は10ヶ月前から勉強を始めましたが、平日は仕事をしていたので帰宅後に2時間から3時間。土日は最低8時間は勉強していました。

行政書士試験は11月で、その少し前の8月9月は遊びの誘惑が多かったですが、基本的に断りました。たまにカラオケに行った時も参考書を常に持っていました。

授業で学んだことをどのように定着させましたか? 勉強方法で工夫した点は?

まず大まかな学習計画を立てます。やりながら合格までにするべき事が分かってくるので、計画を途中で修正しながら計画を遂行します。

さらにその計画をExcelなどで見やすい表にします。1日の時間割を日数分(試験まで300日なら300日分)書いて、そして学習が終わったところは色で塗り潰します。さらに民法なら青、憲法なら赤、という風に、科目によって色分けします。

そうするとパッと見て「どの科目をどれくらいやったか」分かります。それにより「時間をかけられていない科目(弱点になる可能性が大きい)」が把握でき、弱点科目の強化ができます。

モチベーションが下がったときの対処法は?

受験において自信は何より必要であり、私も何度となく自信を失いました。その中で具体的にやったモチベーション対策は、

1:とにかく絶対に受かると思い込む。口に出す
2:Excelで計画表を作り、勉強した部分をカラフルな色で塗りつぶす
3:友人・知人に絶対に受かると宣言する(受かりたいでは弱い。受かる事を決める)

の3つです。どれも大事ですが、まず「1:思い込み」で根拠の無い自信を持ちます。しかし根拠のない自信には継続性が無いため、「2:表を作る」で根拠のある自信を作ります。自信が持てるかどうかは、それまで取った行動の量と質で決まります。

しかし、どれだけやってもたまに急に不安にはなるので、最後に「3:他人に宣言」して、やるしかない状況に自分を追い込みました。

「受かりたい」という願望程度では行政書士試験は合格できません。私の場合は「すでに受かる事が決まっている」くらいに思っていました。逆に言うと、それくらい勉強していたという事です。「受かる」と思えないという事は、明らかに勉強が足りないという事でしょう。

2回以降の受験で合格の場合、前回不合格の原因はなんだと思いますか?

2回目で合格しました。1回目は独学でやりましたが、モチベーションどころか、試験範囲や出題傾向がよく分からない状況で学習していたため、落ちるべくして落ちました。合格点にはほど遠かったです。

その後受験のコツを覚えた私は社労士を独学で合格しましたが、受験のコツを掴んでいない人は、行政書士は通信でも通学でもいいのでスクールの活用を勧めます。宅建レベルなら独学で取れますが、行政書士は非常に難しいです。

しかし、司法試験や公認会計士試験というかなりの記憶力が必要となる超難関と違い、行政書士試験は努力で合格可能です。私は記憶力と集中力が「明らかに無い」人間でしたが、勉強量でカバーしました。高校中退以来、10年以上まともに勉強していなかった私でも合格できた試験。努力の仕方を間違えなければなんとかなります。

この資格試験を取得してよかったと思うことはありましたか?

私の場合は行政書士の実務にはつながりませんでしたが、やはり良かったと思います。

まず難易度の高い資格(合格率3%前後)なので、それに合格した事、さらに1年間ちゃんと勉強できた事が自信につながりました。さらに高校中退の私は本来、社労士の受験が出来ないのですが、行政書士試験合格者だったため社労士を受験する事ができ、そしてさらに合格し、社労士事務所に勤める事が出来て実務にも活かせました。

そして転職時にも、資格自体というより「努力できる人」という点で評価はされます。

Pocket

関連リンク

このページのトップへ