総合満足度 金利 手数料 セキュリティ サポート
4.04.0 3.0 4.0 3.0 4.0
良かった点
ATMに行かずに自宅で24時間取引ができる
不満な点
トラブル対応は結局書面になる
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公開日:2014/12/29

総合満足度4.0 4.0

Taniyanさん(男性・33歳・神奈川・自営業)
利用目的
  • 普通預金で出し入れを頻繁に行うための口座
利用期間 4年1ヶ月(2010年10月〜現在) *2014年11月現在
ネット銀行選びで重視した点
  • 知名度・銀行の信用性
  • セキュリティ対策
現在利用している銀行名とその目的
  • 三菱東京UFJ *オークション、ネットショップ
  • みずほ *オークション、ネットショップ
  • ゆうちょ *オークション、ネットショップ

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

一番メリットを感じているのは、24時間自宅から残高、入出金履歴の確認、振込み手続きが行えること。ネットバンキングができなかった場合、都度最寄のATMで通帳記入をしなければならず、かつATMが閉まっている深夜には手続きが一切できない。

利用し始めてから気が付いたメリットとして、口座から公共料金やクレジットカードの自動引き落としを行っている場合で残高不足で引き落としができなかった場合に、それがどこからいくらの引き落としだったのかを通帳では履歴が残らないので確認できないが、ネットバンキングだと通知メールを受信した後ログインしてその内容を確認した上で対応できることがある。

デメリットはパスワード管理が非常に煩雑。口座番号とは別のネットバンキングご契約番号、4桁数字のネットバンキング用暗証番号、任意の文字数字記号列のログインパスワード、乱数表が必要で、どれがどれかがしばしばわからなくなり、急いでいるときに限ってログインできない。

三菱東京UFJ銀行を選んだ決め手は?

  • 実店舗がある

インターネットオークション出品や個人経営の小規模ネットショップのお客さんからの入金用口座として、大手銀行のネットバンク口座開設を検討した。

全国の利用者が使いやすい都市銀行数行を検討し、どこもネットバンキングには力を入れていたので、用事ができた際に利用しやすいよう近所に支店のある最大手の三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行の口座を開設した。

以前からネット証券等、オンラインでの金融取引の経験があったので、ネットバンキングに関する特段の不安はあまり無かった。

他のネット銀行と比較・検討しましたか?

大手都市銀行で三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ネット銀行でジャパンネット銀行、楽天銀行を検討した。

信頼性、近所に支店があるという点で三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行を選んだ。実店舗を今までに利用したことがなく身近でない印象から三井住友銀行は除外した。ネット銀行は実績面とネームバリューに不安があり除外した。

金利の高さ3.0 3.0

普通預金の金利 0.02%

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

貯蓄目的の口座開設ではないので金利面での期待はもともとしていない。また、他から振込みがあった後その他の諸経費の支払いにも当てているためそれほど残高が常にあるわけではない。

普通預金の金利が非常に低いのはここの銀行に限ったことではなく日本経済全般の傾向としてあるので個人的に不満は感じないが、金利面のメリットで他の人に勧めることはありえない。

貯蓄、資産運用目的の場合は、証券、投資信託、定期預金、外貨預金を選択している。

手数料4.0 4.0

よく利用する手数料のパターン
ネット振込
  • 利用頻度:月に何回も振込する
  • 手数料:同じ銀行宛 : 270円
  • 条件:ネット上で他行あて3万円未満
ATMからの引き出し込
  • 利用頻度:月に何回もATMから引き出しをする
  • 手数料:0円
  • 条件:支店ATMで2週間に1回程度。ICクレジットカードの引き落とし口座に指定しているのでホワイトステージ適用でATM手数料何回でも無料。

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

クレジットカードの引き落とし口座に指定しているのでATMからの引き出し手数料がかからないのが非常に便利である。

近所および生活圏にATMコーナーが多数あり営業時間もある程度長いので、ほぼそこを利用しているので不便は感じない。急ぎのときなどは手数料がかかってもコンビニATMを利用することがあるがそれは年1回程度。

振り込み手数料がかからないので、必要なときに小額ずつおろして現金をあまり持ち歩かないライフスタイルが実践できるので防犯上もメリットがある。

振り込み手数料が毎回かかるのは出費としては無視できないが、必要経費として割り切っている。500万円以上の残高もしくは借り入れ、ローンなどがあればプラチナステージとして月3回までの振込み手数料が無料になるが、そういった目的での口座利用ではないので現実的ではないと割り切っている。

セキュリティ3.0 3.0

セキュリティ機能
  • 銀行推奨のネットバンキング用セキュリティソフト「ラポート」のインストール・利用が推奨
  • 振込み時にはネットバンキング用カードの乱数表から指定された数字を都度入力
  • 10〜15分操作がないと自動的にログアウト

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

セキュリティ対策として、複数のパスワード、乱数表、自動ログアウトなどが完備されていて万全なように思われたが、2014年4月に「アカウントに不正アクセスの可能性があるので、ネットバンキング口座を凍結しました。」というメールが来て突如使えなくなった。

メールでの指示に従い、セキュリティソフト「ラポート」をインストールして自身のパソコンに不正プログラムがない事を確認した上で、支店に出向き本人確認、ネットバンキングカードの再発行の書類作成をして、数日後に新しいカードが送られてきたので改めてネットバンキングを再開した。

金銭的被害は無かったが不正アクセスがあったのかなかったのか、なぜそれがわかったのかなどはわからずじまいだったので、いくら対策をしても未知のトラブルは起こりうるということを常に意識して必要以上の預金を残さない、ネットバンキング一辺倒にならずに通帳記入を定期的にして(3ヶ月以上未記入があるとまとめて記帳されて詳細の出入金履歴が確認できなくなる)、万一止まってしまっても実店舗の取引でカバーできる準備をしている。

サポート4.0 4.0

大手都市銀行の中では安定している印象で、支店数、支店のサービス、インターネットバンキングのサイトの使い勝手もわかりやすい。利用状況に応じてステージごとに手数料無料などの恩恵が受けられるのも便利。

上記のネットバンキングアカウントへの不正アクセス後にすぐ凍結した対応も不便ではあったがセキュリティ上妥当な対応だと思う。

ただ、その後支店で再開手続きに行った際、不正アクセスの内容、なぜ不正アクセスと判断したかの情報提供が無かったことで不安の解消にはいたらなかった。

口座がある支店(仮にA支店)と別の支店(B支店)での手続きをしたが、2つの支店間での連絡が混乱していた様子で、A支店では「不正アクセス後に私自身がカードの紛失を届け出た。」という処理になっていた様子で、私と別の第三者が虚偽の届出をして口座の乗っ取りを図っているのではないかという不安が生じた。支店間の行き違いということでB支店で手続き完了したが、その経緯の説明は無かった。

ネットバンキング再開の手続きというトラブル処理に出向いているにも関わら

ず、手続きの待ち時間を利用してNISA口座開設をしないかという営業があり、費用はかからず使わなくてもいいのでと、かなりしつこかったので渋々開設した。

銀行自体というより窓口担当の問題とは思うが、トラブル対応に来た顧客に逆に営業をかけるのはあまり感心できない。

ネット銀行 全般 Q&A

ネット銀行・インターネットバンキングのメリットは?

1位 自宅で取引ができる。
2位 24時間取引ができる。
3位 通帳より情報量が多い。

ネット銀行・インターネットバンキングのデメリットは?

1位 トラブル対応は結局支店で書面手続きが必要。
2位 セキュリティ対策は最後は自己責任
3位 パスワード管理が煩雑

どのようなきっかけでネット銀行を利用しようと思いましたか?

インターネットオークションや個人経営のネットショップでお客さんからの入金を確認後商品を即発送するといったシチュエーションで、自宅でリアルタイムに入出金を確認できるのが非常に便利と感じたから。

件数が多くなると、その度ごとにATMに記帳しに行くのは時間の無駄で現実的でないばかりか、ATMの営業時間外にはそれができず不便と感じたから。

ネットバンキングを利用するようになって複数行の入出金を確認するのもそれほど手間でなくなったので、お客さんに振込先として複数行を提示したり、入金確認してその日のうちに発送して翌日届けるといった事も簡単になったので双方にメリットがあると思う。

「ネット銀行の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

大手の銀行はネットバンキングを必ず導入していて、使い勝手、サービス自体は大差ないと感じる。
オンラインといえど、実際に取引に関わるのは実店舗の銀行なので、出金、トラブル対応がしやすい、近所にATMがある銀行を選ぶべきだと思う。

また、元々利用している銀行があってサービスに不満が無いならそこでオンライン口座を開設するのが無難だと思う。

ネット銀行をどのように活用していますか?

インターネットバンキング口座は三菱東京UFJ、みずほと両方持ち、オークション等でお客さんが選べるようにしている。

そこから日々のカード、家賃光熱費の引き落としを行っているが、最低限の生活費の支払い(家賃、光熱費)と、クレジットカードなどのショッピングなどの雑費支払いで銀行を分けている。万一の際に生活費の支払いが滞らないようにそちらの残高を多めに保っている。

オンライン、実際のキャッシュカード・通帳の管理に関わらずセキュリティ管理は最終的には自己責任で管理するべきだと思う。

いくら強固なセキュリティを施されていても、パスワードが流出してしまえば不正利用されてしまうので、他の情報サイトやメルマガ会員登録などと同じパスワードを使わない、定期的に変更する、入力時にスクリーンキーボードを使う、口座に必要以上の金額を入れっぱなしにしないなどの自分なりの対策は、実店舗の口座と同様必要だと思う。

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