総合満足度 金利 手数料 セキュリティ サポート
4.04.0 3.0 5.0 5.0 4.0
良かった点
ATMの時間外手数料が一切かからない
不満な点
公共料金の振替用口座として利用できない
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公開日:2017/07/14

総合満足度4.0 4.0

ポチョムキンさん(男性・38歳・茨城・自営業)
利用目的
  • 普通預金で出し入れを頻繁に行うための口座
  • 外貨預金
利用期間 11年(2006年4月〜2017年4月)
ネット銀行選びで重視した点
  • 利便性
  • 手数料・維持費
現在利用している銀行名とその目的
  • 楽天銀行 *住宅ローン返済用の口座

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

この銀行の一番の利点は提携ATMが豊富かつそのATMの利用手数料が無料であることです。セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニATMだけでなく、ゆうちょ銀行や多くの都市銀行ATMも提携先です。

これら提携ATMの利用にあたって平日・休日、昼間・夜間問わず時間外手数料がかかることは「例外なく一切」ありません。

他行宛のオンライン振込み手数料も魅力的で全員が無条件に月1回まで無料。預け入れ資産に応じて会員ランクがあり、そのランク次第では最大月10回まで無料です。

さらにこの銀行のユニークな点として、総合口座を開設するだけで特別な手続きをすることなく米ドルやユーロなど多種の外貨預金にも対応していることが挙げられます。

他行では外貨建て送金を受け取る際に徴収されることの多い「受け取り手数料」が新生銀行では無料であり、新生銀行から他の金融機関へ外貨建て送金する際の手数料も1回4000円と他行に比べ割安です。総じて余計な両替手数料を払うことなく外貨建てのままでのお金の出し入れがし易いと言え、外貨建て資産運用をする際の送金中継点としての利用価値が高いと言えます。

唯一の不満は公共料金や税金などの振替用口座としては利用できないケースが多いことです。

新生銀行を選んだ決め手は?

  • 振込・引出手数料の安さ
  • ATMの場所等の利便性

ATMの手数料を払うことを常日頃苦々しく思っており、24時間365日どの提携ATMでも例外なくATM手数料のとられないところに魅力を感じました。

提携ATMもセブンイレブンのATMやゆうちょ銀行のATM、代表的都市銀行のATMなど非常に多岐にわたり、自分の生活圏や旅行・出張先に至るまで様々な場所で利用できるATMがあるという利便性も魅力的でした。

他のネット銀行と比較・検討しましたか?

他行との比較・検討は特にしませんでした。ATMの豊富さと手数料の条件で新生銀行を超える魅力をもつ銀行が他にみつからなかったためです。

金利の高さ3.0 3.0

普通預金の金利 0.001%

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

普通預金金利はほとんどゼロ%に近いですが、政策金利との兼ね合いもあり仕方ないのでしょう。不満というわけではありませんが、ほとんど利息はつかないわけですし他行と比較してもとりたてて利率が高いわけではないので普通預金金利に魅力はさほど感じません。

手数料5.0 5.0

よく利用する手数料のパターン
ネット振込
  • 利用頻度:月に何回も振込する
  • 手数料:0円
  • 条件:新生銀行の指定する投資信託や保険商品、仕組み預金などを300万円相当以上運用している場合や新生銀行で住宅ローンを借り入れている場合毎月10回までは他行宛手数料が無料
ATMからの引き出し込
  • 利用頻度:月に何回もATMから引き出しをする
  • 手数料:0円
  • 条件:24時間365日どのATMでも無条件、無制限に無料

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

ATMの手数料については、無条件かつ無制限で一切の手数料をとっておらず他行と比較して格段に条件がよいと言うことができます。

他行宛振込み手数料を10回無料にする条件はやや厳しいものの、5回無料にする条件は円普通預金や定期預金の預け入れ合計が100万円以上であればよく、比較的ハードルは低いと言えます。

セキュリティ5.0 5.0

セキュリティ機能
  • 暗証番号
  • オンラインパスワード
  • セキュリティーカード
  • ATM出金やオンライン振込み指示がなされるとメール通知

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

オンラインバンキングでのセキュリティ対策としては、ログインをする際にATMカードの暗証番号のほか、オンラインバンキング専用パスワードとセキュリティーカードに記載されている数字の一部入力も求められ、3重のバリア機能となっています。

またATM出金のみならず、オンラインバンキングでの振り込み指示をした場合にも必ずメール通知されるため、本人の知らないうちに何度もお金が引き出され続けているといったことは生じにくいと思われます。

サポート4.0 4.0

サポートの電話は比較的つながりやすく、疑問点にはていねいに回答してくれます。

財務状況の点では格付けがBBB+と他のメガバンクやソニー銀行のA以上の評価と比べると今ひとつです。短期間のうちに突然危機的な状況に陥る可能性はまずないと判断できる一方で世界的な金融危機の状況であっても万全に対応できる力があるとは言いがたく、預金保障の対象外である外貨や保証の範囲を超える多額の日本円を長期間にわたって預け入れるのには抵抗があります。

ネット銀行 全般 Q&A

ネット銀行・インターネットバンキングのメリットは?

1位 ネットで振込み手続きが容易にできる
2位 振込み手数料が無料もしくは割安

ネット銀行・インターネットバンキングのデメリットは?

1位 実店舗がないかあっても少ない
2位 ネット上の手続きが全て自己責任

どのようなきっかけでネット銀行を利用しようと思いましたか?

他行宛の振込み手続きを必要が頻繁に生じる時期がありました。そのたびに、銀行などのATMに出向くのが煩わしくなり、直接自宅のパソコン上で手続きるオンラインバンキングを利用したいと考えるようになりました。

「ネット銀行の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

送金手数料やATM手数料が無料になったり優遇されたりする条件が各銀行によって様々なので、自分のステータスが有利になるような条件をだしている銀行を探すのがよいでしょう。

外貨での取引も考えている場合には、取り扱い通貨の種類にも気を配る必要があります。例えば「スイスフラン」は多くのメガバンクやFX会社での取り扱いがありますが、新生銀行での取り扱いはありません。

ネット銀行をどのように活用していますか?

ATMからの現金出金、他行への送金する際の手数料は基本的に無料になるため給与の振込先は新生銀行にして、そこから毎月発生する公共料金や税金などの引き落とし口座として指定しているゆうちょ銀行や住宅ローン返済用の楽天銀行など、目的に応じて資金を振り分けています。

証券会社で米国債など外貨建ての商品を購入する際には証券会社で円から外貨へ両替すると手数料が非常に高くつくので、両替手数料の安い新生銀行で円から外貨へ両替して証券会社の口座へ外貨建て送金します。

また新生銀行よりもさらに手数料の安いYJFXで「現受」という外貨両替機能を利用してその外貨を一旦新生銀行の口座に外貨建て送金、そしてさらにそこから証券会社の口座へ外貨建て送金する方法をとる場合もあります。

YJFXから新生銀行に外貨建て送金する際には1500円、新生銀行から証券会社の口座へ外貨建て送金する際には4000円の手数料がかかるため、両替手数料と外貨建て送金手数料のトータルの手数料を合計して一番有利になる条件で外貨両替する場所を選ぶようにしています。

なお、YJFXの口座から証券会社の口座へ直接の送金はできません。これはYJFXの出金口座も証券会社の入金口座も私個人名義のものではないため、一旦私個人名義の口座を通す必要があるのです。

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