総合満足度 講師 価格 教材 運営
4.04.0 4.0 4.0 5.0 3.0
良かった点
テキストとビジネス英語中心カリキュラム
不満な点
若干高めな値段と慣れから来る講師の惰性
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公開日:2016/07/13

総合満足度4.0 4.0

印象派好き仕事人さん(女性・34歳・埼玉・大学研究員)
利用期間 10ヶ月(2015年4月〜2016年2月)
毎月の支払額 12,000円
自身の語学レベル
  • 上級
    • TOEIC 945点
  • 英会話の目的:
    • 仕事
オンライン英会話選びに重視した点
  • 講師の質
  • テキストやカリキュラム構成

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

ビジネス英会話に力を入れているベンチャー企業です。私が入会した当時は知名度が低かったですが、最近はビジネスパーソン中心に知名度が上がってきた模様。

このスクールの特徴は、オリジナルのビジネスパーソン向けテキスト(無料)がしっかりしており、良くも悪くも”かっちりテキストに則った”レッスンが提供されている点です。

テキストには実際のビジネスの場で使えそうなロールプレイや表現が多く盛り込まれており、書店で売られているビジネス会話本のサンプル対話とは一味違って、実践的な内容になっています。

ビジネス経験が豊富な先生がいることにも満足しており、ディスカッション力、ボキャブラリーなどが向上したと思っています。

当初は満足していましたが、長く続けることで特定の先生をリピートすることになって、打ち解けてきたためか、こちらのプライベートに立ち入った会話をして来るなど、次第に対人関係のストレスを感じることが多くなったことで、退会しました。

また、通信の品質にも難ありな場合がありました。 

どのスクールもそうだと思いますが、人気の先生、教えるのがうまい先生は予約が取りづらいときがあるので早めに次回のレッスンを予約してしまう、受講生側が会話をリードして、やる気をしめすなど、実りのあるレッスンを受け続けるためには、受講生側にも少し工夫が必要です。

Bizmatesを選んだ決め手は?

レッスンは、基本的には教材に沿って進みます。工夫を凝らして開発されており、ビジネス英語を上達させたい人には一番向いているスクールだと思いました。

スクールの知名度は低かったですが、無料体験を受けた講師の受け答えがはきはきしていて、ビジネスの話題にも十分に対応できる方だったため、好感を持ちました。

自分は、仕事でITや法律に関する専門的な会話をする必要があるため、無料体験の対応をしてくれた先生に、仕事上必要な話題を何気なく振って、先生の理解度を確認したところ、ある程度の知識がある先生だったので、その点を高く評価して入会しました。

他のオンライン英会話と比較・検討しましたか?

産経オンライン英会話、hanaso、DMM英会話、アルクオンラインの無料体験も受けました。

急いで上達する必要があり、1日に複数回のレッスンを受けたかったので、産経オンライン英会話、hanaso 、DMM英会話の有料プランを申し込みました。

hanasoはTVや漫画など日常の軽い話題ばかりを振ってくる先生が多く、仕事で使う英語の上達には向かないと思い、またDMM英会話は、気に入った先生の予約がとりづらかったため、先に退会しました。

アルクオンラインは無料体験の時に使用したテキストが簡単で、講師の会話もつたなすぎました。初級者向けだと思います。内容が物足りず、有料プランは申し込みませんでした。

オンライン英会話を始める前、どのレベルまで英語力を向上させたいと思いましたか?

TOEICなど資格試験の点数は充分に保持していましたが、点数に比して「話す」のが苦手です。会話力の向上、具体的には

・会話において沈黙が生まれないようにする
・IT・法律など自分の仕事に直結した内容をうまく説明できるようにする
・話せるトピックの幅を広げ、相手を退屈させないようにする
・持って回った言い回しにならずにストレートに表現できるよう、こなれた表現を使いこなすようになる

などを目的にレッスンスタートしました。

なぜ、Bizmatesの利用をやめましたか?

満足度はなかなか高かったのですが、自宅からレッスンを受けているので親近感が沸くのか、何回も同じ先生のレッスンを受けていると、相手が打ち解けてきて、プライベートなことを詮索して来たり、ふみこんだ議論をしてくるのが負担になってきて、ストレスを感じ、退会しました。

相手の言動をあまり気にしない、またはうまくあしらえる人なら、長く続けられると思います。

今は、以前よりもさらに仕事で英語を使うようになったので、再入会を検討しています。時々、「おかえりなさいキャンペーン」=再開月のレッスン料が半額になるキャンペーンを実施しているのでその期間を狙って再入会する予定です。 

講師/レッスンの質4.0 4.0

授業の進め方
  • 自己紹介(初めての講師とのレッスンの場合)
  • サンプル会話(良い例・悪い例の比較など)
  • ロールプレイ(テキストのサンプル会話をアレンジ)
  • 10回に一度、レビューテスト
講師・レッスンに求めるもの
  • 発音や文法の改善等も重視し、意欲的に授業に取り組む
発音・文法の指導や訂正の有無
  • たくさん訂正するように依頼
  • 先生による。満足いくまで訂正してくれる先生もいるが、ほとんど添削がなくやたら褒めるばかりで、得るものが少なかった先生もいる
レッスンタイプ プライベートレッスン
講師の発音 フィリピンのみ
好きな講師はいたか? いる(講師の名前:Sheree、Kaye)

講師は高学歴の方が多いです。他社の先生より、外資系企業などでのキャリアを積んでいる方が多く、ビジネス全般や時事ネタに関する話題は豊富で良いと思います。

自分は、ITなど専門的な話題についてきてくれる先生に教えてほしかったので、IT業界出身者の予約を取るよう意識しました。

私の場合は、間違いをきちんと添削してくれるよう求めました。先生によっては詳細にアドバイスをしてくれ、1回のレッスンでこんなに身になるなんて!と感激した先生もいます。

リピート受講をしていた先生は頭の回転も速く、こちらが沈黙したり言いよどんだりしてしまうと、言いたいことを察して「〜ということを言いたいの?」と、適切な表現を教えてくれることも日常的にあり、ためになりました。

ただし、日本の企業社会、文化への理解はまだまだだと思います。議論していても、日本人ビジネスマンに対する偏見や、強すぎる憧れ(トヨタやソニーなどへの崇拝に近い感情、日本人=皆お金持ちなどのステレオタイプ)を感じて、辟易または当惑することがありました。

ただ、「ステレオタイプ通り」の受講生も実際にいるらしいので、一口に講師側が悪いとは言えません。

以前、講師から、日本の中年男性は、若いフィリピン女性から教わることを快く思っておらず、発音等を矯正するとすぐに反発される、と愚痴られたことがあり、それなら仕方ないかもと思ってしまいました。

国際交流の練習だと思って、うまくあしらうようにすることが大事だと思います。現実のビジネスの場でも、こうしたカルチャーショックは起こりえる悩みだと思いますので。

価格4.0 4.0

初期費用 合計:0円
  • 入会金:0円
  • テキスト代:0円
  • その他:0円
毎月の授業料 12,000円/月  *週7回受講
受講回数の制限 1日25分を1日1回まで

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

同業他社より高めです。毎日1レッスンコースを選択すると、月12000円ほど。私の入会当時は、他社は同じ条件で6000円強の会社が多く、高めの部類でした。

最近は、新興企業がもっと安い価格を打ち出しているので、より高く感じるかもしれません。オフラインのレッスンに比べればコスパは非常に高いと思いますが…。初期費用やテキスト代などが別途かかることはありません。

教材・カリキュラム・コースの充実度5.0 5.0

教材の使用 使用した *オリジナルテキスト
教材の品質 カリスマ社長が制作指揮した、工夫を凝らしたテキストが良

テキストに基づく、ビジネス英語中心のカリキュラム。ビジネス英語に力を入れているだけあって、ビジネスパーソンの満足度は高いと思います。

テキストで使われるのはありきたりな定型文でなく、日本独特の企業文化や商習慣、労働環境などについて外国の方に説明するロールプレイなども多いです。

上級のカリキュラムには複雑なロールプレイも含まれており、受けていると自然に学習熱が高まってきます。ビジネスの場で実際に使えそうな会話内容が多く、同業他社より工夫されていると思います。

カリスマ的な社長が製作に大きく関与したそうです。予習復習を一生懸命すると、2、3か月したら自分でもはっきりとわかるほど、ボキャブラリーが広がり会話がスムーズになりました。

定期的に内容理解テストが義務付けられ、一定の緊張感があります。テスト前には復習するようすすめられ、終了後にフィードバックも受けられます。

ただし、テキストへのこだわりが強いのか、テキストから逸脱することに対して、あまりいい顔はしない講師もいます。

電話応対に関する内容が2週間程続いた時は、途中でくどく感じ、テキストを何回か省略して次に進むようお願いしたのですが、難色を示され、我慢して受けました。

また、希望すれば、カジュアルな話題の載ったテキストを選ぶこともできますが、ビジネス英語以外の比率が高い人には最適ではないかもしれません。

スクールの運営・サービス・利便性3.0 3.0

通話ツール スカイプ *回線の安定性:先生による。雑音が入ったり、回線が途切れる場合もある。
通常レッスンを受講する時間帯 21時〜23時
通常レッスンを予約するタイミング 授業開始1日前
何回先のレッスンまで予約ができるか? 1回先まで(都度予約をする)
好きな講師の予約は取れるか? 人気の先生は取りづらい(半日前くらいには埋まる)、いつでも空いている先生もいる

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

昼間はオフィスで働いている講師が多いので、平日は朝と夜だけ開講、昼間はレッスン枠がありません。ただ、夜に受講していた自分には、特にそのことがデメリットではありませんでした。

回線の安定性は課題だと思います。通信にザーザー音が入ったり、ペットの鳴き声がうるさくて聞きづらいことがよくありました。また、画像が乱れ、画像をオフにして音声のみの通信にすることも多々ありました。

さらにフィリピンの通信環境を考えると仕方ないとは思いますが、先生によっては、明らかに自分の通信環境に問題があるのに、受講生がSkypeの使い方に習熟していないからだと主張して、驚かされることもありました。

他には、台風な洪水などで全くつながらず、授業がキャンセルになることもありました(他社でも同様なので、フィリピン在住の先生が多いスクールでは、仕方ないかもしれません)

今年3月末日に、予約のしくみに以下の変更がありました。

レッスン予約受付時間は、
(旧)15分前まで (現在)5分前まで
レッスンキャンセル受付時間は、
(旧)1時間前まで (現在)30分前まで
レッスン開始前のリマインド通知メールは、
(旧)90分前 (現在)60分前

レッスン開始30分前までにキャンセルすると、当日の再予約が可能です。30分を過ぎると、受講しなくても消化されてしまいます。

オンライン英会話 Q&A

授業で学んだことを定着させるためにどのように勉強・復習をしましたか?

テキストを音読したり、レッスンで習った表現を単語帳に書き出したりしました。また、Skypeのチャットボックスを使って教えてもらった表現を、Skypeを立ち上げて再度確認し、復習しました。次回使用するテキストを読み込み、話したい内容を整理しました。

習い始めのころは毎日30分以上、その後も毎日15分は予習復習し、理解度テストの前日には、1時間程度準備していました。

特に、プレゼン準備、グラフやチャート説明に関する章を勉強した際は、苦手テーマなので気合を入れて予習復習しました。身に付けるためには、毎日流して受講するのではなく、講義時間以外も少し時間を割くことが必要かと思います。

より良いレッスンを受けるために意識したことは?

文法の訂正をしてほしいなどのリクエストがあるのなら、自分ではしつこいと感じるくらい何度も言うべきです。少なくとも、講師を替えるときには毎回言及すると良いと思います。

日本のサービス業の接客レベル・感覚とは異なりますので、講師間の引継ぎがない、忘れているだけなど、悪気なく不注意で対応が悪いこともあります。

また、同じ先生を何度もリピートしていると、先方は、だらけてきたり、フレンドリーになりすぎて友達感覚になってくることがあります。

自分はその点が負担になり退会しましたが、流すかうまくあしらえると良かったと思っています。

本来の学習目的に沿うためには、「自分は真面目に勉強したい」ことを定期的にリマインドすること、例えば、予習復習していることをアピールしたり、脱線したらすぐに話を本題に戻すなど、受講生側が会話をリードすることが重要だと感じています。

講師選びのポイントは?

予約を取りやすい講師は今一つの授業をすることが多く、高品質の授業を提供する講師はどうしても予約が埋まりがち。早め早めに予約をすることが肝心です。

特に、週末は予約が埋まりやすいです。自分と同じような業界・職種の経験のある先生を予約すると比較的外れることがありません。

私は、対応の良くない講師だとストレスを感じることが多かったので、勿体ないとは思いつつも、良い講師の予約が取れない時には受講を控えるようにしました。

リアルの英会話より安い分、ある程度「捨てる」レッスンがあるのも仕方ないかもと思っています。

オンライン英会話を今検討している人に「オンライン英会話の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

自分の目的、習熟度などにあわせて会社を選ぶことが重要です。大半のスクールでは2回程度の無料レッスンを提供しているので、有料レッスンを申し込む前に複数企業の無料レッスンを申し込んで比較しましょう。

hanaso、アルクはカジュアルな会話をのんびりと楽しみたい初〜中級者に向いていると思いました。産経は比較的どんな話題にも広く浅く対応してくれますが、ビジネス英会話のテキストはBizmatesほど充実していません。(ただし、先生によっては、ビジネス英会話が得意な人もいます)。

DMM英会話はヨーロッパや南米など多くの国の講師が在籍しているので、色々な国の発音・カルチャーを経験できるのがよいところです。

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