リクルートスタッフィングを選んだ決め手は?
- 自分の希望する分野の求人が多い
- 友人・知人で派遣社員として働いていた
- たまたま自分の希望通りの仕事を見つけた
自分が希望している仕事が具体的にイメージができれば、どんなことをするのかを同じぐらい知っている人から紹介してもらいたいと思うのは自然な発想だと思います。
ですが派遣でお仕事を始めるときに「ものすごく合っている、フィットする」ということは稀で、紹介された内容になんとなく違和感を持つことの方が最初は多いと思いますし、派遣でお仕事をこれから始めようとする場合にはなおさらだと思います。
今回1年程仕事をすることになったリクルート・スタッフィングは、業界の特徴や内容を分析していて、会社がどのようなスタッフに来てほしいかのニーズも割とよく理解していると思います。
例えば巷では女性の年齢について若ければその方がいいようなイメージもあるにはあると思うのですが、実際の職場では見た目がどうかというよりも、その人の「仕事内容への興味」や「理解度」がどれだけ深いかを重視する職種や業界もあるので、平均年齢の高い職場も割と存在しています。
また、内容が難しそうに思えても会社へ入ってしまえばひとつひとつのことをクリアしながら、努力次第でなんとかなってしまうのも、従業員平均年齢の高い会社の特徴のひとつです。
前の職場の友人が当時、「リクルートはサポートほとんどないけど」とこぼしながらも翻訳業務だけ(それ以外の仕事は全くなしの、翻訳専任)で現在までで丸4年仕事を続けています。
これは多分本人の仕事内容への興味と、日々の勉強の賜物だと私は見ていますが、派遣会社の仕事である「働く側と働いてもらう側のマッチング」が成功しているからこんなに長く続くのだと思っていて、機会がもしあればという軽い気持ちで登録をしに行き、ちょうどご紹介に至ったという訳です。
会社の対応自体は、笑顔も少なくドライな印象をその時受けましたが、基本的な機能自体は申し分なく、ちょうど興味を持っている会社の求人の連絡がきたので、エントリーしたら決まりいい職場でした。
他の人材派遣会社比較・検討しましたか?
リクルート・スタッフィングとパソナを比較検討しました。
ここ数年はだいたいいつもこの2社を参考にさせてもらっていて、どちらも業界最大手で甲乙つけがたいところですが、同じ業界の大手の会社でありながら社風は対照的で、リクルートは感情をあまり挟まないクールな印象です。
パソナは日本企業的な人の好さや、悪く言えばウェットな印象を私は持っていて好みが分かれるところかもしれません。「紹介のタイミング」という点においてはリクルートが一歩リードしているように思います。
なぜかというと、何人かの担当者から並行して業務内容・希望業界に沿った紹介が随時あり、比較検討しながらエントリ-可能になっていることや、週末を中心とした連絡とスピーディーな営業担当へのバトンタッチのタイミングからも仕事の分業化が進んでいることが推測できます。
対するパソナはもう少し担当者「その人」に寄っているような印象をうけます。たとえばAさんが男性の営業さん、Bさんが女性のアシスタントでコンビを組んでいたとすると、パソナはその2名のコンビネーションを中心に進んでいく印象を受ける会社です。
派遣会社内の担当者同士、コミュニケーションが活発なことが伝わってくるのとそうでないのとでは、話のプロセスから受ける安心感や印象が変わってきます。
コラボレーションが少ないとそれだけ自分にマッチする話が来る数自体が少なく、範囲が狭くなり、本当はそうではないのかもしれませんが、ひとつの案件に対して時間をかけすぎているような印象になりがちです。
リクルートは、数撃ちゃ当たるではありませんが気軽さがあり、仕事はなるべく早く決めないと自己肯定感にも影響してくるので、早く動いてくれる会社にやっていただく仕事として非常に活用できます。
パソナの紹介のスタイルは最初から口頭のコミュニケーションが中心です。データがアップされる前にご紹介いただくような内容もある印象を受けますが、ご紹介があった内容は全てメモしなければ残りませんので、書いたらとっておきます。
企業からの信頼と質は高いけれど、紹介スピードの点からはリクルートの方が優れていますので、その時の優先順位で比較しながら検討しました。
もしこれと思っている業界や役割があるのであれば、リクルートをひとつ追加しておくと、ビジネスライクに割と勝手にさくさくと探してくれるような印象があるのと、今現在同時にどこか探しているかも聞いてくれますので、この点についてもあっさり本人状況としてご理解いただけるようです。
遠慮して派遣会社はひとつにしぼろうなどと思わず、同時に利用するぐらいの方がいいのではないかと思います。
(お時給交渉をするタイミングに、強気でいられるのは知っているか知らないかの違いだけですが、相場は知っておいた方が何かと身の助けになることが多いです。)
実際に働いて、リクルートスタッフィングの強みはなんだと思いましたか?
リクルート・スタッフィングは検索システムがどのような仕組となっているのかはよくわかりませんが、応募者の仕事の経歴を多角的にデータ分析しながら、「希望内容に近い紹介の数自体が多いところ」が特徴的な良さだと思います。
その紹介メールは、こちらの希望とフィットしているかどうかは星3つで表示されていて、業界、時給、内容など星が少なかったとしても何らかの紹介が自動送信のメールで送られてきます。
頻度は私の場合多い時は2日に1度は必ずお知らせがきていました。働きたい業界に動きや求人が少ないタイミングのときには、少し間が空くときもありました。
しかし、おおむね何らかの紹介のアクションがあるので、何かやってくれているな(機械がやっているのか人間がやっているのかは分かりませんが)というところがとにかく安心です。
データの活用という部分も優れていると思います。
もし紹介が滞るようなタイミングだったら、リクルートスタッフィングの独自の学習システムで、マイページに登録すると受講が可能になるeラーニングのエランというシステムがあるので是非活用されるといいと思います。
実際の業務に必要な内容に即した問題で質がいいので、申し込んで家でPCスキルアップなどに時間を使うとスキルアップ実績にもつながり、派遣会社の活用範囲を自分で広げられます。
なぜ、リクルートスタッフィングの利用をやめましたか?
派遣先からの契約満了ということで仕事が終わり、次のお仕事(2015.12.1)からはパソナからのお仕事なので事実上一旦退職ということになります。こちらが良くなかったから、こちらが良かったからということではありません。
今回はパソナと派遣先でお世話になる会社の人事部の方のおかげで、一度面接でお目にかかって別の方に決まったポジション以外の「求人予定」のお話があって、その役割をやってみたかったので待つことにし、ラッキーなことにこちらに決まったので、リクルートは一旦失礼するような状況となりました。
(やはり1ヶ月以上かかりました。忍耐でした。)
変わらずお仕事のご紹介はいただいていて、ありがたいと思っています。
実際のところ、リクルートからご紹介のお仕事で10月〜11月中ごろまでに2件のお話が進んだのですが、残念ながら2件とも「他社派遣会社の方で決まった」そうで、クローズ案件となりました。
営業の方から、申し訳ありませんと連絡がありました。ご紹介担当の方からは、クローズした後も求人動向の分かるようなお知らせをメールでいただいていていたので、助かりました。
派遣会社の両名の方が悪いわけではなく、たまたま別のところからの役割により近しい方に決まっただけなので、ちょっとしたタイミングなので仕方ありません。
しかし私がエントリーして派遣会社が相手先の企業に連絡をし、その相手先の派遣デスクとの日程調整・レスポンスを含めて企業訪問に進む結果を待つまでの期間は、先方がいそいでなければ2週間ぐらい、急いでいる時でも確認等で最低1週間くらいはかかります。
ですから、決まらなかったことを含めて総合的に考えると、やはり1社だけでお仕事探しをするのではなく同時並行で探すぐらいがちょうどいいと思いました。