総合満足度 取引コスト 取引画面 情報サービス サポート体制
4.04.0 3.0 5.0 5.0 4.0
良かった点
提供される情報量の豊富さ、取引操作の良さ
不満な点
特にありません
Pocket

公開日:2015/12/01

総合満足度4.0 4.0

shigechanさん(男性・60歳・徳島・会社員)
株式投資歴
  • 6年9ヶ月(2007年1月〜2013年9月)
    • 中級者
     *投資スタイル:
    • 長期投資
今まで出した利益
  • 損失が出ている
*直近1年での利益:
  • 10万以上/年の損失
利用期間
  • 6年9ヶ月(2007年1月〜2013年9月)
利用経験のあるその他のネット証券
  • 東洋証券/フェデリティ証券

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

大和証券は業界最大手の証券会社として、全国に多くの店舗を展開していますが、同時にネット取引も可能な証券会社です。

ネット証券専業会社だけがネット取引が充実しているのではありません。大手証券会社は長らく多くの企業の株式公開に関わってきた実績もあり、その情報収集力はネット証券の比ではありません。

たしかに新興勢力は身軽ですので、新しいサービスも可能でしょう。NISAの登場とともにより若い世代が株式取引にも参入しやすくなっています。

新興ネット証券会社は廉価な株式取扱い手数料を武器に大手証券会社の牙城を崩そうとしていますし、それを受けて私が本格的に株式売買取引をやっていた時代よりも確実に手数料水準は下がってきて、取引がよりしやすくなっているのも事実です。

投資者サイドからすれば、選択できる窓口がより広がっているので、自分の株式の取引スタイルによって好きな証券会社を選んでいいのは実に恵まれていると言えます。

ただ株式売買取引は自己責任という名のもとに利益を出すこともあれば、逆に損失も引き受けなければならないハイリスクハイリターンの取引です。

それだけにしっかりとした投資方針が個々に必要であり、そのためにはそれをしっかり実現させてくれるサポーターとなるべき証券会社を選ばねばなりません。

その面では大和証券はすでに大手証券会社として多くの投資家から支持を受けてきた会社であり、同時に時代の変遷に合わせてネット取引スタイルも積極的に採用している会社だと思います。

ネット取引を実際やってきた本人としては、この会社の持つ情報力の豊富さ、ネット取引における取引画面の扱いすさ、同時に充実したサポート体制など、たくさんすばらしいものがあると感じています。

確かに大手証券会社は優秀な社員もたくさん雇用しているので平均給与も高く、運営コスト高からそれが株式取引における割高な取扱い手数料にも反映されているのも無理はないことだと認識しています。

しかしハイリスクハイリターンの株式投資の利益から比べれば、ネット証券会社の手数料の格差は無視できるレベルと思います。

その分が価格には見えませんが、顧客に提供される情報量や取引画面の便利さ、あるいは他のサービスを含む総合サポートに反映されているとしたら納得できるのではないでしょうか。

長期投資方針のもとで購入時によく銘柄を選定して、後は値上がりをじっと待てばいいのです。

それが結果として値上がりすれば、売却利益を得た後では多少の手数料の差は無視できる話に収束します。いずれにしても長期投資の確固たる方針の下で、大和証券を利用することは正しい選択の一つだと思います。

大和証券を選んだ決め手は?

初めての証券取引でしたので、できるだけ身近に支店もあって、なおかつ自分の仕事をしながらの取引でしたから、時間に縛られないネット取引ができる証券会社を選びました。

当時はネット取引が可能な証券会社といえば松井証券などが有名でしたが、地域的(徳島)にみて松井証券のような中小かつ支店の少ない証券会社はやはり不安であり、やはり地元で長らく商売している野村証券や大和証券のような大手証券会社から選びたかったのです。

東洋証券、フェディリティ証券、などと比較し、それぞれ、のちに口座を開設しましたが、証券会社ごとに投資方針を変えて、資金を運用していました。

具体的には大和証券は株式売買中心の長期投資、東洋証券は株式売買でのデイトレード、フェデリティ証券は投資信託運用と方針を固定していました。(一部例外もあります)

他のネット証券と比較・検討しましたか?

元銀行員としてお金に携わっていたものでも、さすがに株式取引という世界は未知数の世界でした。自分の決断一つでお金がふえたり減ったりするわけですから当然です。慎重の上にも慎重でこの株式取引の世界へ入りました。

さらにネット取引は便利ですけど、あくまで指導者がいるわけでなく、すべて自分で学ばなければなりません。

すべてベテランなら即他のネット証券会社の呈示条件見て入れるでしょうけど、全く株式取引素人だった私にはやはり、失敗は極力避けたかったので大手証券会社でしっかり訓練を積んでから、余力ができれば次のネット証券会社取引へと進みたかったわけです。

そう意味で、最初から他のネット証券会社を検討する余地はなかったわけです。

大和証券の不満な点をお聞かせください。

初心者には向いていると思いますが、デイトレードして短期間に利益を出したいトレーダータイプの人にはまず、売買手数料が高すぎますね。

デイトレードしたいのなら、そういう取引スタイルに応じたネット証券専業が今はたくさんあると思います。

なぜ、大和証券の利用をやめましたか?

株式売買をしていたピークにはすべての証券会社でのトータル運用資金を3千万円までふくらましていました。

しかし2008年9月に発生したリーマンブラザースの破たんをきっかけとしたリーマンショック以降、急激に運用状態が悪化し、しかもその後の民主党政権の運営も日本経済を上昇基調に導けず、大きな損失を抱えたまま消極的な運用方針に転換しました。

損切を繰り返し、最後まで大幅に損失を抱えたまま、アベノミクスによる日本の株式上昇トレンドに乗る前にはすでにすべての証券会社の口座を解約し株式市場から完全撤退をしていました。

手数料・取引コスト3.0 3.0

なぜ初心者にとって重要か
私の投資していたころと違って、最近はネット取引による証券投資がさらに過熱気味になっています。ネット証券会社も充実してきて、多くの新しい参加者が市場に参加しています。デイトレードもより盛んになっていることでしょう。そうなると、まず一番に取引に伴う売買手数料が安ければ安いほど取引コストは低くなるので、投資金額が低い人ほど、この項目は重要性を増すと思います。

私はディトレードは主に東洋証券を通じて行っていましたが、当時の100万円あたりの売買手数料は800円でした。一方、同じ条件下で大和証券だと3200円でした。

デイトレードだとこの差は売り買いの頻度が上がれば大きいですが、私は、大和証券は長期投資の方針だったので、売り買いする頻度は少なく、あまり手数料にこだわってはいませんでした。

しかし、売り買いする側からすれば、手数料が安いに越したことはありませんし、事実、大和証券はネット取引でも割高だったので、可もなく不可もなくと判定しました。

(2015年9月現在の手数料相場を比較すると、同じ条件で大和証券が2000円、東洋証券が800円前後と、競争の激化で大和証券は以前よりは大幅に引き下げているようですが、まだまだネット証券専業とは格差がありますね)

取引画面の使いやすさ・見やすさ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
実際、現物株式のネット取引をやられてみたらわかりますが、じつに多くの参加者の取引がリアルタイムで次々と進んでいくのがわかります。特に相場が大きく動くときに、その証券会社の取引操作がわかりにくくてもたもたしていたら、それだけで絶好の売買タイミングを失います。これだと思った瞬間にちゃんと売り買いのオーダーが出せて、結果もすぐ確認できるようなわかりやすい操作画面を持っているのは、売買に不慣れな初心者には特に重要と思います。

私にとっては、大和証券の取扱い画面は東洋証券のと比べるとかなり扱いやすかったと感じています。

ネット取引ですから、画面の操作手順について教えてくれる先生はいません。すべて自分の判断で会社が用意してくれたマニュアルを読みながら操作を覚えねばなりません。

私は両証券会社で中国株式も売買取引やっていましたけど、大和証券に比べると、東洋証券の中国株式売買の操作マニュアルは極めて使いづらかった記憶があります。

前回操作を覚えていても、毎日のように取引するわけでもなく、じっと相場を眺めているときもあるのですが、いざ取引を行うときに、以前の操作を忘れてしまうこともありました。

そのような時、大和証券の画面では、あちこち検索しているうちに操作を思い出させてくれるようなヒントがたくさん仕掛けとしてありました。それだけに操作を忘れても、次に取引するときでもなんとか売買できたわけです。

中国株式売買は国内株式売買よりさらに取引操作が数段階多いのでその手間も余分でした。それでもなんとかできたのは、大和証券の取扱い画面が顧客のことをよく考えて作られた操作画面だからだったと判断しています。

情報サービス5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
証券投資は情報に始まり、情報に終わると思います。もちろん長期投資とデイトレードでは求められる情報の質もかなり異なりますが、証券投資では正確な情報をいかに早く、かつ多面的に取れるのかが人に先んじて利益を上げられる必須条件だと思います。

常に大和証券と東洋証券を比較しながら株式取引をしてきましたが、やはり大手証券会社の情報力には中小規模の証券会社は劣ると感じていました。

大和証券が提供するマーケット情報は、東京、ニューヨーク、中国マーケットのみならず、株式の動きに影響を与える債権・為替市場も常にリアルタイムで、ボードで見ることができましたし、個々の上場企業の情報も株価の動きや新規取扱商品のような情報までタイムリーにみることができました。

これはやはりたくさんの企業と株式売買を通じて取引のある大手証券会社の得意するところだと思いました。

もしこれがコストとして割高な売買手数料に反映されているとしても、その証券会社を利用するのも納得せざるを得ません。

問い合わせ・サポート体制4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
銀行などと違って証券会社というのは、外から見ると日頃接点がなくて本当にわかりにくい組織です。でも一度株式取引や債券取引で証券会社と取引を始めたら、やはり最後にものをいうのはサポート体制だと思います。 とりわけ初心者にはなにもかもわからないことだらけです。マニュアルを読んでからネット取引するのは当たり前として、どうしてもマニュアルの語彙や表現のニュアンスが理解できないことも多いのです。そういう時にメールや電話で直接これらの不明な点を確認して理解しておくことは必要だし、そのサポート体制が整っている証券会社ほど頼もしい存在はありません。
サポート方法
  • メール
  • 電話

通常はネット取引でしたので、支店との接点はありませんでしたが、証券取引やっていると、次々とわからないことが出てきます。

売買面は言うに及ばず、特に税務関係や申告に関することで、金融機関に勤務していた私でさえ、頭を抱えることがありました。

そういう時には、ネット取引顧客という次元を超えて、直接電話やメールで支店に相談をしていました。

ネット取引顧客ということで窓口の対応が悪いと思ったことはなく、じつに親切丁寧に対応してくれて、ほとんどのことはこの方法で解決できました。

さらにどうしても電話で理解できないときは支店に直接聞きに行ったこともあります。大和証券に関しては勤務先の近くに支店もありました。顔を合わして説明を聞くことでより理解が深まりそれで解決したものです。

そういう風に、大手の証券会社はネット取引を超えて余りあるサポート体制を構築してくれているので、取引する上での安心感は初心者には力強い味方になってくれると思います。

ただセミナー開催なども知らせてくれましたので、一度だけ聴きに行きましたが次からは参加を取りやめました。あまり情報を得る方法としては役ただなかったというのが理由です。時間の無駄だと思いました。

初心者へのアドバイス

口座はいくつ開設するべきですか?

比較しながら売買することは証券投資の経験を積むうえでも必要なことなので、できるだけ複数の証券会社の口座を持つほうがいいと思います。

NISAの導入など、以前よりさらに証券取引ができやすい環境が作られているのと、なによりネット証券会社の数が我々のやっていた時代よりかなり増えていますから、やりやすくなっているのは間違いありません。

その場合、できるだけ得意分野を持つ性格の異なる証券会社を選ぶべきですね。同じタイプだと比較する意味もないですし。

私の場合は、ほかにもさわかみ投信とか、債券投資、外国通貨投資とか、いろいろなものに手をだしていましたけど、ずいぶん勉強になりました。

口座にはいくら入金するべきですか?

私の場合は当初2百万円くらいからスタートしましたけど、だんだんエスカレートしていきまして最後は3千万円まで投資額が増えていました。

最初はいろいろな投資対象に分散していましたけど、最後は資金を国内株式、中国株式に集中しました。もちろん信用取引はやっておらず現物株式のみでした。

私の経験からいえば、個人は最高でも1千万円位までに運用額をとどめておかないと、いざ相場が極端に下がった時に普通の個人ではリスクが大きすぎるように思います。かなり狼狽して正常な判断ができなくなります。

どんな銘柄にするべきですか?

アベノミクスの株式相場に与えた現状を見ていると、長期投資という方針は正しかったなとつくづく思い知ります。

ただ私の場合はそれが待てず、損切りしてすべて売り払った後で、再び日本の株価が上昇し始めました。私の保有していた株式の中には、そのあと、底値から3倍から5倍に株価が回復したものがいくつかあります。

持ち続けていたら、過去の損失をかなりカバーしてくれていたはずです。ですから、もし長期投資を前提とした投資方針をお持ちなら、我々の生活に密着した大きな企業とか、業界のトップに君臨する株式を購入することをお勧めます。

たとえば、ユニクロのファーストリティリング、おむつメーカーのトップブランド・ユニチャーム、空調機メーカートップのダイキン、小型モーター世界トップシェアの日本電産などです。

一方、中国株は絶対手を出してはいけません。独裁国家で政情が不安なうえに、各企業の正確な情報が曲げられて出されている可能性が高いです。

私の場合は株価の下落にさらに為替の下落でダブルパンチを受けて、何年たっても回復しませんでした。あのようなものに手を出すなら、むしろアメリカやヨーロッパの企業の株式を買うのがはるかにリスクは少ないと思います。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

このネット証券の口コミを読むのもいい勉強法だと思いますが、さらに各ネット証券会社のHPを比較読みするのもいい方法でないでしょうか。

私も結構書籍とか、ネットで調べてから証券取引始めましたけど、あまり記憶に残っていません。それより、少額でいいですからてっとり早くネット証券に口座を持って、一銘柄買ってみることです。

すると、その瞬間から真剣味が加わります。そしてその株価の動きを注意深くウオッチしながら、同時に株式取引の基本書を読んでいったらいいのです。

すると、本だけ読んでいたらわかりにくかったことが大変よく理解できるようになります。まさに実践効果です。

取引する上で注意することは何ですか?

株式を売買する上で判断のために情報が欲しかったのですけど、証券会社が提供してくれる情報だけでは満足できなくて、いくつか有料の情報提供会社に手を出しました。

でも結論から言えば、この手の情報会社からの情報は私にはあまり役に立ちませんでした。むしろこの手の情報商材は短期に株式を売買している人向きにはいいのかもしれません。

私のような投資方針でやっている人は、しっかりと日本人の生活に密着して経済活動している企業を見つけて、それでも株価は常に上下していますから、ドカンと全体の相場が下がったときに一挙にその会社の株式に買いを入れて、あとは何年でも放置すればいいと思うのです。

アベノミクスのような動きがあったり、世間が落ち着きを取り戻せば、このようなタイプの企業の株価は着実に上昇していきます。

もちろん株式取引にも短期トレードを好む人もいれば、中長期投資を好む人もいる、だから私の方法が一番いいとは申しません。ただ共通して言えることは、人間は判断においては理性より感情に左右されがちです。

私も取引に熱を上げていたピーク時には判断で愚をおかしていました。儲けを出すと冷静になるのが本当に難しいのです。特に株式売買初心者が陥りやすいのが私のした失敗なので、ぜひ参考にしてみてください。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

そもそものきっかけは娘が新卒で入った会社がベンチャー系で、その会社が近々に株式市場に上場するので、新入社員の家族に株を購入することを勧めてきたからです。

さすがに断れなくて、購入するつもりで証券会社の口座開設をしている間に相手にトラブルが発生したりして、結局株式公開の日程が伸びて、私は購入しなくてよくなりました。

その後、株価が10分の1まで下落したようで、もしあの時購入していたら、短期間で大損していました。不幸中の幸いでした。(2年以内に娘を含む新入社員が全員その会社を辞めました)

しかし、そのまま大和証券で口座の開設まで行ってしまい、それが縁で他の株式を購入するようになっていきました。結果的には長い株式取引の始まりでした。

もともと銀行の行員だったこともあり、考え方は堅実で保守的でした。株式取引は全然興味もなかったのです。

しかし、こちらの思惑と異なり、銀行にも投資信託販売の流れが入ってきて、自らお客様に販売をするような立場になっていきました。

しかし、ほとんどの行員が株式取引すらしたことがないのに、投資信託の販売でもっともらしくお客様にはリスクの説明をしているのです。

私の中で常に矛盾した感情がありました。行員はただリスクを説明することと、リスクを説明した証拠を顧客から書面に署名させて残すだけで、銀行は販売者としての変動リスクの責任を逃げていただけのことでした。

私はそれが嫌なので、自らのお金を投資してみて本当のリスクとは何かを体得しようと思いました。そうすることで、初めてプロとしてお客様に責任ある投資信託の販売ができると思ったからです。

結果としては大きな損失もこうむりましたが、その時の判断は今でも正しかったと思っています。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

元銀行員として株式取引というお金の価値の変動を伴う取引形態にはかなり慎重な立場をとっていました。というか、生理的に受け入れにくかったのだと思います。それでないと、この銀行という保守的な業界で仕事するにはうまく順応できなかったからです。

しかし、世の中の変革の動きは銀行の外からやってきました。銀行員も株式取引や投資信託という価格変動商品を取り扱うことから逃れられない時代がやってきたのです。

そうなると、ただ待ちの姿勢より、むしろ攻めの姿勢でこの動きを迎えたほうがいいと思いました。自ら積極的にこの世界に飛び込むことで、受け身的に商品を販売するより、むしろ早く慣れていくと思ったのです。それはそれで正しい判断だったと今振り返ってそう思います。

どのようなトレードスタイル、投資法で株取引を行っていますか?

基本は長期投資です。日本株式中心に東証一部二部企業から成長性の高い企業の株を選んで取引しました。

購入した銘柄はほとんど大和証券に置いていました。でも同時に東洋証券ではデイトレードも盛んにやっていました。初期のころは市況もそこそこよくて、けっこうこのデイトレードでも利益を出していました。

中国株式の現物取引もやりましたが、これは結論からいうと、全敗でした。株価の下落に加えて為替の下落で投資金額の8割減というレベルまですべての投資銘柄が価値が下がってしまい、回復不能な状態のままでした。最後は損切りですべて売却しました。

株取引の魅力は何ですか?

株価の動きに一喜一憂するのもけっこうスリリングで面白いのですが、株価の動きを通じて日本国内だけでなく、世界の動きにかなり敏感になります。

銀行員としてお客様と話をするときにもセールトークとして結構武器にもなっていました。銀行員としては保守的な考え方をもって仕事をしてきましたけど、株式取引を体験するようになってからはかなり社会人としての考え方も変わってきたと思います。変化を好むようになりましたね。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

リーマンショックで数日で一万数千円もしていた日経平均株価が6800円前後まで落ちた時にはさすがに青ざめました。

その動きにつられて保有していた全銘柄の株価が落ちたので、かなりの数の銘柄を損切りしながら売却してできるだけ損失を避けたつもりでしたが、完全に売り切れず一定銘柄残してそれらの株式の回復を数年間待ち続けました。

しかし結局回復せず、疲れ果てて売却することでさらに損失を拡大させました。後悔しても仕方ありませんが、今の現状みていると、株取引の我慢は10年単位でするものだとつくづく感じています。

Pocket

関連リンク

このページのトップへ