総合満足度 取引コスト 取引画面 情報サービス 取扱商品
4.04.0 5.0 4.0 5.0 5.0
良かった点
取引画面の分かりやすさ・見やすさ
不満な点
時系列データが見られないこと
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公開日:2016/11/05

総合満足度4.0 4.0

watchさん(女性・37歳・北海道・自営業)
株式投資歴
  • 2年6ヶ月(2014年2月〜現在)*2016年8月現在
    • 初中級
     *投資スタイル:
    • 長期投資
今まで出した利益
  • 利益と損失トントン
*直近1年での利益:
  • 利益と損失トントン
利用期間
  • 2年6ヶ月(2014年2月〜現在)*2016年8月現在
利用経験のあるその他のネット証券
  • マネックス証券
  • SMBC日興証券

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

初心者の方にも直感的に分かりやすい画面配置になっています。上部の青いバー付近に知りたい項目が全て載っていますので使い勝手がいいのが魅力です。

新規公開株の応募も可能です。応募するたびにポイントがもらえ、ポイントが貯まると次回以降のIPO申込時に当選しやすくなるというメリットがあります。

そして何と言っても金融資産の組み合わせであるポートフォリオの画面が、特定預りとNISA預り分に区切られていて資産状況が一目瞭然で見やすいのが気に入っています。取引もスムーズに行えます。

保有している個別銘柄をクリックすると、個別銘柄情報が出てきます。マネックス証券やSMBC日興証券では、時系列データ(過去の株価:日付、始値、高値、安値、終値、前日比、出来高)が一覧で載っており、1ヶ月以上前までデータを見ることができるのですが、SBI証券は時系列データがないのが少々残念なところです。

またIPO応募の際、SMBC日興証券は、当選、補欠など「抽選結果のお知らせ」メールが毎回届くのですが、SBI証券は、このお知らせメールが届かず、自分でログイン画面から抽選結果を確認するしか方法はありません。

この点はそこまで不便を感じているわけではないのですが、他社との違いということで挙げさせていただきました。ちなみにマネックス証券はお知らせメールが届きますが、結果はログインしないと見られないようになっています。

SBI証券を選んだ決め手は?

  • 手数料・取引コスト
  • 会社の信頼性
  • 口コミ・評判の良さ

住信SBIネット銀行を開設しており、SBI証券への入出金もスムーズだと思ったからです。また取引手数料が格安だったのと、口座開設数No.1のネット証券最大手という評判からです。

実際に株取引をしている方のホームページやブログ等にも、SBI証券のことが書かれていることが多かったのも決め手となりました。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

マネックス証券と比較・検討しました。最終的には、住信SBIネット銀行を開設しているからという点と、初心者にもやさしいネット証券という評判をネット上で見て決めました。

メイン取引はSBI証券にして、実際に取引をしてみて使い勝手などに不都合があれば、サブは他のところ(マネックス証券)にしようと思っていました。

SBI証券の不満な点をお聞かせください。

時系列データ(過去の株価:日付、始値、高値、安値、終値、前日比、出来高)が見られないことです。

売買時に過去のデータに重きを置く方にとっては不便だと思いますが、それ以外の方にはそれほど問題がないことなのかもしれません。

手数料・取引コスト5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
取引の回数次第で、コストパフォーマンスが変わってきます。 累積すれば大きな差が出ます。

取引スタイルに応じて手数料プランが選べるということと、NISA口座を開設した場合、国内株式、海外ETFの取引手数料が恒久的に無料というのが魅力です。

手数料プランは、現物取引の場合、スタンダードプラン、アクティブプランがあります。

スタンダードプランは、1注文の約定代金に対して1注文139円(税込150円)から手数料がかかります。アクティブプランは、1日の約定代金合計額に対して、1日96円(税込103円)から手数料がかかります。

スタンダードプランは、中・長期の投資に、アクティブプランは、短期の売買に適していると思います。

取引画面の使いやすさ・見やすさ4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
取引画面が使いにくいと誤発注にもつながりますので、使いやすさ・見やすさはポイントになります。

取引画面の上部に必要な項目のバーが全部揃っており、青色で表示されていて見やすいです。

個別銘柄の売買時の画面では、シンプルですっきりした配置ながらも重要項目に太字、赤、青など色がついており、分かりやすいです。損益はプラスが赤字、マイナスが青字で表記されています。

また、買付日が載っているので保有期間が一目でみて分かるのは、たいへん便利です。マネックス証券やSMBC日興証券には、買付日の表記はありません。

一つ残念なのが、SBI証券には、時系列データが載っていないことです。時系列データが加われば最高だと思います。

情報サービス5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
会社の信頼性に問題があれば、サービスを利用するのが不安になります。会社の信頼性や安心感は取引においてとても重要な項目になります。

SBI証券は、口座開設数No,1という会社のブランド、インターネット上の口コミ、マネー・投資雑誌などでも投資家が利用している証券会社として人気が高いです。

二重パスワードやセキュリテイ体制も整っており、信頼しています。

また顧客資産の分別管理も行っており、信託財産が保護されています。万が一、運用会社、受託銀行が破綻しても、信託財産は保護され、有価証券やお金は顧客に返還されます。

システムエラーになったことも今までありません。

取扱商品の多さ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
取扱商品が充実していた方が取引においての選択肢も広がり、検討する上でも役立ちます。

取扱商品が多いと取引の選択肢が広がります。

国内株式(現物、信用、 PTS取引、単元未満株、REIT、国内ETF)外国株式(米国株式、中国株式、韓国株式、ロシア株式、ベトナム株式、インドネシア株式、シンガポール株式、タイ株式、マレーシア株式、海外ETF)

投資信託(全取扱ファンド、ノーロードファンド、積立買付ファンド)債券(円貨建債券、外貨建債券)FX(米ドル円0.5銭 通過ペア全20種類)先物・オプション、ワラントなどがあります。

マネックス証券やSMBC日興証券と比較しても、SBI証券は豊富な取り扱い商品が揃っています。

またSBI証券は、夜間取引が可能になっているので、サラリーマンの方や日中仕事や育児等で取引ができない方にも向いています。

初心者へのアドバイス

そのほかに初心者におすすめのネット証券会社はありますか?

他のおすすめのネット証券会社
    • マネックス証券
    • SMBC日興証券

マネックス証券やSMBC日興証券では、時系列データ(過去の株価:日付、始値、高値、安値、終値、前日比、出来高)を見ることができます。

時系列データを重要視されない方にはあまり関係がないのかもしれませんが、重要視される方には見やすくて良いのではないでしょうか。

画面の配置を比較すると、SMBC日興証券よりマネックス証券の方が初心者には使いやすいと思います。

口座はいくつ開設するべきですか?

2〜3個、口座を開設されたら良いかと思います。資産分散の意味もありますし、証券会社によって手数料も違います。IPOの抽選確率を上げるため、私は3個ほど開設しています。

口座を開設しておくと、いろいろなサービスが受けられます。私は証券会社主催の、口座を持っている方は無料となるオンラインセミナーなども受講したことがあります。

口座開設キャンペーンなども利用されると良いかと思います。

口座にはいくら入金するべきですか?

3000円現金プレゼントなどの口座開設キャンペーンでは、当時30万円以上の入金が条件というところが多かったこともあり、最初は30万円ほど入金しました。慣れてきたら少しずつ入金額を増やしていきました。

お金があるとポジションを持ちたくなる人もいると思うので、状況に合わせて少しずつ増やしていけば良いのではないでしょうか。

どんな銘柄にするべきですか?

事前にネット情報だけでなく、マネー雑誌や会社四季報をチェックしておくことは大事だと思います。私は会社四季報プロ500を読んでいます。

私は興味のある銘柄があれば、雑誌に付箋をつけてノートに書き写したりパソコンに入力して、資金内でどの銘柄を買うか選んでいました。その際、同じ業種に偏りすぎないようにしていました。

また特定の証券会社のアナリストが言っていることはあまり信じないようにご注意ください。

銘柄選びに迷ったときは、その会社を応援したいか、その会社の社長がどんな人でどんな理念を打ち出しているのかをHPなどで調べて決めました。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

月刊のマネー雑誌のほか、会社四季報プロ500を読んでいました。複数の雑誌でよく出てくる銘柄は、人気が高く上昇する場合が多いのでチェックしていました。

雑誌で袋とじになっている銘柄を買ったこともありましたが、結果はフィフティーフィフティー。偏った情報よりも複数の情報から比較・検討し、最終的には自分が好きな銘柄を選んだ方が良いと思います。

取引する上で注意することは何ですか?

一度に買いすぎないということです。今しかないと焦ってポジションを持ちすぎて失敗した経験があります。

相場は常に変わるので、複数銘柄を時期をずらして買い増ししていった方がリスクを抑えられます。その方が絶好の買い場でポジションが持てます。

あとは実践あるのみ!ポジションを持って初めて感覚がつかめることもありますので少額からでもトライしてみてください。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

10年ぐらい前、FXで資産を5分の1失ったことがあり、株取引もそれからしばらくお休みしていたのですが、やはり資産を増やしていきたいと思ったからです。

今は、資産を増やす方法の一つとして株取引ははずせないと感じています。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

資産を失うのではないかという不安はありました。

しかしそれでも始めたのは、資産運用の一つとして何もやらないよりは、株取引をした方がチャンスが生まれると思ったからです。

株には配当金や株主優待などのメリットもあるので、無茶しなければそんなに損をすることもないのではないかと思います。

どのようなトレードスタイル、投資法で株取引を行っていますか?

一時期、スイングトレードをしていましたが、今は長期投資です。トレードの回数が増えるとその分、リスクも増える気がして、配当金や株主優待をもらいながらの長期投資に落ち着いています。

今後はもう少し銘柄を絞っていきたいと思っています。

株取引の魅力は何ですか?

社会経済の問題、変化に敏感になることです。利益が出るとその企業のことをもっと応援したくなります。株主総会に行くと、一株主だという自覚も持てますし、視野が広がります。 

株を持っているだけで、利益も得られて、配当金もいただけて、株主として会社に携われて、株主優待で商品を受け取ったり、サービスが受けられるって魅力的!

中間配当金計算書です。配当金が貰えます

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株主優待品。カタログギフトから選べます

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株主優待券です

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株主優待カード。食事優待割引が受けられます

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かなりお得な経済活動だと感じています。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

一度に買いすぎて損失が膨らんでしまったことです。

なぜかポジションを持つと上がると思いたいのが人間なのですが、増やすことばかり考えて、いかに資産を守るのか、という視点が抜けていました。

それ以降は、時期をずらして取引をしたり、むやみにポジションを持たないようにしたり、減らさないこと、守ることを一番に心がけるようになりました。

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