• 手数料・取引コスト

ネット証券会社を初めて開設するにあたりどこがいいのか迷いました。ツールの使い勝手が気になりましたが、初心者なので、何がどう良いのか全く分からないため比較できませんでした。初心者でも明らかに比較できるのが手数料であり、松井証券だけが10万円まで無料だったので、まずは松井証券で口座開設してみようと思いました。

他にSBI証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、楽天証券、マネックス証券等も検討しました。一度使用してみないと分かりませんので開設しましたが、松井証券のネットストックハイスピードの画面の見やすさ、注文機能等気に入り、主に松井証券を利用しています。

不満な点は夜間取引がないことと、手数料は10万までなら無料で良いのですが50万以上となるといきなり手数料が1000円になることです。小額であれば松井証券のほうが手数料は安くて良いですが、多額の資金を扱う人には他の証券会社も検討したほうが良いです。

楽天証券は四季報、決算カレンダー等情報が豊富です。楽天証券の取引ツールであるマーケットスピードは、私自身使いこなせませんでしたが、人気のあるツールです。SBI証券は夜間取引があり、かつIPO商品の取扱が多いです。

自分が興味を持った証券会社が、口座開設も維持費も無料であれば、数にかかわらず開設したほうが良いと思います。実際使ってみなければ、その証券会社が提供してくれる情報量や、ツールの使いやすさ等は分からないからです。

開設当時、それほど取引は多くありませんでした。頻繁に取引しだしたのは、ここ1年くらいです。常に数百万取引をしていました。調子よく数ヶ月で数十万の利益を出していましたが、去年の5月の全体的な日本株の急落とその後に買った新興株の急落で、大きく損失しました。最初はお金が多少あっても、高めの株は買わず、数万程度の株でコツコツ利益を出すほうがいいのではと思います。

初めの頃は、誰もが知るような大手企業でPER20以内の株をたくさん購入していました。ただ、そのような割安な株でもほとんど上昇しない事もありました。自分の経験ではこれが一番良いと思うような株でも、その株だけを大量に買うのではなく、いくつか候補を決めて分散したほうが利益を出しやすいです

また、購入したものの、どんどん下降してしまい、よく調べたら直近の決算が悪かったという事もありました。今では株を選ぶ時、上方修正をしたり、赤字経営していない会社を数社選んで、数万程度の安めの株で気長に運用しています。

そのネット証券の公式ホームページを見て実際どのような機能、情報があるか確認しますが一番いいのは、良さそうな証券会社をいくつか口座開設することに思います。

ツールや情報量は実際使ってみないと分からないことがたくさんあります。今はほとんどのネット証券は口座開設や維持費も無料のところが多いので、とにかく開設してみるのが良いと思います。

また、株を買う場合、なんとなく買い注文や売り注文を入れるよりも、システムトレードをする方がよいと思います。書籍で、「投資の王道」や外国人投資家に着目した「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」は参考になりました。

自分が数十万でも利益を出してくると、自分は上手いのではないかと錯覚をおこし、次々とハイリスクなものでも買ってしまおうと思ってしまいます。常に冷静でいることが必要です。

また、外資証券が毎日空売りを続けている場合、どんどん下落していることも多くあるため、購入しようと思う株が外資証券等に毎日空売りされてないか見ておくことも必要と思います。

親が会社を経営しており常に株の取引をし、お金を運用していました。「もし歳をとって働けなくなっても、株があれば配当が受けられ、株主優待も受けられ財産になる。」と言われて育ってきましたので、親の影響は大きいです。

最初は、株でどれほど損をするかも全く分かりませんので、あまり不安はありませんでした。
親が「株は持っておけば財産になる」という言葉を信じており、それほど不安はなく、とにかく自分のお金を少しでも増やそうと思ったのが理由です。

今は銀行の利子が安く、我が家の給料もまったく増えません。株はリスクがあるものの、四季報や決算など見て上がるであろうと見込んだ株が実際にどんどん上がった時は、自分の目は正しかったのだと嬉しくなります。偶然当たる宝くじより自分で選んだ株のほうがずっと楽しいです。

去年5月の日経平均の急落と、その後に買った新興株の急落で、大きな損失を出したことです。それ以来かなり慎重になり、高い金額の株は怖くて買えなくなりました。外資証券の空売りが毎日のように入っていないのか、少し高めの株を買う場合は必ず確認しています。