総合満足度 取引画面 取扱商品 モバイル対応 サポート体制
5.05.0 5.0 4.0 5.0 4.0
良かった点
取引画面が簡単でわかりやすい
不満な点
社債・外貨建てMMFの商品数が少ない
Pocket

公開日:2014/05/11

総合満足度5.0 5.0

わくわくさん(女性・33歳)
株式投資歴
  • 8年6ヶ月(2005年10月〜現在) *2014年3月現在
    • 中級者
今まで出した利益
  • 利益は出ている
*直近1年での利益:
  • 10万〜50万/年の利益
利用期間
  • 8年6ヶ月(2005年10月〜現在) *2014年3月現在

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

パソコン・スマートフォンともに、取引画面の操作が簡単です。

例えば、マネックス証券ホームページには、初めて株式取引をする人向けのコンテンツ「お取引デモ」があります。このコンテンツでは、株式注文の手順を、実際の注文画面と同じ画像を使って説明されていますので、事前に目を通しておけば、実際の操作画面に戸惑うことはありません。

実際の取引においても、株式の買い注文・売り注文のボタンや、株数や購入金額を入力すべき枠がわかりやすく示されていますので、操作に悩むことが少ないです。

マネックス証券を選んだ決め手は?

  • 情報サービス
  • 取引画面の使いやすさ・見やすさ

ネット証券会社は、敷居が高い大手証券会社と比べて、証券口座の開設・維持費用が無料で、株式・投資信託の各種手数料が安いため、手持ち資金の少ない若輩者の私でも気軽に利用できるという点が魅力でした。

一方で、ネット証券会社は店舗がないため、当初は、万一何かあった場合のサポート機能に対して不安がありました。

最終的には、取引画面がわかりやすく、初心者向けの情報コンテンツが豊富なマネックス証券を選びました。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

マネックス証券の他に、カブドットコム証券を検討しました。

私が感じたカブドットコム証券のメリットとデメリットは次の通りです。デメリットの面から、私はカブドットコム証券を選びませんでした。

<メリット>
・三菱UFJフィナンシャルグループの連結子会社であり、信用性が高い。
・外貨建てMMFの商品ラインナップが豊富で、外国為替スプレッド(為替手数料相当額)が安い。

<デメリット>
・取引画面は、マネックス証券の方がわかりやすい印象を持った。
・口座開設に関してコールセンターに問い合わせをした際、マネックス証券の方が対応が良かった。

マネックス証券の不満な点をお聞かせください。

社債は、定期預金よりも金利が高く、株式と比べて安全性が高いため、初心者が買いやすい商品の一つであると言えます。

マネックス証券の円建て社債の商品ラインナップは、他の証券会社よりも少ないため、主にネット証券会社で社債を購入したい方には、マネックス証券はおすすめしません。

また、マネックス証券の外貨建てMMFの商品ラインナップは、米ドル建・豪ドル建の2種類のみです。さらに、外国為替スプレッド(為替手数料相当額)は、他のネット証券よりも少々高いです。

ニュージーランドドル建・カナダドル建・南アフリカランド建などのMMFを購入したい方、また少しでも外国為替スプレッドを低く抑えたい方は、他のネット証券会社をお選びください。

取引画面の使いやすさ・見やすさ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
初心者は取引に慣れていません。取引するだけでも勇気がいりますし、さらに取引画面が複雑でわかりにくいものであれば、取引に至るまでに諦めてしまう危険性があります。このため、見やすい・わかりやすい取引画面であることが大切です。

マネックス証券のホームページに「お取引デモ」というコンテンツがあります。ここでは、株式の買い注文、売り注文、注文の取消・訂正、証券口座への入金・出金、投資信託の取引画面を体験できます。

実際の取引画面の画像を使って詳しく説明されているため、これに事前に確認しておけば、安心して取引に臨むことができます。

また実際の株式取引画面も、クリックするボタン・数値を入力する場所がわかりやすいデザインとなっています。実際の取引画面にも「成行・指値とは」といった用語解説もあり、不明な点は確認した上で取引ができます。

取扱商品の多さ4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
初心者が各種の金融商品を使って資産運用する上では、資産を一つの商品に一極集中するのではなく、複数の商品に分散して投資することが大切です。このため、複数の商品を幅広く取り扱っている証券会社を利用することが有効です。

マネックス証券では、国内株・外国株(米国株・中国株)・投資信託(外貨建てMMFを含む)・債券・FXなど多岐にわたる商品ラインナップがあります。

多くの銘柄が1万円以内で購入できるワン株(単元未満株)や、ノーロード(申込手数料無料)の投資信託、1000円から毎月積立ができる投資信託、個人向け国債など、一般的に初心者の方が購入しやすいと言われる商品は揃っています。

さらに外国株や、分配金受取型の投資信託も多数ありますので、上級者の方も満足できる商品ラインナップです。

一方、円建て社債の取扱件数は少ないです。マネックスグループ株式会社の社債である「個人向けマネックス債」が時々販売されますが、それ以外の社債を見かけることは少ないです。社債での資産運用をご希望の方は、他のネット証券会社をおすすめします。

モバイル対応5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
株式相場には波があります。買い時・売り時を逃さないために、マーケットの情報は常にチェックした方がよいです。特にサラリーマンなど日中外出している方は、外出先でモバイルを使って取引できる環境にあることが大切です。

マネックス証券では、スマートフォンや携帯電話を使って、株価や主要指標・市況等を手軽に確認できます。

特にスマートフォン向け株式取引アプリ「マネックストレーダー スマートフォン」は、リアルタイムで株価が更新され、すぐに注文を出すことができ、パソコンでの取引と同程度の環境が整えられています。もちろんモバイルからの注文であっても、パソコンと同様、株式売買手数料は最低105円です。

さらにスマートフォンでは、外貨建てMMFの専用画面があり、大変見やすく使いやすいです。外出先でも、一日一回発表される適用為替レートを確認した上で、購入・売却が可能ですので、売り時・買い時を逃しません。

問い合わせ・サポート体制4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
証券口座の利用にあたって、口座開設方法から入金・出金、株式・投資信託・債券等の取引に至る一連のプロセスの中で、一度は必ずわからないことが発生します。この時、コールセンター・問い合わせフォーム・よくあるQ&Aなど、自分の知りたいを調べる方法が複数ある方が良いでしょう。特に、親切・丁寧にサポートしてくれるコールセンターは重要です。
サポート方法
  • 電話

コールセンターは、平日8時〜17時まで利用できます。

私はコールセンターに電話をかけて、国債を売却した経験があります。最初、国債売却受付時間が決まっていることを知らず、受付時間外に電話をしてしまいましたが、オペレーターの方が丁寧に教えてくださいました。オペレーターの方の指示のとおり、翌日の売却受付時間に改めて電話をかけ、無事売却できました。

不満点としては、マネックス証券に限った話ではありませんが、アベノミクスによる株価上昇以後、どの証券会社のコールセンターもつながりにくくなっています。

マネックス証券では、電話がつながりにくい場合、マイページにお知らせが表示されますので、確認の上電話すると良いでしょう。なおマネックス証券のコールセンターでは、8時台・9時台・16時台が比較的電話がつながりやすいようです。

初心者へのアドバイス

口座はいくつ開設するべきですか?

初心者は最初に1つの口座を開設すべきだと思います。

日々の市況や取引履歴を確認するために、証券口座を毎日少なくとも1回はチェックすることをおすすめします。

この毎日のチェックを前提とすると、複数の証券会社の口座を保有している場合、各社のWEBサイトの使い勝手が異なる中、全ての口座を閲覧することは大変面倒です。

結局、使い勝手の良い証券会社の口座以外は、チェックしなくなる可能性が高くなるためです。

口座にはいくら入金するべきですか?

最初に、口座には余裕資金の50万円程度を入金することをおすすめします。

50万円あれば、10万円程度で購入できる株式を、5回に分けて購入することができます。一度に大量の株を購入すると、株価が高い状態で購入してしまう、いわゆる「高値づかみ」のリスクがあります。

しかし複数回に分けて購入すれば、株式の平均取得単価を抑えることができますので、高値づかみのリスクを軽減できます。

どんな銘柄にするべきですか?

私が初心者の頃は、雑誌で読んだ「マネー初心者におすすめの投資術」を参考に、国内株式・先進国株式・新興国株式・国内債券・外国債券の投資信託を、それぞれ1万円ずつ毎月積み立てる方式で資産運用を始めました。

分散投資は、最も簡単で、投資金額に対するリスクを小さくすることができる方法です。分散投資を通じて、日本株・外国株・国内債券・外国債券の値動きを一定期間見てみましょう。

値動きには波があることを実感できれば、次のステップとして、「値が低い時に買って、値が高い時に売る」という投資行動を実践できるようになります。

また、通常のニュースで取り上げられる経済指標に連動する商品が良いと思います。私は現在、日経平均株価に連動する投資信託と米ドル建の外貨MMF、日経225採用銘柄の株式を中心に、資産運用しています。

日経平均株価と米ドルの為替の動きは、テレビ・ラジオ・新聞のどのニュースでも必ず取り上げられます。こういった指標は、日々の値動きを大した苦労なく知ることができますので、売り時・買い時を逃しません。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

私は株式・投資信託取引の心構えを、渋井真帆著「女を磨くマネー塾」(筑摩書房)を読んで学びました。

その他、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんや大竹のり子さんの本もおすすめです。

具体的な株式銘柄や投資信託商品について検討する際は、「日経マネー」や「ダイヤモンド・ザイ」などのマ
ネー雑誌がおすすめです。またこれらの雑誌では、資産形成に成功した読者の投資体験談が特集されていることがあり、参考になります。

取引する上で注意することは何ですか?

余裕資金を使って取引してください。日々の生活費や必要経費を使って取引しては絶対にいけません。

金融機関のプロでさえ、市場の動きを予言することはできません。予想が当たることもありますが、外れることも大いにあるのです。

特に、短期で利益を出そうとすればするほど、余裕がなくなり、冷静な判断を下せなくなります。長期的な視点で利益を出すというスタンスで、取引に臨むことをおすすめします。

また株式投資においては、初心者は、自分で資金を用意して株式を購入する「現物取引」をおすすめします。株式の買付に必要な資金を証券会社から借りて取引する「信用取引」はおすすめしません。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

銀行の定期預金金利が低く、お金を殖やすためには株式・投資信託での運用が必須であると感じていました。

ちょうどその頃、雑誌「日経ウーマン」で、投資信託の積立による資産形成方法を紹介する記事を読んだことをきっかけに、マネックス証券の口座を開設しました。

日経平均連動型のインデックス投資信託を使っての運用から始め、3年程度経験を積んだ上で、より値動きの大きい株式投資にチャレンジするようになりました。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

株式は、日経平均連動型などのインデックス型投資信託と比べて値動きが大きいため、売り買いの最適なタイミングがわからず、株取引を始めようと決意してからしばらくは、購入に踏み切るタイミングを見失っていました。

また、必要最小限の資金を使って株式投資をしようと考えていたため、最低購入金額が高い株式を買うことには不安がありました。

しかし、株価には波があり、上がっている時があれば下がる時もあると考え、しばらく様子を見ました。そして、日経平均株価が下がったタイミングで、初めて株を購入しました。

また、仮に損失を出しても勉強料だと割り切れる程度の、最低購入金額が小さい株式を購入しました。

株取引の魅力は何ですか?

株取引によって、日本経済・世界経済の動きに強く関心を持つようになりました。

日本経済新聞や経済ニュースを利用して、日々の株式市場の動きはもちろん、日本銀行の定例レポ-トや、米国の雇用統計などの情報にアンテナを張り巡らすようになりました。

また日常生活で役に立つ商品を作っている会社を見つけると、「この会社の株は今後上がるのではないか?」といった視点を持つようになり、日々の生活の充実度が増しています。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

毎日の株価に一喜一憂して、家事や育児がおろそかになったことがありました。

私はデイトレーダーではありませんが、購入した株や投資信託の価額が気になり、日中はずっとパソコンの前で株価を眺めているといったことがあり、日常の家事・育児に支障をきたしました。

この反省から、長期視点で利益が得られれば良いというスタンスに立ち、日々の株価に一喜一憂しないという方針で投資をしています。新聞やマネー雑誌で情報収集し、この先の株価の長期トレンドを研究して、株式や投資信託を購入しています。

Pocket

関連リンク

このページのトップへ