総合満足度 取引コスト 取引画面 取扱商品 サポート体制
5.05.0 4.0 5.0 5.0 4.0
良かった点
個人向け社債の取り扱いがネット証券では一番
不満な点
積立購入が投資信託のみ
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公開日:2015/05/20

総合満足度5.0 5.0

Tok300さん(男性・36歳・愛知)
株式投資歴
  • 10年6ヶ月(2004年6月〜現在) *2015年3月現在
    • 中級者
     *投資スタイル:
    • 長期投資
    • スイングトレード
今まで出した利益
  • 利益は出ている
*直近1年での利益:
  • 50万〜100万/年の利益
利用期間
  • 10年6ヶ月(2004年6月〜現在) *2015年3月現在
利用経験のあるその他のネット証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

ノーロード(購入手数料がかからない)投資信託の取り扱い数トップクラス、また種類も豊富。
金利が高めの債券(主に社債)の取り扱いがネット証券の中では多い。(SBI債、ソフトバンク社債など)
電子交付サービスにより、自分の損益が一目瞭然に把握できる。
ネット証券の中でIPO(新規上場)の取り扱いがNo1。
口座開設数は300万口座でネット証券No.1。

不満な点を挙げると、積立投資が投資信託のみであること(外貨建てMMFなどの積立が出来ない)。

ETF(投資信託の意味合いが強い取引所に上場されている投資信託)の最低投資単位の金額は低いが、購入する度に株式購入の手数料と同額かかってしまうことが難点。

tok300_01

SBI証券を選んだ決め手は?

  • 会社の信頼性
  • 口コミ・評判の良さ

最初は自分も投資未経験で、証券会社に口座を開くことすら初めてでした。開設を検討していた当時のネット証券で最大手だったSBI証券(当時はイー・トレード証券)が周りの評判・評価でも一番だったので、開設することを決めました。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

他の証券会社も検討しましたが、この頃はイー・トレード証券がネット証券の中で、使い勝手の良さと手数料が一番安かった記憶があります。そのため、ほかの証券会社を選択しようという考えに至らなかったことを覚えています。

SBI証券の不満な点をお聞かせください。

HYPER SBIという高機能取引ツールがありますが、高機能取引ツールという点での使い勝手においては、楽天証券の「Market speed」の方が操作性やテクニカル指標の出し方などが格段上だと感じます。

高機能ツールも駆使したいという事であれば、SBI証券と楽天証券の2つの口座を開設するというのもひとつの手です。

手数料・取引コスト4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
手数料というのは、株式を売買する度にかかってくるコストの為、安いに越したことはない。また、SBI証券では「アクティブプラン」というものがあり、一日の取引回数が多い人には何回取引しても手数料は合計金額まで一定である為、魅力がある。

最近は、ほかの証券会社も同じように手数料を下げている為、手数料そのもので証券会社を選ぼうという魅力が若干落ち目である。

例えば、アクティブプランは10万円まではいくら取引しても税込108円であり、業界の中でも安い方だが仮にその日1回だけの取引となった場合、取引金額が50万円までとなると税込463円で、スタンダードプランの293円と比べると割高になってしまう。

どうしても株式投資の場合は、その日その日のタイミングというのがあるので、日によっては取引が少なくなることもあるし、多い日もある為、手数料で若干の損をする日もあります。

取引画面の使いやすさ・見やすさ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
取引画面が「見やすい、使いやすい、分かりやすい」というのはネットで株を売買する上で一番基本的なことなので、注文がしやすいという事は最も重要な項目である。

取引画面というのは実際に株式を買い/売り注文を出すところになりますが、SBI証券は画面を見ただけで、何をどうすればいいかを視覚的に理解することが出来ます。

注文を行いたい銘柄の株価の動きがリアルタイムに表示されているのを確認しながら、注文を出すことが出来ます。(【稼働】というボタンを押すことにより常に株価が動いています。)

株数もボタンをクリックすると、その銘柄の単元数ごとに表示されますし、価格も“指値”か“成行”というものについても、選択するだけで可能です。

取扱商品の多さ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
初心者だと、初めのうちは自分が行いたい金融商品だけを扱っていればいいという感覚かもしれませんが、次第に色々な金融商品に投資したいという気持ちになるものです。そういったときに幅広く金融商品を取り扱っているSBI証券はメリットがあります。

ネット証券を口座開設する目的としては、恐らく株取引を行いたいという動機が一番ではないかと思います。

自分もそうでしたが、最初は株取引だけを行っていましたが、「投資信託」や「債券」といった分野にも金融商品の取り扱いに慣れくくると、次第に興味・関心を持つようになってきます。

そして、いざやってみようとなった時に他の証券会社よりも商品数が豊富なSBI証券はメリットがあると感じるのです。

投資信託は500円からの積立投資が出来ますし、債券においては個人向け国債のほかに、「SBI債」や「ソフトバンク社債」といった高金利の商品も年に数回取り扱われます。

問い合わせ・サポート体制4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
最初に取引を行う上で、どうしてもわからないことや疑問に思う事がしばしばあります。
そんな時に、気軽に質問・問い合わせができるフォームが用意されていることは安心です。
サポート方法
  • メール

メールで問い合わせをする際、フォーム上でどんな質問をするのかという「質問内容のカテゴリ」を選択した後、質問内容を書いて、事前に設定しているメールアドレスに回答を希望するという形で送信するのですが、セキュリティの事を気にしているのか、受信したメールの中に回答が説明されている文章がなくて、ログインした後に「質問・回答履歴」まで画面を遷移させて出さないと回答文を見ることが出来ないという点がデメリットを感じる点です。

(メールに回答を記載してくれた方が、こちらもすぐに把握できるのでそちらの方が良いと思っています)

ログイン後の問い合わせを行う際に出てくるポップアップ画面

ログイン後の問い合わせを行う際に出てくるポップアップ画面

初心者へのアドバイス

そのほかに初心者におすすめのネット証券会社はありますか?

他のおすすめのネット証券会社
    • 楽天証券

とりわけ、SBI証券と手数料という点では変わらないが、上記のSBI証券の不満な点でも述べたように、「Market speed」という高機能取引ツールの性能と使い勝手がたいへん良いからです。
これを使用するために口座開設をしても良いといっても言い過ぎではないと思っています。

口座はいくつ開設するべきですか?

初心者においては、取引口座は一つで構わないと思います。むしろ複数あることで、どちらで取引すれば良いのかという所で混乱しかねません。

取引に慣れてきたところで、複数口座を開いて取引内容に合わせて使い分けることでコストも安く済みます。

口座にはいくら入金するべきですか?

最初に言えることは「余剰資金」で投資は行うべきだということです。近々必要としているお金を投資(証券口座)に入れるべきではありません。

いくらぐらいが良いのかという点については一概に言えませんが、目安として50万円程度にしておいて、20万円以下の銘柄を複数持つのが良いのではないでしょうか。

どんな銘柄にするべきですか?

最初のうちは東証一部の知名度の高い企業を選ぶのが良いでしょう。大きい会社は財務面で余力があります。

また、テクニカル面(チャート)から割安だったり、外部環境で売られすぎている銘柄を探してみたり、財務分析(代表的なものとしてPER、PBR)からみて、割安なものを選ぶのも手です。

分かりやすいところで言えば、決算で過去最高益を出している企業などは安心感があります。これらは、インターネットで簡単に調べることが出来ます。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

面倒でも逐一、ネット証券のホームページを見ることだと思います。

各会社も顧客獲得競争をしているので、意外と新しいサービスが始まっていたり、手数料が変更されていることもあるので度々チェックしていく癖をつけるべきだと思います。

取引する上で注意することは何ですか?

注文の際に、単元数、いくらで購入するのかということを間違えないことです。
野村証券などの対面営業型の証券会社とは違い、ネット証券は自分で確認し、責任を持って注文する必要があります。

とにかく、焦らないで常に確認する癖をつけるべきです。特に、単元数は銘柄によって異なり、間違えやすいので注意が必要です。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

株式取引がインターネットでも出来るという事が普及し始めてきたことです。
それに合わせて高速インターネット環境が整いつつあることも追い風でした。

何よりも、わずらわしい営業マンがつくような従来型の証券会社ではない形で、株取引が出来ることに魅力を感じたことが一番のきっかけです。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

やはり「損失の不安」が一番大きかったです。

でも、競馬やパチンコなどのギャンブルとは違い、投資は一時的な損(評価損)はあっても保有し続けることによりその企業の株主となれるし、配当などのインカムゲインの恩恵を受けることが出来る、さらには、購入金額より株価が上がれば儲けが出るという事に魅力があるからです。

どのようなトレードスタイル、投資法で株取引を行っていますか?

以前は、相場の雰囲気(新聞などメディアが沸き立ったりしているなど)と、テクニカル面を重視する形で投資を行っていましたが、最近は各企業の企業価値や財務面、決算情報をよく読み、その後でテクニカル的に割安か外部環境はどうなっているかなどを見て、自分なりに考えて投資を行うようにしています。

株取引の魅力は何ですか?

よく聞くのが、「応援するつもりでこの企業の株を保有している。だから株価の動きに興味はない」などと聞きますが、それは綺麗ごとだなと思います。その会社を応援することと、株を買うことは必ずしも比例しないと思います。

株取引の一番の醍醐味は「安く買って、高く売る」これに尽きると思います。良い企業でも、相場環境によって高すぎるときは一度売って利益を確定することも必要です。逆もしかりで、安いときはそれこそ「応援すべき」で買うべきです。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

信用取引でした。

特にリーマンショックの時に行ったのです。(株価が下がり始めているから売り建てて儲けようとした)これは、初心者には向いてないと思いますし、ギャンブル性が高いと思います。

売りから始められる魅力もありますが、建玉金利もかかるため、期間も気にしないといけないので、これがまた難しいです。お勧めしません。

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