総合満足度 取引コスト 取引画面 情報サービス モバイル対応
5.05.0 5.0 5.0 3.0 5.0
良かった点
取引手数料の安さ
不満な点
特になし
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公開日:2015/02/02

総合満足度5.0 5.0

Come2さん(男性・30歳・長崎・自営業)
株式投資歴
  • 9ヶ月(2014年3月〜現在) *2014年12月現在
    • 中級者
今まで出した利益
  • 利益と損失トントン
*直近1年での利益:
  • 利益と損失トントン
利用期間
  • 9ヶ月(2014年3月〜現在) *2014年12月現在

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

手数料が安く、これから株取引を始めてみようという人には利用しやすいネット証券会社です。
特に少ない資金から始める方であれば、初めのうちは利益も少ないでしょうから、手数料の負担がなるべく少ないに越したことはないと思います。

他のネット証券会社を利用したことはありませんが、手数料が安いからといってサービスの質が悪いと感じたことはありませんし、少なくとも他社と同等かそれ以上のサービスが提供されていると思います。

また、スマートフォン用のサイトやアプリ等の取引ツールも充実していて、外出中も株価のチェックや取引をすることができるので便利です。

SBI証券を選んだ決め手は?

  • 手数料・取引コスト

SBI証券を選んだ一番の決め手は「手数料の安さ」です。
私の場合、株取引を始めた当初は、少ない資金で少ない株数を取引しながら経験を積んでいこうと思っていました。取引する株数が少ないということは、その結果得られる利益も少ないということなので、その少ない利益を少しでも多く手元に残すためには取引にかかるコスト(=手数料)が安い方が良いと考え、手数料の安いSBI証券を選びました。

ネット証券会社については、インターネット上で口コミ等を含め非常にたくさんの情報を得ることができたので、特に購入前に不安を感じるということはなく、むしろ個人でも手軽に株取引ができる便利なサービスであるという印象でした。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

「手数料の安さ」という点で松井証券と比較検討を行いました。
松井証券は、一日の約定代金が10万円以下ならば手数料がかからない料金体系だったので魅力を感じました。しかし、10万円以下で購入できる銘柄となると非常に数が限られる上、その様な銘柄であっても一日に買いと売りの両方の取引を行えばすぐに10万円を超えてしまうと考えました。

10万円を超えた場合には、松井証券の方が割高だったため、SBI証券の方を選びました。

手数料・取引コスト5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
目に見えて差がわかりやすい項目であり、同等のサービスを提供している会社であれば、手数料が安い方を選んで損はないから。

SBI証券では、一回の取引ごとにその約定金額に応じて手数料を支払う「スタンダードプラン」と一日の約定金額の合計に応じて手数料を支払う「アクティブプラン」の二種類の手数料プランが準備されています。前者が取引回数の少ない中長期投資家向け、後者が取引回数の多いデイトレーダー等の短期投資家向けのプランです。

自分の取引スタイルに合わせてプランを選ぶことができ、一日一回までプランを変更することも可能です(変更が適用されるのは翌日以降)。

私の場合は、株式投資を始める時点では一日にどのくらいの回数取引するものなのかよく解らなかったのですが、資金額から一日に取引できる金額はおおよそ予測できたので、取引回数ではなく約定代金に応じて手数料を支払うアクティブプランを選択しました。

SBI証券では、いずれのプランでも概ね他社と比べて割安な手数料が設定されていますので、初心者の間はSBI証券を選んでおいて間違いはないと思います。

ただし、取引回数や約定代金などの条件によっては他社のプランの方が安くなることもあります。ですから、ある程度経験を積んで自分の取引スタイルが定まってきたところで、そのスタイルに合った割安なプランを提供している会社があれば、そちらを利用すればよいと思います。

取引画面の使いやすさ・見やすさ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
使いやすく、見やすければ、すぐに操作に慣れることができるから。

SBI証券の取引画面では、パスワードの入力が必要な以外は、必要項目をクリックしていくだけの感覚的で簡単な操作での取引が可能です。価格も、板情報を見ながら希望する気配値をクリックすれば自動的に反映されるようになっているので、キー操作による入力ミスの心配がありません。

私の場合、使い始めてから慣れるまでに全く時間はかかりませんでしたし、取引画面が使いにくい・見にくいと感じたこともありません。

ただし、使いやすさ・見やすさの感じ方は人それぞれに違うと思いますし、最終的には慣れの問題だと思います。ですから、SBI証券の取引画面が誰にとっても一番使いやすく・見やすいと言い切れるものでもないのですが、感覚的に操作ができるので初心者でも慣れるのに時間はかからないと思います。

情報サービス3.0 3.0

なぜ初心者にとって重要か
銘柄選択のために手軽に正確な情報が収集できる環境が必要だから。

SBI証券では、各個別銘柄について、ニュース・評価レポート・四季報等の情報を閲覧することができるほか、アナリストによるセミナーを動画配信するサービスも提供しています。

個別銘柄についての評価レポートや四季報は口座を開設すれば無料で閲覧することができ、セミナーの動画は(私は利用したことが無いのですが…)口座を開設しなくても誰でも視聴することができるようです。

個別銘柄の評価レポートは、取引量が多く有名な銘柄については提供されていますが、そうでない銘柄については提供されていないものが多いです。個人的に、最近は後者の方を取引することが多いので、今後はそのような銘柄のレポートも充実することを期待しています。

四季報の情報は、パソコンで簡単に閲覧できる便利さがある反面、特定した銘柄についての情報しか見ることができないため、本のように一通り目を通しながら新しく銘柄を探すという使い方ができない不便さがあります。

モバイル対応5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
取引のタイミングを逃さないためには、外出中に株価の動向をチェックしたり、取引したりできた方が便利だから。

SBI証券では、スマートフォン用のアプリやサイトといった取引ツールも用意されています。
私は、スマートフォン用サイトを利用したことはありませんが、アプリを利用して外出先で株価の動向をチェックしたり、時には取引を行ったりしています。

アプリの取引画面はパソコンよりも更に簡単に操作が可能で、事前に設定をしておけば、板情報から指定する気配値を2回タップするだけで発注することができます。他にも1回のタップだけで発注できるスピード発注という機能もあるようですが、タップが1回だと間違って発注してしまわないか不安で、私は利用したことがありません。

スマートフォンの小さな画面で複雑な操作をしたり、文字を入力したりするのは非常に面倒なので、タップするだけの簡単操作で発注できるのはとても使い勝手が良いです。

また、アプリには、ニュースや四季報が閲覧できる機能も用意されていますが、スマートフォンの小さな画面では一覧性が低いため、情報収集目的での利用には向かないと思います。

初心者へのアドバイス

口座はいくつ開設するべきですか?

一つで十分だと思います。

特に初心者の間は、一つの銘柄について株価の動向をチェックし取引のタイミングを判断するだけでも大変ですし、複数の銘柄を保有し管理するとなれば更に大変になります。その上、複数の銘柄を異なる口座で保有するとなれば管理は更に難しくなるので、たくさんの口座を開設する必要はないと思います。

口座にはいくら入金するべきですか?

多いに越したことはありませんが、少ない金額で始める方でも30万円〜50万円くらいは入金した方がよいのではないかと思います。

株の購入自体は、安いものであれば数千円程度から可能ですが、買える株と買いたい株は違います。これから株価が上がりそうな銘柄を見つけても、資金が少なければ購入できません。反対に買える株の中から株価が上がりそうなものを探すにしても、資金が少ないと選択肢が非常に少なくなってしまいます。

私の場合、儲けより勉強のために少ない出資で始めようという考えで、最初は20万円入金しました。しかし、その金額では購入できる銘柄の選択肢が少なく、複数銘柄を保有したり、同一銘柄の株式を複数単位保有したりということもできなかったので、すぐに10万円追加しました。

どんな銘柄にするべきですか?

初めの内は、インターネットの検索サイトや証券会社の提供するランキングの上位に名前のある銘柄に注目して選ぶと良いのではないかと思います。

ランキングで上位にくるということは、大勢の人が注目して取引している理由が何かあるはずです。理由を調べてみて、それが納得のいくものであれば、その銘柄を購入してみても良いでしょうし、既にその理由が株価に織り込み済みのようであれば、同じ理由で株価が動きそうな他の銘柄を自分なりに探してみるのも良いです。

また、私の場合は、有名なトレーダーの方のブログを見て参考にしたりもしていました。トレーダーの方のブログには、注目している銘柄だけでなく何故その銘柄に注目しているのかが書かれていたりするので、銘柄の選び方というか選ぶ時の考え方を知るのに参考になりました。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

ネット証券についての知識を得たいのであれば、ネット証券会社の公式サイトを見るのが一番だと思います。比較サイトもたくさんあるのですが、作成者の主観的な意見が入っているような気がしたので、私の場合はあまり利用しませんでした。

各社とも公式サイトで手数料やサービスについてわかりやすく説明していますし、取引画面のデモ体験ができたりもするので、そこで知識を得て自分なりに判断するのが良いのではないかと思います。

取引する上で注意することは何ですか?

あらかじめ損切りや利益確定のタイミングについてのルールを自分で決め、それに従って取引を行うことです。
これはありとあらゆる株取引の入門書や入門サイトでうるさく言われていることで、自分でもわかっているつもりでいるのですが、いざ取引を行ってみると「もう少し粘ってみようか」という良からぬ考えが頭をよぎってしまいます。

もちろん、その結果良い方に転ぶこともあるのですが、それはたまたま運が良かっただけのことです。ルールに従って取引してうまくいかなかった場合には、自分が作ったルールのどこが悪かったのか修正が可能ですが、運任せでは修正仕様がないので上達も難しいのではないかと思います。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

大きなきっかけがあったわけではありませんが、大学の授業で株の仕組みを学んだことがあったので、その当時からいつかは株取引をやってみたいという気持ちがありました。最近になって、将来に備えて自分で資産運用できるようになりたいと思い、株取引を始めました。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

やはり損失を出すことに対する不安はありました。
しかし、現物取引であれば投資資金以上の損失が出ることはありませんし、損失が出るリスクがあるからこそ必死に考えて上達していけるものだろうと思い、株取引を始めました。

株取引の魅力は何ですか?

誰でも手軽に始められて、自分のスタイルで取引ができるところです。
ネット証券を利用すればパソコンやスマートフォンがあるだけで取引ができますし、投資資金も無理のない範囲でいくらからでも始められます。

一日中取引を繰り返して小さな利益を積み重ねていく人もいれば、長期的に有望な会社に投資をする人もいます。他にも、株主優待や配当金に注目して銘柄を選ぶ方法もあり、自分のスタイルで取引に参加できるところが魅力の一つだと思います。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

株価が上がって利益が出ていたのに、「もう少し高くなってから売ろう」と欲を出したせいで、その後株価が下がり、結局利益どころか損失を出してしまったことが何度かあります。

失敗から学ばなければいけないところなのですが、同じ状況になると「前回の損失を取り返そう」等とよからぬ考えが頭をよぎり、同じことを繰り返してしまいました。

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