価格がお手頃なこと、知名度があることが、DMM英会話に決めた理由です。万が一、すぐに退会しても諦めがつきそうな価格でした。知名度に関しては、それだけ生徒数が多いことに繋がると思いました。

生徒数が多いことは改善要求なども多いでしょうし、それらが反映されることで、より良い英会話レッスンの環境が提供されているのでは、と考えたことも理由のひとつです。

他社を検討しなかった理由は、DMM英会話を実際に利用している友人から、DMM英会話の講師や内容の良さを聞いていたので、初めからDMM英会話に決めていました。

とはいえ、やはり体験レッスンをしてみないとわからなかったので、体験レッスンをした上で決めました。その時の講師が、大変、わかりやすい発音で丁寧にレッスンを進めてくださったのが好印象でした。

私の場合、体験レッスン2回分とも熱心な講師でした。ここで一回でも、いい加減な対応をする講師にあたっていたら、他社も比較検討していたと思います。

英語で外国人に接客する仕事でしたので、外国人を前に動じないことと、仕事で支障のない英会話ができることを目標にしました。当時のTOEICは845点でしたが、英語で話すことが苦手だったので、オンライン英会話はとても役に立ちました。

結果として、スカイプでの対面レッスンのおかげで外国人に慣れたこと、仕事で必要な「道案内」「施設案内」から外国人のお客様との雑談まで英語で出来るようになりました。

現在は、翻訳中心の仕事なので、英会話は必要なくなったからです。また、私自身が介護と仕事で忙しくなった上に、講師の人気が上がり、予約が取りづらくなったことも理由です。

通勤の徒歩時は、小さな声で周囲の景色を英語で描写しました。電車の中ではレッスンで使用した英単語を見直し、その後の通勤時間では市販教材のリスニングをしました。

帰宅後、レッスン前にDMM英会話の「写真描写」教材を見て、どのように描写するか予習をしました。レッスン後は、何度も復習をして「写真描写」がスラスラできるまで繰り返しアウトプットをしました。

また、YOU TUBEで外国人が英語で話している動画を見たり、テレビのニュースなどを瞬時に英訳をしてアウトプットする練習もしました。仕事の時間を含め、一日の大半の時間を使って英語に触れていました。

レッスンの内容をより良くするために、とにかく「話す」ことに重点を置きたいことを講師に伝えました。「読み書き」と「話す」ことは、全く別だと痛感していたからです。レッスン予約の際にコメントとして自分の希望をはっきりと伝えると、講師もそのように対応してくれます。

そしてレッスンの場は、自分の普段の英語学習の成果を試す場として捉えるようにしました。一方的に話をする講師や適当に対応する講師もいるようですが、私の講師はそのようなことはありませんでした。私のつたない英語を遮らずに、しっかりと聞いてくれました。レッスンでは「話す」、普段では「学習する」を繰り返したことが効果的だったと思います。

そして、予習と復習を必ず行うことも重要だと感じます。単に英会話レッスンを受けるだけでは、折角の単語や英文を忘れてしまいます。それに加えて、文法書などできちんと底固めをすると、一層、効果的だと思います。

講師を決めるポイントとして「先生からのメッセージ」がきちんと書かれているかを参考にすると良いかもしれません。私の感想ですが、この部分が短い先生は全体的に熱意が少なかったような気がします。

また、講師の動画があるので、動画で講師の話し方や声のトーン、訛りなどを確認できます。ここで大体、自分と合いそうか判断ができると思います。

最後に、講師への口コミも参考になります。良い評価ばかりの中に低い評価がチラホラ含まれている場合、教え方や気分にムラのある講師の場合があります。

オンライン英会話は体験レッスンがありますので、必ず、体験レッスンをすることをお勧めします。そこで出会った講師の印象が大事です。毎月、払うことができる値段であることに加えて、どこの国の講師が多いかなども検討に入れると良いかもしれません。

最後に、自分の年齢よりもかなり年下の講師の場合、レッスンがぎこちなくなることがありますので、自分と同年代の講師の在籍数なども見ておくと良いです。私は48歳なのですが、30代前半の女性講師のレッスンで、私の年齢を聞いた途端に緊張してぎこちなくなったのが伝わってきたことがあります。似たようなことが他の講師でもあったので、それからは同年代の講師を選ぶようにしました。この点でDMM英会話は、40代講師も多数、在籍しているので安心です。