利用の目的が「英語で話す機会を絶やさないこと」であったため、なるべく毎日コンスタントに続けられる環境を作りたいと思い、価格のリーズナブルさと、仕事で遅くなった時も使えるように、夜遅くまで利用可能なことを条件に選びました。

ぐんぐん英会話を選択した理由は、テレビなどのメディアで取り上げられており、知名度が高かったので、信頼できると思ったからです。

メディアで取り上げられているオンライン英会話が他になかった（私が見かけなかっただけかもしれませんが）ので、メディアへの露出度が高いものを選んでおけば、少なくとも一定ラインのシステムやクオリティは担保されているだろうと思い、他を選択する理由が特に思いつかなかったことと、講師の質、価格などの面で、差があったとしても誤差レベル程度であろうと思っていたため、調べるのが面倒くさかったということもあります。

ネイティブスピーカーとのビジネスレベルのやり取りがスムーズに行えるレベルまで英語力を向上させるために、特にヒアリングを強化したいと思っていましたが、北米などの英語ネイティブスピーカーとは、話し方、アクセント、速さ、使用する表現などが全然違ったため、ほぼ目標の達成には至りませんでした。

欧米系の英語ネイティブスピーカーとのコミュニケーション時には、自分が聞き取れないことや、理解できない表現などがあり、困るシチュエーションがあるが、このオンライン英会話では、自分が聞き取れないレベルで話してくれる講師が見つからなかったため、自分が現状保持している英会話能力で十分コミュニケーションが成立してしまい、問題点が改善されていっている実感がほぼ持てなかったため。

私は「勉強時間」と設定したところ以外の時間帯に勉強するのが嫌なので、オンライン英会話使用時以外に予習・復習は一切していません。1日にミニマムで2レッスンは受けられるので、1レッスン目にやったことを、講師を変えて2レッスン目にもう一度行うことで復習していました。

1レッスン目でうけた講師のフィードバックを反映して2レッスン目に臨むことで、復習にもなり、学んだ表現を実際に使ってみる場にもなり、よかったと思います。

語学力アップをさせるための勉強も、やはり1日のうちに「勉強時間」と設定したところ以外の時間帯に勉強はしたくないという理由で、ほぼやっていませんが、日常生活において「○○な時はどう英語で表現するのだろう」と、ふと思った時にそれをメモしておいて、それをレッスン時に聞いて新しい表現方法を学べるようにする、などのことはしていました。

フリートークで英会話力の向上をさせるのが難しい理由の一つは、自分が知っている単語と表現方法のみで話せる内容しか話さず、毎回同じことしか言わないため、ボキャブラリーも増えず、表現方法の幅も広がらないためだと思います。

ですので、私は毎レッスン必ず少なくとも1単語、または1表現は「今まで自分が知らなかった/使ったことがなかった」ものを使いこなせるようにすることをゴールにしていました。

例えば、講師に「週末は何をしたの？」と聞かれ、「○○という映画を見たよ」と答えると、ほぼ必ず「面白かった？どんな映画？」と質問されます。その質問にそのまま答えようとすると、自分が知っている単語と表現でしか説明できないパターンに陥るのですが、「○○という映画を見たよ。その中でXXという表現があってカッコイイと思ったから使いたいんだけど、どんなシチュエーションで使うの？」のように、使いこなせるようになりたい表現を学べる状況に持っていきます。すると、講師が使いどころの説明をしてくれるので、その説明に沿ってロールプレイをしながら何度か使ってみて練習します。

こうすることで、目的のないだらだらフリートークになってしまうことを避けられますし、自分が知っている単語や表現以外を確実に最低1つは学べることになります。

自分の好きな分野や得意分野の話は、講師も会話の幅を広げやすく、盛り上がりやすいので、プロフィール欄は見ておいたほうが良いと思います。ただし、実際話してみないと相性はわからないので、レッスンを受けてみて、合う、合わないを判断するのが一番確実だと思います。

利用者のレベルと目的によっては、まず講師の国籍を選択すべきです。それ以外は、講師の質、教材やカリキュラムにそこまで明確な差はないように思えますので、時間や価格、システムの柔軟性、などの使い勝手の部分で、一番自分に適していると思われるものを選べばよいと思います。