総合満足度 取引コスト 取引画面 情報サービス 取扱商品
4.04.0 5.0 5.0 4.0 5.0
良かった点
初心者から上級者まで納得のいく商品揃え
不満な点
FXのシステムが他社に比べ使いにくい
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公開日:2014/09/29

総合満足度4.0 4.0

まっちゃさん(男性・32歳・会社員)
株式投資歴
  • 4年11ヶ月(2009年9月〜現在) *2014年8月現在
    • 中級者
今まで出した利益
  • 利益は出ている
*直近1年での利益:
  • 50万〜100万/年の利益
利用期間
  • 4年11ヶ月(2009年9月〜現在) *2014年8月現在
利用経験のあるその他のネット証券
  • 楽天証券
  • 大和証券

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

SBI債を始めとする、1口10万から買える債券や手数料無料の投信など初心者が手を出しやすい商品を多く扱っている点がおススメのポイントです。もちろん、IPO、先物、ETF、外国株式など取り揃えている商品は多く、投資に慣れてきた後も使い続けられるのも魅力です。

債券については、投資環境が変わり、初心者向けの債券が減ってきているのは残念ですが。興味がある方も多いと思うFXについては、毎日決算をするタイプと日本では珍しいタイプになっており、実際の利益がわかりにくい、年末の決算がやや煩雑になるところがあるため、この点が不満な点です。

SBI証券を選んだ決め手は?

  • 取扱商品

はじめて証券会社で取引するのにあたり、リスクの小さい、少額の債券や手数料無料の投信があり、ハードルが低く感じられたところが決め手でした。

商品選びのアドバイスなどはもらえないので、自分で選んだものが大丈夫なのかというところは、自分で情報を集めるしかないため、購入の決断は難しいところがありました。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

楽天証券、松井証券と比較しました。松井証券は、老舗という点が魅力的でしたが、扱っている商品の種類や取扱い投信の数がSBIに比べ少ないため、選びませんでした。

楽天証券は取扱い商品や手数料などSBIに劣らないのですが、IPOの取り扱いやSBI債などSBIの方がより魅力的な商品を扱っていたため、SBIを選びました。

SBI証券の不満な点をお聞かせください。

ネット証券でFXを考えている方もいると思いますが、SBI証券の場合、毎日決算をするタイプのため、総合的な損益と、前日比の損益の2種類が存在することになり、実質的な損益がわかりにくい点が不満な点です。

FXメインと考えている場合は、ほかの業者でもよいかと思います。また、解析ツールであるHYPER SBIが無料ではないので、この点も不満な点です。

手数料・取引コスト5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
初心者にとって、利益を出すのは簡単ではないので、できるだけ費用を抑えたいところです。そういう意味では、手数料が安いに越したことはないと考えています。

競争の激しいネット証券の中で、最安ではないですが、全体的な価格設定は安価な部類に入ると思います。特に株取引での1日の売買額で手数料が決まるタイプのものは安く抑えられているので、1日何回も取引したいという方には向いているのではないかと思います。1回の取引ごとに支払うタイプも他の証券会社にひけをとりません。

投信のノーロード(購入手数料不要)の扱い本数も業界NO1と謳われており、実際531本が登録されています。投信についても、このような扱いがあるので、初心者の方には、ハードルが下がるのではないかと思います。

取引画面の使いやすさ・見やすさ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
初心者の方にとって、取引を行うこと自体、ストレスのかかるものです。それゆえ、画面で入力していくときは、明快であってほしいです。また、誤発注を防ぐためにも、画面の使いやすさは重要です。

注文画面はいたってシンプルですが、直感的に入力できる形になっているので、初心者の方でも使いやすいと思います。株取引では、指値、成行き、逆指値が同一画面で切り替えが不要なのも個人的には煩雑さがなく良いと思います。

また、手入力だけでなく、矢印ボタンで株数や価格を入力できるので、打ち間違いを少なくすることができ、非常に親切であると感じます。

FXの取引画面では、指値の場合で、不利となる可能性のある注文であると、その警告をしてくれるのも、誤発注防止という意味でも安心です。

情報サービス4.0 4.0

なぜ初心者にとって重要か
従来の証券会社のように、アドバイスをもらえない以上、購入する商品を決める際、より多くの情報があった方が参考になります。 また、経済解説などが充実していれば、その後の勉強という意味でも、有用です。ニュースに限らず多くのレポートが提供されている方が、わかりやすく書かれている分、知識が増えると思います。

株式新聞やロイターのニュースは無料で配信されるのはもちろん、日経や為替動向など多くのレポートが掲載されています。株式や投信、テクニカル分析の基礎講座など、初心者が投資を学ぶことに重点を置いたレポートも多く掲載されているので、これを読むだけでも十分勉強になります。

株取引の分析ツールであるHYPER SBIが完全無料であれば、文句なしですが、月1回取引が必要など条件があるので、この部分が残念なところです。これを使わなくとも、WEB上のチャートで十分な移動平均曲線やボリンジャーバンドなどの解析は可能です。

取扱商品の多さ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
取扱い商品が多ければ、初心者の方でも選びやすい商品も必然と増えると考えるからです。また、投信や債券であれば、こういうものに投資してみたいと考えているものに出合いやすい一面もあると思います。多すぎて、何を選んでよいかわからなくなるというデメリットもあります。

扱っている商品は、株、先物、投信、債券のほか、FX、EFT、ワラント、などネット証券の中でも充実しています。個々でみても、1株からの購入が可能であったり、手数料無料の投信の数の多さや500円からの積立投信ができたり、FXも1000通貨単位から購入可能と、商品設計という面でも多彩であり、かつ、敷居が低く手の出しやすいものも多く扱っているという点で非常に薦められると思います。

ラインナップは書いた通り揃っているので、投資が面白くなってきて、幅を広げたいという時に、1つの口座でいろいろなものに手を出せるのも薦められる点です。

初心者へのアドバイス

そのほかに初心者におすすめのネット証券会社はありますか?

他のおすすめのネット証券会社
    • 楽天証券

楽天証券は、手数料や使い勝手の面では、SBI証券とほぼ同等ですし、商品数もSBI証券には劣りますが十分なラインナップです。

これに加え、楽天証券では、保有している銘柄の管理画面がよく作りこまれているので、この点は使いやすいと思います。また、各社のIR情報がPDFの形で閲覧できるので、業績をチェックするときなどは重宝できます。

口座はいくつ開設するべきですか?

2つか3つあると便利です。債券や投信は証券会社によって扱うものが異なるので、2つ持っておくと、商品選択の幅が広がると思います。

また、システムも合う合わないがあると思うので、私の場合、債券、投信はSBI証券をよく使っていましたが、FXは別の会社の方が使い勝手がよく、使い分けをしていました。

口座にはいくら入金するべきですか?

もちろん、余裕資金がどれくらいあるかによりますが、20,30万円くらいを入金してはいかがでしょうか?私自身、当初は、10万円単位で債券や投信を買っていました。株となると、10万円で買えるものばかりではないので、20,30万円くらいあると、選択肢が増えると思います。

どんな銘柄にするべきですか?

まずは、業績が好調あるいは安定している有名企業を当たっていけばよいと思います。ただし、値動きが激しい会社だと始めの内は値動きが気になって仕事に集中できないなんてこともありますので、値動きがあまり激しくない会社の方が、精神的には楽だと思います。

そういう意味でも、株価の値上がり期待よりも、高配当や優待によるインカムゲイン狙いで、銘柄を選ぶのも1つの手です。値動きが少ないと面白くないと思う人もいるかもしれませんが、優待を楽しむというのも株式投資の1つの楽しみ方だと思います。私自身も当初はもちろん、いまだ優良小型株中心です。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

まずは、注文方法や取引画面に表示されている内容を理解できるようになる。これが早道だと思います。操作方法や用語解説はどのサイトにもあると思いますので。

そうすれば、おのずと引け成りの引けとは何かとか、ストップ高/ストップ安とか配当落ち日とか基礎的な知識が増えていくと思います。

チャートの読み方などテクニカルは、別途ネットや本で調べればよいと思います。

取引する上で注意することは何ですか?

ニュースなどで話題になって、株価が急上昇という場面で容易に飛びつかないことです。もちろんそれで、利益が出るときは出るのですが、高値掴みしただけで、気が付けば赤字ということも多々あります。

材料もないのに株価が高騰することもあるので、騰がっているのが本当の成長なのか、一時のものなのか、判断は至難の業ですが、購入するときはよく考えたいものです。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

もともと、運用を考える中で証券会社の口座を作り、債券、投信、FXとやっていました。株や敷居が高い感じがしていたのですが、勉強も兼ねて少しやってみようと思い、10万ほどで買える株を買ってみたのが最初のきっかけです。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

株で利益を出すのは難しいのではないかむしろ大きく損をするのではないかという不安がありました。実際、調べていくと、年間通じて大きく変動しない銘柄もあり、配当もよいところでは3%以上と債券よりも利回りが良いことがわかり、インカムゲイン狙いであれば、安定して収益が上がるのではないかと考え、株を始めることにしました。

株取引の魅力は何ですか?

銘柄を検索していくと、多くの会社に出会えること、ここぞという会社に出会えればその会社を株主として応援できることだと思います。株取引をしていなければ知ることもなかった優良中企業もたくさん知りましたし、その中で、株主となって、成長していくのを見届けられるのも株取引の魅力だと思います。

収益を上げる手段とみるのも確かですが、テクニカルだけでなく、事業内容や理念をみてこの会社ならというところに投資するのもありだと思います。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

売るタイミングが悪かった(もう少し我慢すれば損は出なかったとか、もっと儲けが増えた)ということはままあります。底で買って、天井で売るということはできないので、勉強の1つだと思っています。そのあたりの感性がもっと磨かければ、もっと儲けることもできると思います。

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