総合満足度 取引コスト 取引画面 情報サービス 取扱商品
5.05.0 5.0 5.0 5.0 5.0
良かった点
手数料が安い
不満な点
投資相談が難しい
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公開日:2015/08/20

総合満足度5.0 5.0

吉野 薫さん(女性・40代・福岡・会社員)
株式投資歴
  • 23年(1992年5月〜現在) 
    • 中級者
     *投資スタイル:
    • 長期投資
今まで出した利益
  • 利益と損失トントン
*直近1年での利益:
  • 利益と損失トントン
利用期間
  • 10年(2005年5月〜現在) *2015年4月現在
利用経験のあるその他のネット証券
  • 大和証券

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

有価証券(株式等)に投資してみたいと思ったら、まずは口座開設をするのが良いと思う。ネットから簡単申込可能で24時間対応してくれる。今流行りのNISA口座、FX口座なども一緒に申し込めるSBI証券が便利なのでお勧めです。

他社もそこまではだいたいカバーしているが、SBI証券の場合は住信SBIネット銀行にも同時申し込みが出来るのが特徴であり、大変優れた点だと思います。

金利より、ATM手数料が高い時代。近所のコンビニATMで24時間いつでも何度でも無料なのはとてもありがたいからです。

口座管理手数料が無条件で無料なのもおすすめです。例えば大和証券では、口座管理手数料(国内株式)の場合、1,620円がかかります。これはサービス追加の手続きで無料になるが、SBI証券の場合はそのような面倒がないのです。つい設定しそこねてお金を取られた、と言うようにことがないのです。

申込に際して良くない点は、新規口座開設を入力する2画面目になるのだが、各種規約類の提示があって、内容を確認することになります。ところがこれがとても見にくくて、面倒なのです。

この手の規約はもともと読むのが面倒に出来ているものだが、SBI証券の場合はスクロールできる窓の大きさが固定されていて幅が狭くてちまちまとスクロールさせないと読めず一度に全文表示して読んでいくと言うようなことが出来ないのです。

この手の口座を開設するとき、「本人限定郵便」での受け取りを迫られることがよくあります。しかし忙しい人にとってこれは大変です。SBI証券では手間が少々かかるが、普通の郵便でも口座開設ができます。あらかじめ選択することができるので、これは利点だと思います。

あとは、本人確認書類の準備ですが、これは各社共通で「運転免許証」「住民票の写し」「各種年金手帳」「各種健康保険証」「印鑑証明書」「在留カードまたは特別永住者証明書」などです。

家族の口座を最近開設しましたが、3分もかからずとても楽にできました。

SBI証券を選んだ決め手は?

私が開設したころはまだネット証券もすくなく、既存の証券会社ではインターネットでの取引は出来ませんでした。だから、決め手と言えば「インターネットで取引できる」ということに尽きました。

インターネットだとなにが良いのかと言うと、いつでもどこでも自分の好きな時間に目当ての株の状況、例えば値動きの様子や板の具合とかをみて、即座に注文が入れられるという点です。

信用取引口座の開設も比較的容易で、便利に使えます。ネット証券だから、という不安はありませんでした。

かえって既存証券会社のようにいろいろと電話が来たりしないのがよいです。

他のネット証券と比較・検討しましたか?

口座開設時には比較できるネット証券はありませんでした。
(口座開設は2005年としていますが、それは現存する資料で確認できている最古の取引年月であり、開設はさらに昔のことです。)

SBI証券の不満な点をお聞かせください。

投資相談が満足できないかもしれない。
一応全国に複数のSBIマネープラザという店舗があって、相談は出来るようになっているが、カバーしきれない部分はあると思う。カスタマーセンター(電話でのコールセンター)では投資相談は受けてもらえない。

ネット証券はたいていそうなのだが、従来からあるリアル店舗の証券会社は投資相談を受けてくるので、相談しながらやりたい人には向かないかもしれない。

手数料・取引コスト5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
株の取引でかかるコストは税金と手数料、信用取引の場合の利息です。 コストを最低限に抑えることが利益の最大化につながります。

初心者の方はまずは取引をしてみようかな?と考えている場合が多く、実績があるわけではないので、将来にわたって、継続的に頻繁に取引はしないかもしれません。一日に何回取引するとよいのかもつかめていません。
取り引きしなくても手数料がかからない(主に口座管理手数料)、一回きりでも手数料が安いところを選ぶのが賢明だと思います。

手数料が安ければ、少しの値動きでも利ザヤがたくさん取れることを意味します。

慣れてきたとき、一回いくらではなく一日いくらの手数料でトータルで安く上げることが出来るところを選んでおくのも大事です。

また、信用取引も活用すれば大変便利で、また収益にも貢献します。その際の適用利率も低いところを選ばないといけません。コストがかかると利ザヤが減ります。

SBI証券は管理料無料、手数料の安さ業界№1、信用取引利用時の金利が年利2.8%から3.09%と安くお勧めできます。

取引画面の使いやすさ・見やすさ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
株取引は時間との勝負!ということがよくあります。 画面が使いにくかったり、見づらかったりすると、まごまごしてチャンスを逃すかもしれません。

毎日何度も取引をするなら、慣れるかもしれませんが、だいたいは夜間にまとめて注文したり、たまに取引をしたりだと思います。たまに取引をする場合でも使いやすい画面でないとストレスがかかります。

よく使う画面がすぐ選択できるとか、画面を見ればだいたいどこを選べば目的の画面にいけるかとかは大事です。いちいち調べないといけないとか、これだろうな?を繰り返してやっとたどり着くとかだとイライラします。

また目的の画面にたどり着いた後の入力もストレスなく簡単に入力できることは大事な要素です。

株の場合、発注する単位数が株によって違います。これを間違えると大変なことになります。注文できる値段の上限、下限も決まっています。入力するときにそれらが表示されるので間違わずに対応できます。株取引は注文タイミングの順番に成約します。素早く入力出来ることも大事なポイントになります。

口座にいくら残高があるかな?とか買付余力はいくらかな?とか持ち株の損益の状況が一目でわかる「口座管理画面」も便利で使い勝手がいいです。

大和証券であれば、トータルの金額はわかりますが、保有株式の一覧を開けないと保有株式の個別の損益状況がわからなかったり、信用取引はまた別の画面だったりします。

情報サービス5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
どの銘柄を選ぶか。ここが収益の決め手になります。

株取引を始めようと思ったきっかけは人さまざまです。
収益を追い求めたい。
株主優待を楽しみたい。
こつこつと積み立てて資産形成をしたいなど。
自分に合った情報の提供がなされるかどうかや、総合的な判断がとっさに出来るだけの情報の提供があるかどうかは大事です。

まずは本日の状況を把握するためのマーケットの状況を見るのですが、一覧で並んで表示されるので見やすいです。

ランキングからはよく見る、本日の値上がり、値下がり銘柄のランキングの他、業種別値上がり、値下がり。出来高、、売上代金上位などが手に取るようにわかります。特筆すべきは業種ごとにさらに銘柄順にランキングがでることです。

ニュースや、経済カレンダーも今日の取引を考えるうえで重要ですが、これらも充実しています。
ディトレードをする時などは「朝イチ情報」も参考になります。じっくり銘柄を選びたい、なにかいいものはないかな?と考えることも多いでしょう。

そのようなときに参考になる12ものレポート群が25種類もあります。うち、国内銘柄に関するものは7種あり、とても参考になります。

銘柄を選択すると、最新の四季報の内容が確認できるほか、財務状況、クォンツリサーチ社の分析結果などがでています。その他お知らせとしてはSBI証券からは電子メールで「今月の株主優待」情報が来ます。

どれも手軽に利用できて、すべて無料で利用できて、しっかりと情報が手に入るので助かります。

取扱商品の多さ5.0 5.0

なぜ初心者にとって重要か
最初は国内株式だけを取引していたとしても、慣れてくればいろいろな商品を取引したくなることも多いもの。あらかじめ取扱商品の多い証券会社を選んでおけば、やりたいことが出来たとき、また改めて別の証券会社と取引しなくても済みます。

国内では、現物、信用取引が出来るほか、IPO、ETF、REITの取り扱いがあります。外国株式は米国の他、中国、韓国、ベトナム、シンガポールなど9か国の取り扱いがあります。投信、債券、FX、先物・オプション、ワラントと幅広く取り扱いがあります。

もちろん、新規口座開設をして、国内現物株取引が出来る状態になっていても、商品ごとに追加申し込みが必要ですが、オンラインで簡単に追加できるので「やってみたいな」と思った時にいつでも簡単に取引を開始することが出来ます。

国内株式の状況があまりよくないときなどはFXをやってみるとか、外国株式にも投資してポートフォリオを組むとかいろいろと対応することが可能なのは大事なことだと思います。

初心者へのアドバイス

そのほかに初心者におすすめのネット証券会社はありますか?

他のおすすめのネット証券会社
    • 大和証券

日経テレコンが無料で利用できるのは大変ありがたく、魅力的なポイントだと思います。個別銘柄の分析についても詳しく載っています。

株取引は銘柄の選定がすべての基本なので、選定前にいろいろな情報を多角的に出来るだけ多く集めた方が有利です。

取り引きをするのはSBI証券だけ利用するとしても、もう一社くらい口座開設だけはしておき、情報収集に活用するのが良いと考えられます。

その2社目を選ぶとき、ネツト専業の証券会社を1社目にするなら、できれば昔ながらの店頭で応対していた証券会社を選んだ方がよいと思います。好き好きですが、どこも長年電話や対面で営業してきたノウハウの蓄積があるからです。ここの部分はネットの証券会社にはないものだと思います。

口座はいくつ開設するべきですか?

もともと、古いので、ネット証券ではなく既存の大和証券の口座を持っていました。
インターネットを利用するようになって、SBI証券の口座を開設し、その後大和証券もインターネットから利用するようにしました。

証券会社毎に提供してくれる情報が若干違うので、両方から情報を集めて比較検討しています。もし出来るならば、2社くらい口座開設をした方がよいと思います。

口座にはいくら入金するべきですか?

その人その人によって、入金するとよい金額は異なりますが、まずは手元になくても困らない資金がいくらなのかが基本になります。向こう3か月とか半年くらいは絶対いらないよね、というお金が上限になると思います。

とりあえず10万位からでも株は買えるので、少ない金額でもぜんぜん問題ないと思います。私は最初に200万円からスタートしました。

どんな銘柄にするべきですか?

何が目的であるかで銘柄選びは全然違ってきます。
ディトレードとかですと、値動きが軽い銘柄でないとダメですし、長期保有であれば「安定性」を買う場合もあるし、「将来性」を買う場合もあります。どのくらいの収益が上がれば満足なのかでも、違ってくると思います。

株主優待が目当てであれば、自分が欲しいというものをくれる企業を選ぶことになります。

初心者はどのように勉強すればよいですか?

ネット証券の各社のどれがいいのかは個人の好みの問題が強い気がします。

まずは各社のサイトをみて、特にQ&Aを軽くみるといいと思います。Q&Aが分かりにくい会社は、何事においても顧客目線で対応してくれないところが多いので、やめた方がいいです。

よくわからないな、と感じるところが多い会社とかはあなたにあっていないと思います。

取引する上で注意することは何ですか?

国内株式でも外国株式でもそうですが、経営状態を財務諸表等からある程度把握できないとまずいのかな?と私は思います。もちろんディトレードとかで財務内容が物凄くひどいのがわかっていて買う人もいますが、初心者の方にはあまりお勧めできません。

この銘柄がよさそうだなと思ったら、少なくともその会社のサイトくらいは見ておくといいと思います。

銘柄を購入した後については、もし値下がりしたらどのくらいまで下がったら見きって売るかは考えておいた方がいいです。

現物はほったらかしておけばそのうち戻ることもままありますが、信用取引の場合は期日もありますし、無期限の信用取引であっても、期間が長引けばそれだけ利息がかかって儲けることが難しくなります。

ネット証券 全般 Q&A

どのようなきっかけで株取引を始めようと思いましたか?

結婚するまでは、結婚する相手によって現金が必要になることもあるだろうということで、流動性のある預金かMRFでしか運用していませんでした。結婚したら当面資金需要がないので、利回りを考えて国内株取引を開始しました。

株取引を始める前、どんな不安がありましたか?

株価は上下するので、元本割れするかもしれないという不安はありました。しかし銘柄選択を十分考えて慎重に運用すればそこそこ収益があげられると考えました。倒産というか上場廃止すると株式は無価値になるので、財務内容だけはちゃんとチェックして取り組むように心がけました。

どのようなトレードスタイル、投資法で株取引を行っていますか?

現在は株主優待を中心に取り組んでいます。株中心の投資から別の方面の投資に主軸を移したので、SBI証券には200万程度しか残高はないので基本的には放置です。

良く利用する飲食店や、食べたい果物、飲料や食品類を貰える会社とか、配当率がよい会社を中心に投資しています。

株取引の魅力は何ですか?

うまくタイミングをつかめば少ない資金でも多額の利益を上げられます。一日の数回の取引で何万円も手にはいるのは株とFXくらいのものではないでしょうか。上がったり下がったりするので、ハラハラドキドキできます。自分の予測が当たれば嬉しいです。

経済ニュースに敏感になり、政治、国際情勢、景気の状況が気になるようになります。

視野が広がるし、話題も少し増えると思います。意外と株取引をしている人が身近に多かったので、話が弾んで助かる場面もありました。

配当金が意外とたくさん来ます。投資額によりますが、年間50万とか来てましたので、ちょっとしたお小遣いが増えた気分でした。株主優待が次々来ると、プレゼントをいっぱいもらえている気がして嬉しくなります。

株取引を始めてから今まで、一瞬でも後悔したことはありますか?

信用取引で、現物と同じ感覚で取引してしまい、最終的に1000万円くらいの損失を出してしまったのが大層悔やまれます。

株価は下がり始めると早いので、まずいと思ったらさっさと見きって損を確定させることは非常に大切だと思います。

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