• 業界大手で知名度が高い
• 自分が希望する特定の分野の求人が多い・多そう
• アドバイザーの対応が早い・フットワークが軽かった

この人材紹介会社を最初に選んだ理由は、まず知名度が高かったからです。知名度の高さは従業員の質の高さやシステムの整備状況につながると思っていました。

転職活動はただでさえ根気のいることですので、事務的なことはスムーズに進められて、キャリアアドバイザーが人と人を繋げるプロフェッショナルであることを求めていました。

次に、興味の持てる求人が多かったことです。クリエイティブ関連の業種、職種で探しており、他にも専門的な人材紹介会社もありましたが、十分な求人数があったため安定感のあるDODAに決めました。

リクルートエージェントを検討しましたが実際には登録面談をしませんでした。

まず求人情報を見て、受けてみたいと思う企業がある上で、個人で応募してもよいしエージェントを介してもよいのが理想でしたが、リクルートエージェントは登録して担当エージェントを介して求人の紹介、斡旋を行う方式をとっているようだったため候補から外しました。

どの分野の求人においても圧倒的な求人数であることと、キャイアアドバイザーからの非常に細やかな連絡体制が強みだと思います。

業種に精通したアドバイザーを多数抱えていますので、業務の話もしやすく、「通じない」ということがないです。

他の人材紹介会社のエージェントとは面談をしていないため分かり兼ねる部分もありますが、まずは質の高い求人を日々更新し、求人への興味を引いてからその案件担当のエージェントがつくという制度が、エージェントに対するブロックやハードルを低くしていると思います。

マーケティング、クリエイティブ業界に属しており、以前は個人の小さな事務所でジャンル問わずあらゆる業務をこなしていました。

しかしキャリアの形成を考えてクリエイティブを強化したいと思ったために専門性のある仕事を求めて転職活動を始めました。将来的に独立をすることを視野に入れての転職です。

今まで利用した経験がなく、会社選びも今後のキャリアについても自分自身の考えに固執していましたが、それで失敗した経験が何度もありました。

例えば、「とりあえず安定していそうでやりたいことに近い仕事ができる可能性のある会社」とか、「こういうスキルが身についていれば将来的に収入が上がりそうだから営業系で」など、漠然としていて行き当たりばったりな会社選びをしておりました。

今考えれば稚拙で恥ずかしい話ですが、それを繰り返していては何の成長もないと考えるようになり、客観的な第三者の視点、キャリアコンサルタントのプロの目に頼ってみることも必要だと思い人材紹介会社の利用に踏み切りました。

何をするか、何になりたいかということではなく、どのようなライフスタイルを実現させたいのかという視点から、会社、あるいは雇用形態を選ぶことをアドバイスしてくれたことが非常に役立っています。

自身はどうしても無理にやりたいことを実現しようとして挫折することが多かったため、自分にとってはそのアドバイスでかなりはっと気づくことがあり、その客観的で鋭い視点に感謝しています。

そのアドバイスを得て、自分を大きく見せることをやめて、本当にできることだけをできると言い、自分ではバカにしていたような小さなことでも履歴書に書いてみることなどを心がけるようになりました。

どの人材紹介会社にしても、キャリアコンサルタント、あるいはアドバイザーとの相性が転職の成否を左右すると思います。

もし、少しでも「あれ、なんかしっくりこないな」と思ったならば、遠慮せずに担当を変えてもらう、あるいは違う人材紹介会社に行ってみるという転換が必要です。

大切なあなた自身のキャリア、そして未来のライフスタイルを決める仕事選びですから、とにかく一緒に探す人には妥協をすべきではないでしょう。

諦めずに探せば、必ず信頼感が築けるアドバイザーに出会えると思います。そのような方に出会えれば、決して無理に合わない会社の求人を勧めることも、その人材紹介会社の枠でしか紹介できない求人を押し付けることもないでしょう。

自分自身でいつも決めてしまいがちな人に強くお勧めします。プロの客観的な視点は、時に大きなパラダイムシフトを起こしてくれますし、冷静に判断し、選択する余地があります。

人に頼るのが苦手な人ほど、人材紹介会社のシステムを大いに利用すべきだと思います。

会社は人と人とを繋げる場所ですので、自分の世界の「これがやれないとだめだ、あれができないならだめだ」というこだわりを一旦捨てるきっかけになると思います。